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起き抜けのどんよりくすみもカバー。美容のプロが2024年下半期のベスコスと予想を立てる化粧下地とは?

遠藤幸子美容研究家/美容ライター
美容のプロが2024年下半期のベスコスと予想を立てる化粧下地とは?

お付き合いいただき、ありがとうございます。エイジング美容研究家・美容ライター遠藤幸子です。

遠藤幸子の活動実績は、こちら

今回は、ノーファンデ主義の美容のプロである筆者が、頼りにする化粧下地を紹介します。

ノーファンデ主義が化粧下地に求めることとは?

美肌を目指すなら厳選いたい化粧下地
美肌を目指すなら厳選いたい化粧下地

本題に入る前に、ノーファンデ主義の筆者が化粧下地に求めることについてお話ししておきたいと思います。

ファンデを使わずに美肌に仕上げるためには、日頃のスキンケアが重要であることに加え、化粧下地とコンシーラー選びが非常に重要になります。

つまり、メイクで美肌に仕上げるには化粧下地とコンシーラーの腕にかかっているからです。

化粧下地はくすみを払拭しつつ、ほどよいツヤを宿す仕上がりになるものが必要だと考えています。

ほどよいツヤとしたのは、あまりにパール感が強いと、毛穴や小じわを悪目立ちさせる可能性が高くなり、ナチュラルメイクに仕上げたいからです。

また、美しい仕上がりが続くものであることも化粧下地を選ぶ上で大事なポイント。夏の使用でも見苦しく崩れることがないものを選んでいます。

ちなみに、コンシーラーは厚塗り感が出ずに、クマや肝斑、シミ、くすみをカバーでき、仕上がりがナチュラルなものであることが外せません。

筆者が2024年下半期のベスコスと予想を立てる化粧下地とは?

先にお話しした化粧下地に求めることを基準に、日頃厳選された化粧下地を使用しています。

現在のスタメンは、4つ。その日の肌状態や気分、目的によって使い分けています。詳しくは、筆者のInstagramで紹介しています。

2024年のマイベスト化粧下地
2024年のマイベスト化粧下地

ファンデをほとんど使わない分、化粧下地にはある程度投資することを厭わないので、デパコスの愛用率が高いです。

そんな筆者が2024年下半期、自分だけでなく、各美容誌やファッション誌でもおそらくベスコスのランキングに入ってくるだろうと予想を立てている商品があります。

それが、NARS ライトリフレクティング トーンアップヴェール(SPF27/PA++

30mL/税込価格6,380円)。

NARSといえばブラックのパッケージが印象的だが、白なのが斬新。
NARSといえばブラックのパッケージが印象的だが、白なのが斬新。

2024年7月12日に発売されて以来、口コミサイトのアットコスメのランキングでも上位につけています。

NARS ライトリフレクティング トーンアップヴェールってどんな商品?

ポンプ式で、必要量取り出しやすい。
ポンプ式で、必要量取り出しやすい。

NARS史上初となるトーンアップタイプの化粧下地。くすみを補正しながら肌を整え、美しいメイクが長時間(※)続きます。

※24時間化粧持ち(ヨレ)データ取得済。(仕上がりには個人差がある)

どのくらいトーンアップするのか、どのくらいのツヤが出るのか気になるところでしょう。

光沢を放つパールとゴールデンパールを独自にブレンドしているのですが、2種のパールが織り成すツヤ感はナチュラルなのに光をやわらかく拡散するからギラギラ感はなし。素肌感を残した美しい仕上がりになると感じています。

くすみをカバーする効果は高めと感じますが、ワントーンよりももう少し明るい肌に整えます。色は、赤みを抑えたピンクベージュです。

のびやかなテクスチャーで、ムラにならずに塗布できる。
のびやかなテクスチャーで、ムラにならずに塗布できる。

筆者は明るい肌色で、ブランドによっては最も明るい色のファンデがしっくりきます。

そのため白浮きすることはありませんが、標準色よりも暗めの肌色の方はもしかしたら少し白浮きしてしまうかもしれません。(画像の筆者の腕は少し日焼けしています。)

サンプルなどでお試しの上、購入されることをおすすめします。

保湿効果も高めなので、ツヤ感との相乗効果もあって肌に透明感を与える印象もあります。

起き抜けのくすみが気になるときには必ず使用しているのですが、どんよりくすみをカバーし、ワンランク上の明るい肌に整えてくれると感じています。

また、乾燥肌の筆者はメイクのり、化粧もちについても満足しています。

※コスメの使用感には個人差があります。

このほか、成分の70%以上をスキンケア成分で構成し、空気中のちりやほこりから肌を守る効果も。

加えて、肌の潤いを保つことでバリア機能もサポート。肌質を問わず使える仕様も魅力的です。

くすみもクマも肝斑も気になる!47歳の肌をどこまでカバーできるのか

筆者の肌悩みは、目の下の頑固なクマ、くすみ、頬にうっすら浮かぶ肝斑。

これらを化粧下地でカバーするのは至難の業ですが、ある程度カバーできなければノーファンデ主義には不向きと日頃手を伸ばしません。

そういった厳しい目を持って、その仕上がりをチェック!

画像左がすっぴんの目の下にNARSをのせた状態。右が塗布した状態。
画像左がすっぴんの目の下にNARSをのせた状態。右が塗布した状態。

上の画像を撮影した日の肌のコンディションは、どんよりくすみとはいかないものの、くすみがかなり気になる状態でした。

1.5プッシュ手に取り、目の下から顔の外側に向かって塗り広げたのが右の画像ですが、くすみがカバーされ、明るさと美しいツヤ、透明感が出ています。

毛穴もツヤの効果かすっぴんよりも目立たない印象です。

このくらい化粧下地で肌悩みをカバーできると、コンシーラーとフェイスパウダーのみで済むと筆者は考えています。

また、ナチュラルメイクを好むことから専らノーファンデで過ごしています。

まとめ

コスメを使用して感じる効果や仕上がりへの感想は、人によって当然のことながら異なります。

けれど、NARS ライトリフレクティング トーンアップヴェールは、40代には嬉しいスペックを兼ね備え、トーンアップしながら美肌を演出してくれる化粧下地と筆者は感じています。

参考にしていただけますと幸いです。

美容研究家/美容ライター

アットコスメ編集部の公認のビューティストに認定されたのを足掛かりに、2014年よりエイジング美容研究家・美容ライターとして活動を開始。スキンケア・アンチエイジング両アドバイザーの資格を保持し、All About化粧品・コスメ ガイドも務める。雑誌や企業のウェブサイト、ウェブメディアなどにて美容記事の執筆・監修を行うほか、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、コスメブランドのインフォマーシャル、広告などにも出演。日本抗加齢医学会正会員。ゆらぎ世代とも言える40代が、楽しみながら年齢を重ねるための美のヒントを発信中。

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