100%を求めるあなたへ!「スライド消しゴム 図案柄」2種類の使い方が簡単に出来る新発想の構造です
文房具ブロガーの猪口フミヒロです。
最近では、書くことよりもより綺麗に消えることに重点を置いているのではないだろうかと思えてくるほど、僕の文房具ブログでも消しゴムの記事が好調です。皆さんの100%綺麗にそして完璧に消してしまいたいという欲望の現れかも知れないです。
さて、今日紹介する文房具は、Nakabayashi×Marumanの共同開発商品「スライド消しゴム 図案柄」です。このデザインは、皆さんご存知ですしょう。僕は、スケッチブックといえばこの柄を連想してしまうくらい、深く心に刻まれています。
まずは、この消しゴムの使い方をしっかり学んでいきましょう。そして、消すということに敏感なあなたに是非とも使っていただきたいので、ゆっくり話を進めていきたいです。この消しゴムの構造は、こだわるあなたのために作られているのです。
まずは、分解して構造を確認してみました
スリーの裏側には、このような解説が入っています。
とてもわかりやすい解説です。僕もそれをサポートするためにスリーブを抜いて分解してみました。この形を見ると一番わかりやすいのではないかと思います。1、が黒色部分です。2、が白色部分です。この大きさも形状も硬さも、それぞれの役割があります。
レールのような形状で結合しています
スライドのレール形状で結合しています。それを、スリーブでくるんでまとめています。このスライド形状は、抜けにくい形状に作り込んでありますので、使いやすいです。細部を狙って消す時だけ、この黒い部分を出現させて使うのが良いでしょう。
普段は引っ込めておいて、細部を消し込みしたい時にだけ出現させて使えば良いのです。確かに便利ですね。こういう構造の応用は、他の物にも使えそうです。もう一歩、文房具を楽しく使っていくためにも、こんな素敵なアイデアが次々出ると良いですね。
文房具売り場を覗いたら、なかなかのペースで売れておりました。嬉しいです。
使い方としては、簡単です。スリーブを境にして使いたいと思う方を押し込んでやるというシステムです。とっても簡単でしょ。これなら、ズボラな僕にでも使えそうです。是非是非、文房具屋さんでこんな不思議な構造を持った消しゴムを探してみてくださいね。
最後に、これは一体誰のデザインなの?
図案柄は、一体いつ誰がデザインしたのでしょう。ちょっと、この部分について調査してみました。これは、グラフィックデザイナーの奈良部恵三氏の持ち込みデザインであるということが、ナガサワ文具センターさんの調査で明らかになっています。
彼がまだ青山学院大学に在籍していた学生だった頃に考えだしたデザインなんだとか。すごいですね。濃い緑と黄色が交錯していて、Sketch Bookと手書き文字のようなロゴが特徴的です。彼は日本の民芸品に興味を持っており、その影響とちぎり絵の融合だったそうです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。読者の方々に感謝です。では!
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