【横須賀市】天空の神明社☆上町深田町内会・神明社氏子会・神明社氏子青年会の想いと笑顔に感激!
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いよいよ2024年もあと2日。
筆者は今年の元旦は地域の守り神である氏神様に初詣しました。
その数日後、導かれるように高台にある深田神明社と素敵な皆さまに出会えたのでご紹介します。
深田神明社
横須賀中央駅から徒歩10分のところに深田神明社があります。
うわまち銀座商店街がある通りから一本入った道を歩いていたところ、お正月飾りの標柱と奥に続く階段を見つけて、思わず引き込まれました。
標柱には「昭和二十年六月十日」と書かれています。
側面には「小泉又次郎」と書かれています。
後日、この地域の台深田町内会の方に伺うと、衆議院議員の小泉進次郎氏の曽祖父 小泉又次郎氏が奉納されたとのこと。
本殿は階段を上がったところにあります。
行ってみましょう!
柔らかい風を感じながら、上がっていきます。
本殿と狛犬が見えてきました。
振り返ると正面には横須賀市立図書館が見えますよ。
遠くまで見渡せる絶景に感激します。
珍しい狛犬
目をカッと開き、勇ましい表情で佇む狛犬は、邪気を祓い、神前を守護する意味があります。
深田神明社には珍しい子持ち狛犬が鎮座しています。
子どもの狛犬が親の狛犬と仲良く遊んでいるように見えて、なんだかほっこりしますね。
台座には美しい花も彫られています。
裏には明治44年に造られたと書かれていました。
108段の階段を上り切り、境内に到着しました。
木が生い茂り、木の葉や枝の隙間から差し込む日光は神聖な雰囲気です。
樹齢は何年でしょうか?大きな幹の立派な銀杏の木に圧倒されます。
深田台神明社と地域を守る神明社氏子会・神明社氏子青年会
深田神明社の祭神は大日霊貴神(おおひるめのむちのかみ)。
文献によると、もとは横須賀共済病院の脇にありましたが、明治16年に中央公園の背後の山が陸軍の砲台になるため、深田台に移設されたとのこと。
飾られている奉納幕は創業100年以上の祭礼衣装専門「みどり屋呉服店」に発注し、2021年に新調したもので、初詣と夏の例大祭の時だけ奉納されます。
お参りして、中を覗いてみると美しい神殿が見えました。
その脇には立派な宮神輿が保管されています。
宮神輿を復活
深田神明社やこの地域を守るのは神明社氏子会・神明社氏子青年会の皆さんです。
昔から受け継がれてきた宮神輿は、高齢化により昭和63年の祭りで最後になりました。
しかし「地域の人々が一緒になって神輿を担ぐ熱気と一体感」に感激した青年会の竹内恒明会長が氏子会や地域の若手有志、商店会青年部などに呼びかけ、2014年7月26日(土)の例大祭にて復活させました。
地域の温かさ
正月明けの7日(日)8時からは神明社境内でどんど焼きを実施、その後、上町深田町内会館にて餅つきを行いました。
昔ながらの石臼と杵で、蒸し立ての餅米をついていきます。
餅米の良い香りと「よいしょ!」と大きな掛け声が響きます。
子どもたちも重たい杵を持って餅つきに参加しています。
町内会館の中では、お餅に餡やきな粉をまぶしていますよ。
できたてのお餅は熱々です。
「おいしい!」と子どもたちは大喜びで頬張っていました。
その笑顔を見て、ふと筆者の子どもの頃も町内会の行事に参加したことを思い出しました。
つきたてのお餅の香り、柔らかさや美味しさは、子どもたちにとってかけがえのない思い出になることでしょう。
地域を見守る
上町第一地区社会福祉協議会会長 鈴木敏子さんにもお会いすることができました。
民生委員として、一人暮らしの高齢者の自宅を訪問するなど福祉活動や地域を守る活動を行なってきました。
神明社氏子会・神明社氏子青年会や上町深田町内会の皆さんにお会いして、伝統文化を守り続けることや幸せに暮らすことができる毎日は「想いと行動」によって実現していくのだと実感。
筆者自身も「目標に向かって行動しよう」と強く感じた令和6年の始まりでした。
令和7年はどんな年になるのでしょうか。どんな年にしたいですか?
新年が皆様にとって幸多き一年となりますようにお祈り申し上げます。
深田神明社 初詣のご案内
令和7年1月7日(火)午前8時~10時からどんど焼き
令和7年1月12日(日)11時〜、上町深田町内会館前で「餅つき」
また一緒に活動するメンバーも募集しています。
【神社と地域を守る活動に参加しませんか?】
30~40代のメンバーを中心に活動しています。
境内清掃:毎月第2(日)朝9時~10時
夜回りランニング:(土または日)夜9時~10時
※集合・解散はセブンイレブン前
※下記Facebookまたは上町深田町内会館へお問い合わせください
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★いよいよカウントダウン!