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天下一品vsマルちゃん正麺「カップラーメン濃厚鶏白湯」食べ比べしてみた

相場一花グルメライター

気になるカップラーメンを比較します。

ドロドロスープのラーメンといえば「天下一品」です。濃厚こってりの鶏がらスープはドロッとこってりしていながら、すっきりとした後味で一度食べたらやみつきになると言われています。

店舗ではドロドロラーメンとして不動の地位を築いている天下一品ですが、カップラーメンでも販売しています。口コミを調べてみると、こってり感はお店と比較して全くないですが、味はかなり美味しいとの高評価の傾向。

では天下一品カップラーメンに対抗できるライバルはないのかと探してみたところ、ファミリーマート限定でマルちゃん正麺から「濃厚鶏白湯味」が発売されていました。

天下一品とマルちゃん正麺の「濃厚鶏白湯味」を食べ比べしました。

天下一品vsマルちゃん正麺:パッケージ比較

カップを並べてみました。カップの大きさはマルちゃん正麺の方が少し大きいですね。

まずは天下一品から見ていきましょう。

原材料を見てみるとスープにはチキンエキスだけでなくポークエキスや粉末ポテトなどが使用されています。粉末ポテトがドロドロを生み出しているといわれていますね。

1食(134g)当たり492kcal。食塩相当量8.1g(めん・かやく3.0g、スープ5.1g)。

調味料は後入れスープと後入れ粉末の他にかやくが入っています。

ノンフライ麺で調理時間は4分です。

次にマルちゃん正麺をみていきます。

濃厚スープにこだわっているようです。

原材料を見てみるとチキンエキスは入っていますが粉末ポテトは入っていないですね。ドロドロになりそうな原材料もありませんでした。

1食(105g)当たり395kcal。食塩相当量は4.8g(めん・かやく1.7g、スープ3.1g)です。天下一品よりも量が少なくカロリー・食塩ともにヘルシーですね。

調味料はこちらも後入れ液体スープと粉末スープ。かやくが入っています。

ノンフライ麺で調理時間は5分です。

天下一品vsマルちゃん正麺:食べ比べ!

2商品の調理ができました。それでは食べ比べてみましょう。それではまずは天下一品から食べていきます。

ドロッとしたスープが特徴の天下一品のカップラーメン。本店と比較するとさらっとしていますが、カップラーメンとしては頑張っていると思います。

以前、ドロラ王を食べましたが、それよりもドロッとしていますね。味は鶏白湯といったらこれ!といいたくなるほど王道の味で濃厚な鶏出汁と口の中に絡みつく、ドロさ具合が癖になりそうでした。

プリッとした麺はツルツルした食感と細めの中太麺がスープとよく絡みあいます。プリッとしていますが、コシはそこまでは強くないのが特徴的ですね。

具材は少ししか入っておらず、おまけ程度でした。次にマルちゃん正麺を食べてみます。

天下一品よりもドロッとしておらず、多少トロミがある程度。味は鶏白湯というよりか鶏ガラスープのような味で、胡椒の香りが非常に強い。少しジャンキーな味ですが、これはこれで悪くないですね。塩分が低いためか、天下一品を食べた後、こちらを食べると薄く感じます。

それでは麺を食べてみましょう。天下一品よりも黄色くない麺は平打ち気味の形をしていて、ちぢれはほとんどありません。スープとの絡みはそれなりにあり、中華スープに入っている中華系の麺という印象を持ちました。コシはかなり強かったですよ。

最後に具材です。具材の肉団子はボロッと崩れますが、食べ応えがあります。具材は天下一品よりも充実しています。

天下一品はこってり・マルちゃん正麺はあっさり

同じ濃厚鶏白湯でも味は大きく異なりました。こってりとあっさりで分かりやすくわかれたので、気分や好みに応じて選んでみてくださいね。

ごちそうさまでした。

グルメライター

グルメライター。飲食チェーン店お持ち帰りメニュー年間100食以上食べ比べしている。話題のグルメからマニアックなグルメまで幅広く発信。地域スーパーやコンビニ、話題のショップなど雑多。複数メディアでグルメレポ発信中。

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