日本サッカー協会は10日、理事会を開催し、2015年のユニバーシアード大会に向けた指導スタッフの人事を決定した。

監督に就任するのは、明治大学の神川明彦氏。1966年7月9日生まれの47歳で、鎌倉高校、明治大学卒。2004年から明治大学サッカー部の指揮を執っている（1994年から2003年まで同コーチ）。明治大では長友佑都（インテル）や山田大記（磐田）といった選手を育て上げ、2009年には全日本大学サッカー選手権を制している。ユニバについては2003年大会でコーチを務め、銀メダルを獲得している。昨年、日本サッカー協会のS級ライセンスを取得し、代表監督の資格を得ていた。またコーチには桃山学院大学の松本直也氏、関西大学の島岡健太氏が就任する。田嶋副会長は「いずれも大変に優秀な人物だと聞いている」と語った。

次期ユニバ代表は現在の大学2年生、つまり主に1993年以降に生まれた“リオ五輪世代”が核となるチームであり、五輪代表に向けた人材発掘・強化の意味でも期待されるチームである。2015年ユニバーシアード大会は、韓国・光州にて開催される予定だ。