【秋田県大仙市】花火の街に魅せられて!関東から大曲に移住した店主が営む『プラスカフェ』とは?
朝ご飯もランチも昼呑みもOK!大曲駅隣接の人気カフェへGO!
大曲のテンションが、いつもと違う。
昨日、大曲駅前を歩いていてそう思った。いよいよ明日に迫った大仙市の超大型イベント『大曲の花火』。すでに駅前にはスーツケースを転がす方も多く見受けられ、明日の本番に向けて大曲は熱気ムンムンだ。
そんな賑わいを見せる「花火の街」に、一軒の人気カフェがある。そう、JR大曲駅隣接の『PLUS CAFE(プラスカフェ)』だ。
噂の駅カフェの扉を開けると、幅広い層のお客さんが思い思いの時間を過ごしていた。カフェといえば女性のお客さんが多いイメージだが、珈琲をお供にパソコンを操るスーツ姿の男性や、のんびりとランチを楽しむご高齢の大曲紳士の姿も。観光客も地元民も、みんなで仲良くプラスカフェ。そんな超駅チカの憩いの場で、今日は何を頼もうか。さっそく私は気になるメニューに手を伸ばした。
MENU(メニュー)
- ハムチーズトースト プレート:900円
- ピザトースト プレート:900円
- 牛すじカレー プレート:1,000円
- ガパオライス プレート:1,000円
- 十和田バラ焼き プレート:1,200円
まずはランチメニューを要チェック。人気の牛すじカレーに、秋田の魚醤「しょっつる」を使ったガパオライス、青森のご当地グルメ・十和田バラ焼きも気になるところ。そんな中私がチョイスしたのは、喫茶店に来ると無性に食べたくなるピザトースト。今回は温かいカフェラテと共に迎え入れよう。
『プラスカフェ』の特徴のひとつが、そのメニューの豊富さだ。珈琲やスイーツはもちろん、メニューブックにはクラフトビールや地酒の姿も。ちなみに9時から11時はドリンクを注文すると、もれなくハーフサイズのハムきゅうりトーストが付いてくる。
ちょっと遅めの朝ご飯にランチ、そして昼飲みまで網羅するオシャレカフェ。秋田では欠かせない調味料『味どうらくの里』に並ぶ万能さだ。
心躍るラテアートにも注目!大曲の愛されカフェで至福のランチタイム!
注目のピザトーストプレートとカフェラテが到着。こんがりと焼かれたトーストからチラ見えする具材たちが、私の食欲を大いに刺激する。そして噂のラテアートは、ちょっぴり飲むのが勿体ないレベルのハイクオリティだ。
注目のラテアートに心躍るカフェラテ。そのビジュアルもさることながら、味もグッドだ。エスプレッソのほど良い苦みと、それを優しく包み込むミルク感。暑い夏に冷房が効いた空間で、温かいカフェラテを楽しむ。しがないミドルエイジの小さな贅沢だ。
続いて隣のピザトーストに手を伸ばそう。ハムやピーマン、そしてトロットロのチーズ。サクッと香ばしいパンの中から、続々とピザオールスターズが顔を出す。トマトソースの酸味も心地よく、野菜の食感も良きアクセントに。コレは幅広い世代から愛されそうな一品だ。
そしてもうひとつ気に入ったのが、プレートの奥に待機していたこのナポリタン。彼は「おまけ」のクオリティではない。やや太めの麺はモチモチで、味付けも上品。麺の中に隠れているソーセージの存在も嬉しい。しっかりプロの味なんだけど、どこかホッとする。そんな「喫茶店のナポリタン」に仕上がっている。
地元民にも観光客にも重宝されているここ『プラスカフェ』は、大曲の花火に魅了され、関東から移住した女性店主が営んでいる。ちなみにこちらの店主は、社会人落語家・麹谷りんりんさんとしても活躍中。10月には『はなびアム』で、「おおまがり落語会」を開催予定のため、こちらも店舗インスタグラムで要チェックだ。
花火の街に魅せられ誕生した、大曲の愛されカフェ。台風が心配だったけど、無事に花火大会が開催できそうで良かったな。居心地の良い空間で、ピザトーストをモグモグ頬張りながら、こっそりとそんなことを思う私である。
【店舗情報】
PLUS CAFE(プラスカフェ) 大曲駅店
住所:秋田県大仙市大曲通町6-1 JR大曲駅西口構内
営業時間:平日9時~17時、土曜:10時30分~17時 ※大曲の花火当日(8/31)は9時~16時で営業予定
定休日:日曜日、祝日(臨時休業については店舗Instagramを確認下さい)
店舗Instagram(外部リンク)
※お問い合わせは、お店のInstagramからお願いします。