東京都心は61年ぶり観測史上2番目に暑いこどもの日に
61年前の真夏日以来の暑さに
5月5日、こどもの日のきょう、関東地方は上空に残る暖かな空気と強い日差しの影響で予想以上に気温が上がっており、各地で25℃以上の汗ばむ陽気となっています。
東京都心に関して言えば、朝の気象庁の予報では最高気温が24℃でしたが、午前9時前にはすでにこの気温を上回り、さらに上昇。
これを受け、気象庁の昼前の予報では27℃に上方修正されましたが、さらに上昇し、正午過ぎ(12時15分)には28.4℃と5月2日に記録した26.9℃を抜き、今年一番の暑さとなっています。
東京都心の28℃台は、7月上旬から中旬頃の暑さです。
5月5日のこどもの日に限定して調べてみると、観測のある1876年以降で最も暑かったのは1959年の31.0℃で、これはこどもの日に記録した唯一の真夏日となっているのはもちろん、東京都心の真夏日の最早記録(最も早い記録)でもあります。
きょう記録した28.4℃は1975年28.3℃とほぼ同じですが、気象的な記録上では、こどもの日としては1959年31.0℃以来、61年ぶり観測史上2番目の暑さということが出来ます。
季節外れの暑さや天気の急変、寒暖差に注意を
なお、東京都心を含む関東地方は、夕方から天気が一転、雨や雷雨となるおそれがあり、あす6日は冷たい北東の風と雨の影響できょうより10℃前後も大幅に下がる予想です。
あす6日の東京都心の最高気温は18℃程度の予想です。
緊急事態宣言下で、ステイホーム週間ではありますが、季節外れの暑さや天気の急変、寒暖差などで体調を崩さぬようご注意下さい。