「レンコンの穴の中が黒い」←「食べても大丈夫?」料理人の回答に…『新しい発見になった!』
こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!
皆さん、「レンコン」は好きですか?
なぜ、今時期にレンコンの話をするかというと…旬を迎えているからです!
レンコンの旬は秋〜冬(9月〜12月)。今がまさに、シャキシャキ感やホクホク感を楽しめる絶好のシーズンなのです!
でも、買ったばかりのレンコンをよく見てみると、『あ、穴の中が黒い』なんて経験はありませんか?『これって、食べても平気なの?』と不安になったことがある方もいるはず。そこで今回は、その疑問にお答えしながら、料理人ならではの視点で「黒くなる原因」や「食べても良いのかどうか」を詳しく解説していきたいと思います。
また、今日の内容を私の「Instagram」で発信し、感想のアンケートを取ったところ…96%が『新しい発見になった!』との回答を頂きました!
レンコンが大好きな人はぜひ最後までお付き合いください!!
今回の目次
- レンコンの黒さの正体は?
- 食べても大丈夫!
- レンコンの腐敗を見抜く方法
- まとめ
レンコンの黒さの正体は?
レンコンの黒さの正体は、「タンニン」という成分です。
タンニンは…ポリフェノールの一種で、空気中の酸素やレンコンに含まれる鉄分と反応して「酸化」する性質があります。
この酸化によって、レンコンの断面や穴の中が黒くなるのです。
特に、レンコンの穴の内側というのは、空気に触れる面積が多いため、この酸化反応が起こりやすい場所なのです!
食べても大丈夫!
皆さんが気になるのは、『これって食べても大丈夫なの?』という点ですよね?
結論から言うと…食べても全く問題ありません!
これは品質に影響を与えるものではなく、タンニンの酸化による自然な現象だからです。黒くなっている部分も、風味や食感にはほとんど違いがないため、安心して調理していただけます。
ちなみに、りんごが変色するのも同じ原理ですよ!
レンコンの腐敗を見抜く方法
ここまで読むと、『レンコンって色だけでは腐敗しているどうか判断しにくいんだな」と思った方も多いと思います。では、どうやって腐敗しているかを見極めればいいのでしょうか?コツは…「ニオイ」です!具体的に説明すると…
腐り始めたレンコンは、特有の「酸っぱい臭い」を発します!
新鮮なレンコンはほぼ無臭か、わずかに土っぽい香りがする程度ですが、腐敗が進むと明らかに違う酸っぱい匂いがしてきます。このニオイを感じたら、残念ながらそのレンコンは腐っている可能性が非常に高いです。
まとめ
- レンコンが黒くなるのは「タンニン」の酸化によるもの。
- 黒くなっているものは食べても問題なし!風味や食感に大きな違いはない。
- 腐敗のサインは「酸っぱい臭い」。新鮮なレンコンはほぼ無臭。
- 不安な場合は、触感や見た目も併せてチェックすることが大切。