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「包丁の錆止め」←「サラダ油を塗るのは間違い?」料理人の回答に…『もっと早く知りたかった!』

こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!

いきなりですが、皆さんは包丁を何本持っていますか?

料理をあまりしない方は便利な「三徳包丁」だけで十分かもしれませんが、よく料理をするという方は、「出刃包丁」や「柳刃包丁」など、用途に合わせて数本の包丁を揃えているのではないでしょうか。

しかし、どんなに高品質な包丁でも、日々の使い方やお手入れ次第で、その寿命や使い勝手が大きく変わってきます。特に包丁の「錆止め」に関しては、多くの方が悩むポイント。そして、「錆止め」に関してこんな噂を聞いたことはありませんか?

『包丁にサラダ油を塗っておけば大丈夫だよ〜!』

果たして、これは本当なのでしょうか?

今回の内容を事前に私の「Instagram」で発信し、読んだ方に感想アンケートを取ったところ…97%の方が『もっと早く知りたかった!』との回答を頂きました!

気になった方は、ぜひ最後までお付き合いください!

今回の目次

  1. 包丁が錆びる理由
  2. サラダ油を塗るのは間違い?
  3. プロが教える包丁の正しい保管方法
  4. まとめ

包丁が錆びる理由

今日の本題に入る前に、皆さんは包丁がなぜ錆びるのかご存知ですか?

包丁が錆びる主な原因は、「水」「空気中の酸素」です!

逆に言うと、このどちらかが無ければ、包丁が錆びることはほとんどありません。

錆びとは、金属、特に鉄の表面上で水と酸素が酸化することで生じる「化学反応」なのです。

サラダ油を塗るのは間違い?

では、今日の本題に入りましょう!

結論から言うと…オススメできません!

包丁の錆止めとして「サラダ油を塗っておけば大丈夫!」という話を耳にしたことがあるかもしれませんが、実はこれ、料理人としてはあまりオススメできない方法です。

確かに、サラダ油は一時的に包丁の表面をコーティングし、水分をはじく効果があります。しかし、サラダ油の大半は「乾性油」または「半乾性油」と呼ばれるもので、時間が経つにつれて乾いてベタつきが生じやすいという性質を持っています。

また、サラダ油自体も空気に触れることで酸化しやすくなります。酸化した油は包丁の表面にくっつき、それが逆に錆の原因となることもあるのです。

プロが教える包丁の正しい保管方法

では、包丁を錆びから守るためにどのような方法が良いのでしょうか?まず、最も効果的なのは専用の「刃物用油」を使用することです。

『ええ…刃物用油を買わないといけないのかよ(泣)』と思った方もいるでしょう!

そんな方は、「新聞紙」を使って下さい!

どのように使えばいいのかと言うと…

包丁を綺麗に洗ったあと、そのまま包丁差しにしまうのではなく、新聞紙で包んで保管するだけです!新聞紙には通気性があり、適度な吸湿性も備わっているので、包丁を湿気から守るのに非常に効果的です。さらに、新聞紙にはインクの油分が含まれており、刃の表面に薄い油膜を作ることで錆びにくくする効果も期待できます。

ポイントとしては…刃の部分がしっかりと覆われるように丁寧に包むこと!

まとめ

  • 包丁が錆びる原因は「水」と「空気中の酸素」
  • サラダ油を塗るのはオススメできない!
  • 塗るなら、「刃物用油」が効果的
  • 刃物用油を買うのが面倒臭い方は「新聞紙」で包む

最後まで、ご愛読ありがとうございます。
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料理人の視点から、日々の食卓に役立つ「コツ」や「食材の扱い方」をお届けしています。旬の食材を無駄なく美味しく使い切るアイデアや、プロならではの保存方法など、皆さんのキッチンで活用できる情報をわかりやすく解説!【保有資格】調理師免許(国家資格)・食品技術管理専門士・フードコーディネーター

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