【都城市】鉄道が走っていた道を歩いてみたら四季を感じて楽しかった!【志布志ウェルネスロード】
こんにちは、ベーグル犬885です。
本日はスポーツの日。1日晴れると良いのですが…。さあどちらに出かけますか?
朝晩は過ごしやすくなりましたが、昼は暖かく桜も狂い咲きするほど…。
筆者は先日食べに行ったスパイシーカレー然の近くにあった志布志ウェルネスロードにウォーキング&サイクリングに行きました。
廃線跡を利用したウォーキングコースは全国にあるようですが、こんな身近にありながら歩いたことはありませんでした。
甲斐元の鉄道記念公演に駐車してスタート
最初は自転車で行ってみました。
近隣の方々やわざわざ車で来る方々など多くの方々に親しまれているようですね。昼間は年配のカップルやお友達同士でウォーキングしている方が目立ちました。
鉄道記念公園
志布志線(しぶしせん)は、かつて宮崎県都城市の西都城駅から鹿児島県曽於郡志布志町(現・志布志市)の志布志駅までを結んでいた、日本国有鉄道(国鉄)の鉄道路線(地方交通線)である[1]。国鉄再建法の施行により第2次特定地方交通線に指定され、1987年3月28日に全線廃止となった[1]。
線路の名残りでポイントが打ってあり、距離がわかります。
都城の顔「霧島山」も場所によって見えたり隠れたりします。
夕焼けもきれいです。夕方は涼しいので、ジョギングしている方も多かったです。
今町駅から南に少しいくと牧場があったり広い田園風景が楽しめます。
今町駅跡地
スタート地点の甲斐元から旧今町駅までは比較的歩きやすいです。ウォーキングやジョギングをするのにぴったりです。
C1264号機関車の経歴について
「C1264」この記号は、Cは動輪軸が3つ、12は過熱式タンク機関車の番号、64は
64番目に製造されたことを表しています。「1C1」この記号は、1は動輪軸の前の先輪が1つ、Cは動輪軸が3つ、次の1は従輪軸が1つあることを表しています。
蒸気機関車は明治5年から100年間日本国中を走り続け、たくさんの人々から親しまれてきました。C12形式のこの機関車は昭和7年から製作された小型機関車で昭和9年9月
29日、北海道長万部を振り出しに、昭和49年5月3日、小樽機関区を最後に別れを告げ昭和49年5月12日鹿児島県の吉松機関区にたどりつきました。その後山野線
(吉松一薩摩大口間)を走っていましたが近代化の波に押されてディーゼル機関車に変わることになりました。長い間寒い北国で働き続け産業や文化の発展のために働いてきた機関車を国鉄の厚意により21世紀を担う子供たちのために保存することにしました
尚、この機関車は昭和50年3月より21年間都城総合運動公園に設置保存されていたものを鉄道記念公園を備するにあたり、そのシンボルとして移設したものです。
平成8年3月 都城市(看板より)
かつては賑わっていた場所に、今はひっそりと停車しているSL。
10月11日の様子
SLを描きに地元の小学生が写生に来てました。この日は他の学年は秋の遠足に行ってしまったそうで、学校でお留守番の6年生。学校にいても寂しいのでお弁当を持って校外学習になったとのこと。
絵が上手な子も苦手な子もそれぞれ楽しんでいました。
中にはSLには興味がなく、線路だけをとても丁寧に書いている子も。
ペンケースが個性的だったので「かわいいペンケースですね。」と声をかけると、「おばあちゃんが裁縫好きで色々作ってくれるんです。」と嬉しそうに教えてくれました。わざわざチャックを閉めて写真を撮らせてくれました!
ウェルネスロード沿いの休憩スポット(今町駅付近)
旧今町駅の付近には鎌田茶業株式会社の本社があります。
まだまだ昼間は暑いので、アイスグリーンティーを飲みました。和紅茶もあったり他にもメニューが色々と置いてありました。
他にも先日おすすめしたスパイシーカレー屋さんもあります。そちらにも薩摩園のお茶やスイーツのメニューが楽しめます。
里の秋なのに桜
道を歩いていると季節の花がたくさん咲いていました。狂い咲きした桜、枯れているはずの紫陽花の葉っぱも青々としていました。
ススキやコスモス、紅葉、気温は暖かいですが、秋を感じさせてくれました。
旧国鉄があった線路跡のウォーキングコースは高低差も少なく信号もほとんどないので、歩くきやすかったですし、歴史に思いを馳せたり、季節を楽しむことができました。
初めて歩く方は疲れちゃうので初心者はポイントを確認しながら今町ぐらいまでにしておいたほうが良いかもしれません。
今はスマホでも歩数や距離が測れますよね。
皆さんもいかがですか?
志布志ウェルネスロード
1987年に旧国鉄・志布志線(宮崎県西都城~鹿児島県志布志市38.6km)が廃線。その跡地を「志布志ウェルネスロード」としてウォーキングやジョギング、自転車などで楽しむ施設になっています。
都城市甲斐元町の鉄道記念公園を起点に、末吉町が終点の全長が約6kmの自転車・歩行者専用道路。鹿児島県の県境標識があり、そこを折り返してスタート地点の鉄道記念館を目指す往復12km強のコース。全体的にほぼ平坦で標識もあり走りやすくなっていて、信号も少ないため多くの市民の散歩やジョギングまたサイクリングコースとして親しまれています。