Yahoo!ニュース

【東京都北区】田端文士村記念館「友情から生まれたもの 文士村の青春アンサンブル」は9/21まで。

しかのいえ地域ニュースサイト号外NETライター(東京都北区)

JR田端駅から徒歩約2分、田端文士村記念館

いまこちらの施設では企画展「友情から生まれたもの 文士村の青春アンサンブル」を開催中です。

この企画展は芥川龍之介の田端転入110周年を記念するものです。

芥川龍之介と室生犀星を中心にして、菊池寛、萩原朔太郎、堀辰雄、中野重治、平塚らいてう、市川房枝、佐多稲子などの若い文士たちが集い、大正時代後期には田端文士村は最盛期を迎えます。

今回の企画展では、そんな文士たちの交流から生まれた雑誌『新思潮』『感情』『文藝春秋』『驢馬』や、初版本、直筆の作品、寄せ書きなどが展示されています。

初公開される田端の料亭・天然自笑軒での親睦会の様子を描いた画賛幅や、100年の歴史で唯一田端で発行された『文藝春秋』など見どころもたくさんあります。

入場無料で2024年9月21日まで(※休館日を除く)。

開館時間は10時~17時(最終入館時間は16時30分)です。

この機会に足を運んでみてはいかがでしょうか。

なお、現在北区では、2026年の芥川龍之介記念館開館に向けて、クラウドファンディングを実施中です。

今回のクラウドファンディングは、記念館の中に芥川龍之介の書斎を再現することを支援するものです。

田端1丁目20番にある芥川龍之介旧宅跡に、素敵な記念館ができますように。

【スポット情報】
◆田端文士村記念館
 東京都北区田端6丁目1−2

地域ニュースサイト号外NETライター(東京都北区)

親子四代、東京都北区暮らしです。2019年から自宅の一軒家を「住み開き」しつつ、「しかのいえ」というスペースを運営しています。地元である上十条の街で日々を過ごしつつ、近隣で見聞きしたニュースや、街の変化のことなどをお届けいたします。

しかのいえの最近の記事