【札幌市中央区】名残り惜しい!早く出かけて! 閉店間近の「エスタ」屋上にある「そらのガーデン」
札幌駅周辺の再開発に伴い、「札幌エスタ」が2023年8月31日に閉店することが決まっています。お盆が終わり、閉店までのカウントダウンが始まりました。テナントは適宜移転するようですが、屋上のガーデンが気になり、久々に出かけてみました。
ちょっと寂しいですが…
「札幌エスタ」は8月31日に閉店します。館内に行ってみましたが、各テナントも引っ越しの準備が始まり、ちょっとスカスカしていました。
9月末にはエスタの1階にあるバスターミナルも閉鎖され、仮バス停が駅前周辺に分散される予定だそうです。
1階にはメッセージを貼ったボードが、周辺の壁にはお店のスタッフからの感謝のコメントなどが貼られています。
北海道では珍しい屋上ガーデン
高層ビルが立ち並ぶ東京では、デパートや駅ビルなどの商業施設の屋上に緑豊かな庭園が増えています。六本木や表参道、日比谷、目黒など、都会の真ん中にあるこれらの屋上庭園は無料で自由に入ることができ、ところによっては貸し農園も併設しています。
実は私、2019年にそういう施設を見に行ったことがあるのです。写真はその時のものです。
2011年9月、「エスタ」屋上に開園した「そらのガーデン」。環境保全活動の一環として、屋上を緑と憩いのある空間にしたいという思いから生まれました。
名残り惜しいですが!
約1300平方メートルの敷地に、イネ科の植物や宿根草など、カラフルで多彩な草花が植えられているグラス(草)ガーデンです。
この屋上ガーデンを監修しているのは、富良野にある「風のガーデン」でも有名な旭川「上野ファーム」の上野砂由紀氏。
イギリスで本場の園芸を学んだ後、北海道の環境や文化にふさわしい“北海道ガーデン”を提唱し、上川町の「大雪 森のガーデン」を手掛けたことでも有名です。
「そらのガーデン」は国内でも珍しいグラスガーデンです。雪が多い北海道の風土に適した宿根草を中心に、多種多様な草花が散りばめられています。
前述の東京とは異なり、寒冷地である北海道での本格的な屋上庭園は前例がないそうです。すばらしいです。
残り少なくなったガーデンの開園日。屋上にはデッキ広場もあるので、「エスタ」でコーヒーやスイーツ、お弁当やサンドイッチを購入して、ここでゆっくりするのもオススメです。
お花越しの屋上からの景色を目に焼き付けて!
<そらのガーデン>
*住所:札幌市中央区北5条西2丁目 エスタ屋上
*開園時間:10:00~17:00
*料金:入園無料
*公式ホームページはこちら。