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牧志公設市場に初出店!多言語対応している沖縄の味【那覇市】

ユミ地域情報発信ライター(那覇市)

以前、牧志公設市場の建て替え工事を終えてリニューアルオープンしたと紹介しました。

牧志公設市場の中にある「てる屋」にお邪魔してきました。

「てる屋」はこんなお店

「てる屋」の本店は仮設の牧志公設市場の目の前にあります。店主さんのおじいさんとおばあさんが天ぷら屋さんを営んでいました。その後、叔父さんへと代替わりします。叔父さんは年齢を理由にお店を畳もうかと考えるようになりましたが、仮設市場が目の前に来ることを知って店主さんが後を継ぐことになりました。

「てる屋」の本店はサーターアンダギーと天ぷらに加えて、定食も食べられるお店になりました。店主さんは歩いてお弁当の配達などをしていました。

牧志公設市場がリニューアルオープンする際に小間(出店する区画のこと)の募集があり、「てる屋市場店」としてサーターアンダギーと天ぷらのお店として初出店し、「てる屋」本店はゆっくりと休憩できるお店になりました。

「てる屋」で天ぷらを購入しました

「てる屋」市場店。店主さんの笑顔が素敵
「てる屋」市場店。店主さんの笑顔が素敵

「てる屋」市場店は、サーターアンダギーと天ぷらの持ち帰りのお店です。

手作りのポップが多言語表記です
手作りのポップが多言語表記です

ショーケースに多言語で表記してあるのが、沖縄らしいなと思います。どれでも1個から購入できるのが嬉しいですね。

私は、てんぷらを購入して家で食べることにしました。

もずくてんぷら

「てる屋」のもずくてんぷら
「てる屋」のもずくてんぷら

大きなもずくてんぷらはニンジンも入っています。旨味たっぷりでおいしいです。

魚てんぷらとイカてんぷら

「てる屋」の魚てんぷらとイカてんぷら
「てる屋」の魚てんぷらとイカてんぷら

パッと見ただけでは、どっちが魚てんぷらで、どっちがイカてんぷらなのかわかりにくいのですが、どっちもおいしいので気にしないで食べている方が多い気もします。

手前の魚てんぷらは、衣に味が付いているのでそのままでもおいしく、中身の魚がフワフワでした。

奥のイカはプリプリです。包丁の目が入っているので食べやすいです。

沖縄のてんぷらは旧盆や清明の時に欠かせない行事食であり、日ごろのおやつでもあり、お酒のおつまみにもなります。気軽に食べてみませんか?

私ユミは「てる屋」の店主さんとあるご縁がありました。この話はまた別の機会にお届けします。

「てる屋」の基本情報

住所:那覇市松尾2-10-1
TEL:なし
営業時間:10:00〜18:00
定休日:第4日曜日、正月、旧正月、旧盆

地図はこちらです。

地域情報発信ライター(那覇市)

東京都出身、那覇に移住して14年目です。沖縄の暖かい気候とおいしい食べ物や作り手との距離の近さに魅せられたので、もうどこにも行かないわ~と思ってます。那覇市の魅力をお届けします。

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