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【勝手にお金が貯まる】"年予算管理" で家計簿を長く続けるコツを紹介!

ユカ暮らしモノと家事を手放す/シンプルライフアドバイザー

こんにちは、ユカです。

『お片づけで、主婦の毎日をもっと楽しく!』をモットーに、家事を時短し、家族でシンプルに暮らすコツをYouTubeアメブロで発信しています。

今回の記事は、「年予算管理」で家計簿を楽しく長く続けるコツを紹介します。

皆さんのご家庭では、どんな家計管理をされていますか?

ざっくりどんぶり勘定の方、毎月の予算を決めている方、ご家庭によって様々ですよね。

もし予算を決めている方は、月間と年間のどちらで決めていらっしゃいますでしょうか?

きっと、毎月の食費が何万円、日用品が何万円、貯金が何万円、と月ごとに設定されている方が多いのかなと思います。

家計簿をながーく楽しく続けるためには、年間の手取り収入・支出・希望の貯蓄額から逆算する「年予算管理」がおすすめです。

家計簿をきっちりつけるのが疲れてしまったけれど、貯金はしたい!という方にぴったりの方法ですので、参考になれば幸いです。

年予算管理とは?

年予算管理とは

月の支出管理はざっくりだけど、年間予算の支出は必ず守る。そして、年間支出額以上の収入分は貯蓄する。

という、年の支出を先に決めて、家計を管理する方法です。

我が家も以前は全くできていませんでしたが、年間で手取り収入・支出・貯金額の全体像を把握するようにしてから、家計管理が楽しくなり、勝手にお金が貯まるようになりました。

ご参考までに、我が家の年間支出予算は400万円です。

内訳は
生活費が年間300万円
(月25万円×12ヶ月=300万円)
特別費が年間100万円です

なお、400万円はあくまで一例です。

ご家族構成やお子さんの年齢、お住まいの地域、車の有無などで様々だと思います。

各ご家庭で、「年間でいくら貯金したい、毎月生活費は最低でもこれくらいかかる」という項目を出してみて、年間予算を決めてみてくださいね。

家計簿を例に紹介

以下は、我が家の2024年2月の実際の家計簿です。

緑色の「住宅」が固定費で、赤色の「食費」が変動費です。

2月の生活費の支出は、248,692円でした。

月の支出の具体的な管理方法は
変動費の合計8万円や
生活費全体の月25万円の予算は
大体でOKとしています。

しかし、今月25万円を超えたら、来月は24万円になるように気をつけるなど、ガチガチに予算を組んで縛るのではなくて、毎月の管理はゆるっとしています。

半年ほど家計簿を続けると、毎月の支出が安定してくると思うので、まずは1ヶ月間、「ご家庭の無理ない支出は月いくらか?」を体感するのがおすすめです。

また、変動費8万円の内訳も決めていません

以前は、食費2万円、日用品1万円、外食2万円と決めていました。

しかし、日用品のまとめ買いや、外食が続いて各項目の予算を超えたときに、
「ああ…予算を超えちゃった…どうしよう…」と落ち込むうえに、予算額を変えたり、やっぱり戻したりして管理がしんどくなったので、細かい予算管理はやめました。

もちろん、毎月の食費など項目ごとの予算管理が好きで、得意な方はいいと思います。

家計管理の正解は、各ご家庭さまざまです。

我が家の方法が正しいわけではないのですが、私のように「細かい家計簿疲れちゃった…」という方は、年の支出予算から逆算する方法もあるので、ぜひ試してみてくださいね。

今年できる貯金額はすでに決まっている

例えば、会社員の夫婦の方なら、昨年と今年であまり収入に変動がないので、収入の見通しが立ちます。

昨年の年間の手取り収入・支出・貯蓄額がいくらだったかを元に、年間予算を決めてみてください。

仮に、会社員の夫婦で手取りが300万円と200万円の場合、手取りは合計500万円ですよね。

年間支出が400万円なら、急激に収入が伸びない限り、
貯蓄できるのは年100万円と、すでに決まっています。

私は家計管理を始めて数年経ったある時、
「この年予算を守れば自然と貯金できるんだ」と気づいてから、

「ああ〜今月は残業が少なくて貯金できなかった…」とか
「物価高で食費がかさむ…」とか落ち込まなくなり、気持ちがラクになりました。

年予算管理は、広い心で家計を振り返られるので、精神的にもおすすめです。

しかも、残業代なしのゆとりある年支出を予算組みしておけば、もし残業が多ければ、残業分は全て貯蓄に回すことができます。

支出が多くて貯金ができていない方へ

ここで、もし収入以上に支出が上回っていて貯金ができないという方は、私の家計簿を参考にしていただき、まずは固定費を削減し家計改善をするのがおすすめです。

私のYouTubeやアメブロでは、家計管理の固定費削減についても紹介しています。

家計簿について

家計簿は、我が家はアプリとスプレッドシートで管理しています。

家計簿アプリは、マネーフォワードMEというアプリで無料版で使っています。

スプレッドシートとは、ほぼエクセルと同じ(エクセルのグーグル版)と思っていただけたら大丈夫です。

手書きが好きな方は、もちろん手書き家計簿も素敵だと思います!

私も以前は手書き、エクセル、複数のアプリなど色々試しました。

ご自身に合う楽しい方法で長く続けられたらいいなと思います。

おわりに:多少面倒でもやったら得する人に

今回は、年間の予算管理の方法をお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか?

家計管理8年、投資歴10年と試行錯誤してきましたが、駆け足で分かりにくい部分もあったかもしれません。

「この部分の詳細を知りたい!」などご感想やご質問がありましたら、YouTubeのコメント欄などで教えていただけると嬉しいです。

私は、モノの管理とお金の管理は深〜く関わりがあると感じていて、モノを4,000個以上手放して、おうちを整えてから、自然と家計も整い始めました。

NISA、イデコ、ふるさと納税、保険の見直し、節税、確定申告など、正直調べて行動するのって大変ですよね。

でも、私の友人の言葉ですが、

世の中には、多少面倒でもやったら得する人
面倒だからと諦めて損してしまう人がいます。

そして、その小さな差が、1日1年10年と積もって大きくなります。

私は少しの手間で得する人になりたいですし、周りの友人や家族、大切なフォロワーさんにも、得する人になってもらえたら嬉しいなと思っています。

先日も、親戚のNISAの口座開設を一緒にした時、30分程度で終わりました。

「NISAって難しいのかな?やったほうがいいのかな?」と悩んでいた時間の方がずっと長かったです。

この記事を見て、ちょっとでもやってみようかなと思った方は、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

・ネット銀行を作る
・証券口座を開設する
・格安SIMに乗り換える
・保険を解約する
・浮いたお金でNISAの積立額をあげる
何か一つでも参考になれたら嬉しいです。

我が家も、まだ息子は保育園で食費は全然かかりませんが、これからどんどん食べるようになると思うので、今が貯めどきと思って、家計管理を頑張ります!

今日も記事を読みにきてくださり、最後までご覧くださりありがとうございました!

▼本記事の内容は、動画でも紹介しています
ナレーション付きですので、移動中や家事の合間にもお聴きいただけます。

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ユカ:捨て活7年目、8割の私物を手放した元汚部屋出身。アラサー3人家族です。

モノが減ると家事も減ることを実感し『家族とスッキリした暮らし』を実現。

SNSでは、家事の時短・捨て活・収納見直し・家計管理などを発信しています。
整理収納アドバイザー1級、クリンネスト1級。

◆YouTubeチャンネル『ユカ暮らし』
◆アメブロ『ユカのシンプルなお片づけ×暮らし』

モノと家事を手放す/シンプルライフアドバイザー

結婚を機に8割のモノを手放してシンプルな暮らしに。家事とモノを減らして、子どもがいてもスッキリ暮らせる方法を発信しています。YouTubeチャンネル「ユカ暮らし」では家事の時短方法や暮らしの愛用品を投稿中。

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