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悲報、「手打式超多加水麺ののくら」永遠なれ

Channel 214日本全国ラーメンランキング&美食情報

突然のニュースが、駆け巡ったのは今週初め。どうしても、受け入れられない、手打式超多加水麺ののくら店主、白岩氏の悲報でした。

お店でラーメンを作る店主の姿を思い出しても、どうしてあの若さで、、、という気持ちにしかななりませんでした。

今回の記事で、手打式超多加水麺ののくらを食べた事ある方に、今一度あの素晴らしいラーメンを、思い出していただければ幸いです。

東京には、様々なラーメン店があり、本当に美味しい麺も沢山あります。

でも、一番好きだったのは、このエレガントなモチモチの弾力麺でした。

悲報の後に、知りました、この麺が佐野ラーメンの影響を受けた作品だと。

そりゃあ、美味しく感じるはずです、自分が佐野ラーメンの麺が大好きなので。

正直に言いますと、佐野でもこの洗礼されたレベルの麺は、見当たりません。

このスープ、優しさと丁寧さ、そして繊細でした、推測するにあなたはA型です。

以前、自分の隣のお客様が、醤油ラーメンのスープを完食した後に、さらに塩ラーメンを食べて、それまたスープまで完食してました。

今になって思います、12月に食べた時、どうしてたった一杯の醤油ラーメンのスープを飲み干さなかったのかと、、、

素晴らしい作品でした。

毎回、行列は辛かったですけど、それでも、並ぶ価値のある一杯でした。

一人の男と共に、あのラーメンが失われる、正直に言えば、「それは、正しく望ましい事ではない」名作を作ると同時進行で継承者を作るべきでした、それが、名料理人の使命なのです。

でも、まさか、自分がこんなに早く、、、ご自身もご家族も含めそんな事になるとは、思いませんでしたよね、、、、

あなたが、全身全霊で作り上げた作品で、これ程多くの人が満たされ、笑顔になり、影響を受けたか、あなたが残したものは、その想像を遥に超えています。

あなたとの会話は、

「これ、本当に美味しいですね!」

「ありがとうございます!」

だけ。

ラーメンを作る姿そのものが、「この人の料理なら、間違いない」という所作をされる料理人でした。それ自体が、魔法の粉となるレシピなのです。

ミシュランでビブグルマンを獲得し、食べログでは上位、Channel214の総合ランキングでも常に東京でBEST10に入ってました。

誰もが憧れる偉業を成し遂げても、常に厨房に立ち、全身全霊で一杯のラーメンに魂を込め続けたその姿勢は、ただただ頭が下がります。

2022年の「本物の10店」で紹介させていただいましたが、まさか、2023年の「本物の10店」動画でののくらさんが消えてしまうとは、、、東京のラーメンにとって実に大きな損失でしかありません。

最後に、

「あのラーメン、本当に、美味しかった、心地よくて、満たされましたよ」

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