【最先端】レインボーでアートなアフタヌーンティーは、W大阪と中村キース・へリング美術館のコラボで実現
大阪にあるラグジュアリー・ライフスタイルホテル「W大阪」では、世界中のLGBTQ+の権利について理解を深めるためのイベントが開催される6月の「プライド月間」にあわせて、中村キース・へリング美術館とコラボレーションの1カ月限定のアフタヌーンティーが登場。
6月4日(日)に行われたトークセッションに参加し、この意義あるアフタヌーンティーを味わってきたのでご紹介します。
PRIDE AFTERNOON TEA with Nakamura Keith Haring Collection
「W大阪」の外観を約300分の1のサイズで再現したブラックボックスと呼ばれるフードカバーを開けると現れるアフタヌーンティースタンド。ガラスやミラーが効果的に使われ、クルクルと回ります。
キース・ヘリングは、ニューヨークの地下鉄でグラフィティ・アートを始め、その後国際的にも認められた1980年代のアメリカ美術を代表するアーティストです。
アートを通してHIV・エイズ予防啓発運動に尽力されたことから、LGBTQ+コミュニティの尊厳と、社会運動のシンボルとして作られた旗を象徴するレインボーフラッグの6色を使ったスイーツや、
キース・へリングがデザインしたレコードジャケットからインスパイアされたセイヴォリーで構成されたアフタヌーンティーが誕生しました。
ウェルカムドリンク
ウエルカムドリンクは、「バージンビッグアップル」というモクテルです。ドライアップルが飾られたさっぱりとしたドリンクでした。
レインボーフラッグの6色を使ったスイーツ
レインボーフラッグの6色には以下のような意味があり、フルーツやナッツのカラーが際立ったポップなビジュアルのスイーツでそれを表現しています。
スコーン2種
レコードジャケットからインスパイアされたセイヴォリー
ドリンクはメニューからフリーフロー
ドリンクは、アメリカ発の「スティーブンスミスティーメーカー」のもので、W大阪オリジナルブレンドをはじめとするブラックティー・グリーンティー・ハーブティー・コーヒーメニューなどの中から90分間、種類を変えてお替りをして楽しめます。
「W大阪オリジナルブレンド」のホットはサーバーで供され、レバーを押すとポットに注がれるのが楽しいですよ。大阪の街が描かれたティーカップもかわいい。
詳細
メッセージを込めたカラフルなアイテムが、フルーティーでリッチな味わいにて楽しめました。6月だけの1カ月限定アフタヌーンティーですので、気になる方はぜひご予約の上行ってみてください。
PRIDE AFTERNOON TEA with Nakamura Keith Haring Collection
2023年5月12日(金)~6月30日(金)
11:30~、14:00~、16:30~、19:00~(フリーフロー90分制)
お1人様 7,500円
※19時のご予約限定 ウェルカムグラスシャンパーニュ付き
※税・サービス料15%込
※中村キース・へリング美術館ご招待券プレゼント
※要予約
LIVING ROOM
大阪府大阪市中央区南船場4-1-3
W大阪 3F
06-6484-5812(レストラン予約)
公式ページ(外部リンク)
レインボーなインテリアの「LIVING ROOM」
中村キース・へリング美術館所蔵の3点のレコードジャケット作品をピックアップして展示、キース・へリングのイラストのネオンやチェアなどと一緒に店内にディスプレイしてキース・へリングの世界観を演出しています。
6月4日(日)に開催されたトーク・セッション
八ヶ岳の美しい自然の中にあるキース・ヘリングの美術館「中村キース・ヘリング美術館」よりHiraku氏をお招きしてトークセッションが開催され、さまざまなお話をざっくばらんな雰囲気の中で伺いました。
W大阪のエントランス「アライバルトンネル」がレインボーカラーにチェンジ
GBTQ+の人びとが安心して利用できる施設であるということを表明するためのサインとして、W大阪の象徴のひとつである「アライバルトンネル」は、6月の1か月間、レインボーカラーにライトアップされます。
取材協力:W大阪