【京都市】右京区 観光地『嵐山・嵯峨野』にある西行井戸と百人一首にまつわる場所
観光地として定着している『嵐山・嵯峨野』エリアですが、嵯峨野には、松尾芭蕉の弟子であった向井去来の別荘として使用されていた『落柿舎』があります。1691年には芭蕉もこの地に訪れ「嵯峨日記」を記したと言われています
その先をさらに北の奥へ行くと、突如『西行井戸』と百人一首にまつわる場所があらわれます。
なんでも西行法師が嵯峨野に住んでいたときに使われていた井戸だそう。少し朽ちてしまってますが、西行井戸という立て札があります。
僧、西行(鎌倉時代・1118〜1190)とは、俗名は佐藤義清といい、もとは滝口の武士と言われてます。隠者となり各地を旅したことを元にして自然に触れ作られた詩集が「山家集」です。
能の演目にも演じられる『西行法師』は、奥嵯峨に住居を持っていたらしく、様々な伝説が残されています。
「西行井戸百人一首歌碑」を眺めながら、その界隈を歩いてみます。
すると、すごく古い由緒あるお墓が並んでおり、落柿舎の主の去来の墓もありました。
観光地として定着した『嵐山・嵯峨野』エリアで、文学と歴史ロマンに触れてみるのもいいですね♪
「西行井戸」
場所:京都市右京区嵯峨二尊院門前長神町19