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喜多方ラーメンを代表とする名店の味をカップ麺に再現「坂内食堂 喜多方本店監修 中華そば」をレビュー

きょうも食べてみました。カップ麺ブロガー

坂内食堂 喜多方本店監修 中華そば」を食べてみました。(2024年1月9日発売・サンヨー食品)

この商品は、福島県喜多方市の人気老舗ラーメン店「坂内食堂」の看板メニューを同店監修によってカップ麺に再現したもので、白濁することなくじっくりと炊き出した豚骨の旨味を凝縮した醤油スープに仕上げ、あっさりとした優しい味わいにも関わらずコク深い旨味が際立ち、そこに実店舗さながらの平打ちタイプの多加水縮れ麺が絶妙にマッチした濃いめの一杯、“坂内食堂 喜多方本店監修 中華そば”となっております。

では、今回の“坂内食堂 喜多方本店監修 中華そば”がどれほど豚骨の旨味を丁寧に利かせたコクのある仕上がりとなっているのか?醤油ならではの旨味やキレの良さ、さり気なく利かせた香辛料、手揉み風のフライ麺との相性やバランスなどじっくりと確認していきたいと思います。

まず1食(96g)当たり439kcal。
食塩相当量は6.9gです。

次に原材料を見てみると、豚骨の旨味をしっかりと利かせたコク深い醤油スープに仕上げ、ほどよい香辛料によってキリッとしたアクセントを加えたシンプルながらも口当たり優しく飽きの来ない味わいを想像させる材料が並びます。

開封してみると、ご覧の通りすでに粉末スープなどが入っていて、フタの上には“仕上げの小袋”と記載された調味料が別添されています。

では、熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:410ml)
そして出来上がりに“仕上げの小袋”を加えてよくかき混ぜたところがこちら。

先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、臭みのない豚骨の旨味を利かせた優しくもコク深い醤油スープといった臨場感溢れる味わいがカップ麺に再現された安定感のある一杯…といった印象の出来上がりです。

麺は、部分的に厚みや幅が異なり、坂内食堂で提供されている平打ち麺・手揉み風といった“ちぢれ”を付けたコシのある食感を再現した仕様となっており、豚骨の旨味を丁寧に利かせた優しくも味わい深い醤油スープがよく絡み、非常にシンプルであっさりなんですが…クセのない旨味などが口いっぱいに広がっていき、醤油ならではの芳醇な風味やフライ麺特有の香ばしさが後味良く抜けていきます。

トッピングには、こちらの味付豚肉以外にメンマ・“ねぎ”が使用されていて、特にこの具材は…ほどよく味付けが施され、それなりに肉の旨味なんかも感じられる仕上がりとなっていたため、まずはスープと馴染ませながら食べ進め、後ほどコシの強い手打ち風の麺と一緒に絡めていただくと、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます。

スープは、臭みやクセのない豚骨の旨味を丁寧に抽出したことによって乳化感のある白濁としたスープではなくサラッとした仕上がりが印象的で、あっさりとした中にも物足りなさを感じさせない深みやコクをプラスした飽きの来ないテイストとなっています。

ということで今回“坂内食堂 喜多方本店監修 中華そば”を食べてみて、まさに“毎日食べても飽きることのない味”のイメージ通り豚・豚骨の旨味を丁寧に利かせた醤油スープといったシンプルなテイストながらも優しい口当たりでコク深くも物足りなさを感じさせない味わいが印象的で、醤油の芳醇な風味が香る若干濃いめの一杯となっていました。

そして、なんと言ってもここ“坂内食堂”ならではの平打ち麺・手揉みしたかのような“ちぢれ”を付けたことによるもっちりとした弾力と強いコシが心地良く、調理時間5分によって臨場感溢れるもちもち食感を再現、そこに旨味の強い濃いめのスープが相性良くマッチしたことで“喜多方ラーメン”らしい安定感のある味わいが気軽に楽しめるのではないでしょうか?

カップ麺ブロガー

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