【河内長野市】3年ぶり開催!新緑が美しい延命寺で5月5日青葉まつりを実施。マルシェやお蕎麦の特別接待
河内長野にある寺院の中でも、特にひっそりと、山の中にある印象があるのが延命寺です。秋にはもみじが大変有名ですね。
昨年紅葉を見たときに、プチマルシェを行う張り紙を見たのですが、このときは日程のタイミングが合わなくて行けなくて残念だと思っていました。
そうしたら、5月5日に3年ぶりに青葉まつりが行われると聞いたので、延命寺さんにこれはどういった会、催しになるのか、お話をお伺いしに行きました。
まず青葉まつりについてですが、延命寺さんのお話によると、目的はあくまで仏教的な法要(行事)だとか。
ではその仏教的な行事が何かと言えば、真言宗の宗祖・空海(弘法大師)生誕の法要です。
佐伯真魚(さえきのまお)として、現在の香川県善通寺に生まれた空海の歴史的な生誕は不祥となっていますが、真言宗の伝承として6月15日を空海生誕の日と定めており、この日に降誕会という法要を営みます。
しかし、そうなると一か月以上早いと思うのですが、延命寺さんでは青葉の美しい5月に季節を合わせるタイミングで行っているとか。この法要は少なくとも大正時代のころからの伝統なのだそうです。
これは空海(弘法大師)が発したとされる言葉で、すべての生きとし生けるものが救われたら、私の願いもようやく終わるであろうという意味だとか。
この空海の生誕を祝う法要(青葉まつり)が、5月5日の12時から本堂で行われます。
このように本来は仏教の法要なので、元々マルシェのような屋台などはありませんでした。屋台出店をするきっかけは、2011年に発生した東日本大震災です。
震災で被災した人たちへの支援という意味もあって、境内で屋台を出してもらうことになり、それが毎年行われるようになりました。
2019年までは青葉まつりは法要とともに楽しい行事でしたが、2020年と21年はコロナ禍のために中止。2022年は3年ぶりの開催となります。
そのようなこともあり、出店者の皆さんも例年以上に気合が入っています。
屋台出店は10時から14時までです。雨天時は中止となりますのでご了承ください。出店者は次の通りです。(敬称略)
- COBOコーヒー
- ぴんぽんパン
- 虹いろ屋(染め物)
- インド料理モダカ
- ナボット(焼き菓子)
- かわばたファーム
- 根っこ農園
- ラ・ジーズン(パン)
- ソンリーサ(お弁当)
- Kusati(オーガニックフード)
- 遊子工房(木工品・草木染め)
- Kana Tsumu-Ri(アクセサリー)
- みなと窯(陶芸)
- もちねこ(和菓子)
- SWITCHI BACK(量り売り、エコグッズ) ※お買い物にはタッパーやジップ袋などご持参下さい
さらに特別接待として、本格手打ちニ八そばのうら田の薬味そばを、200食限定で提供します。料金は300円と非常にお得!
3年ぶりに屋台出店も行われ、大いに盛り上がる予感がする青葉まつり。この日多くの人が延命寺に参拝に来られれば、境内の新緑もそして空海(弘法大師)もきっと喜ばれることでしょう。
薬樹山延命寺
住所:大阪府河内長野市神ガ丘492
電話番号:0721-62-2261
拝観料:無料
寺務所営業時間:9:00~17:00
アクセス:南海美加の台駅からバス。延命寺口バス停下車 徒歩15分