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【富田林市】お隣のイチゴ農家さんとタッグ!新鮮すぎるイチゴのスイーツがまーるいカンパニーで4日間だけ

奥河内から情報発信奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

近鉄川西駅から石川を渡ってすぐにある、まあるいカンパニーさんといえば、ブルーベリー農家さんとしてとっても有名ですね。昨年ご紹介した豪華なブルーベリーのパフェは、ほっぺが落ちる程の美味しさでした。

そのまーるいカンパニーさんが、今回、春休みの土日限定の4日間だけ、ブルーベリーではなく、イチゴを使ったスイーツのカフェ営業を行うとの情報を得ました。ベリーはベリーでもストロベリーなんですね。

まーるいカンパニーさんは、近鉄川西駅から目の前の旧道(トライアルのある国道ではない方)をまっすぐに、昭和橋を渡り、そこからすぐ北側にあります。

まーるいカンパニーさんの入口の手前にイチゴ直売所との表記がありますね。ではまーるいカンパニーさんが、イチゴの栽培を始めたのかといえばそうではありません。

お隣にあるイチゴ農家さんと、タッグを組んで出来たスペシャルメニューなのです。

そのイチゴ農家さんは、アグリアートさん。このアグリアートさんは、「富の結晶」というブランド名でイチゴを生産販売している若い農家さんです。

お話を聞けば、アグリアートさんとまあるいカンパニーさんは同じ西板持の親族同士で、生まれた時から一緒に育ったとのこと。言わば兄弟のような関係なのだそうです。

こちらがアグリアートさんの直売所で、まーるいカンパニーさんのすぐ目の前にあります。

アグリアートさんが3年前にイチゴ農家を始めたときに販売をどうしようかと考えていたときに、まーるいカンパニーさんが直売所の場所を提供したそうです。

このような経緯もあって、今回のコラボレーションとしてのイチゴスイーツメニューが完成したそうです。

というわけでこちらが、イチオシの自家製いちごアイスのパフェです。

販売は明日3月25日(土)、26日(日)と4月1日(土)、2日(日)の春休み期間中の土日4日間だけなのですが、今回は、まーるいカンパニーさんのご厚意で、特別に試作品をいただくことができました。

こちらが、今回の春休みの土日4日間だけ提供される限定メニューです。

ちなみに今回私が試作品としていただいたのは、右上にある自家製いちごアイスのパフェです。

改めていちごアイスのパフェを見てみましょう。上に載っているのは摘みたてのイチゴ。歩いてすぐのところのアグリアートさんのイチゴです。味わってみましたが、甘さと酸味がのバランスがとてもよくて非常においしかったです。

イチゴを使ったスイーツはとても人気で、いろんなカフェやケーキ屋さんで作られていますね。しかし、先ほどまで農園の畑にあったという、鮮度ばっちりのイチゴを惜しみなく使っているお店はなかなかありません。

それがまーるいカンパニーさんの新鮮そのもののスィーツやドリンクなのです。

角度を変えると、アイスクリームとシャーベットが見えます。この中の赤いシャーベット、イチゴの味が非常に濃密に味わえました。

基本的な構成は夏のブルーベリーとほぼ同じで、違うのはブルーベリーがイチゴに変わったということです。パフェに使うイチゴソースは、もちろんまーるいカンパニーさんの自家製。この甘さが、イチゴの酸味ととてもよいバランスでした。

食べていくと、中にイチゴを小さくカットしたものが出てきました。生のイチゴは大きなものが2粒、上に載っていましたが、それとは別にこんな風にイチゴそのものがふんだんに入っています。

中に入っているイチゴの場合はクリームやアイスクリームといっしょに味わえるので、生のイチゴとは全く違う味が楽しめます。

まーるいカンパニーさんのすぐお隣にアグリアートさんのイチゴ農園があるので、アグリアートの山本さんご夫妻ともお会いして、イチゴ畑を見せていただくことにしました。

アグリアートさんは、3年前にイチゴ農家を始めました。この周辺はなすび農家が多いのですが、山本さんはまーるいカンパニーさんのブルーベリー畑の影響もあって「新しいことをしたい」と思ったのだそうです。いろいろ検討した結果、イチゴを作ることにしたそうです。

「なすびとは勝手が違って、初年度は本当に大変でした」と当時の苦労を語る山本さん。2年目になって、ようやくイチゴ狩り農園として、一般の人に農園を開放できるようになったそうです。

アグリアートさんのイチゴ狩りはとても人気で、既に3月中は予約がいっぱい。そのため、今は4月の予約をLINEのみで募集しているそうです。

システムは、45分間食べ放題で、グループごとの貸切にしています。予約人数にもよりますが、1日10組程度受け付けているそうです。

料金は中学生以上がひとり2,200円、小学生1,700円、2歳以上が1,200円。4人以下の場合は、貸切料金1,000円が別途必要とのことでした。

ここが、ビニールハウスの中のイチゴ畑です。イチゴの品種は紅ほっぺだとのこと。

貸切にしたのは、昨年初めてイチゴ狩りを開催したときが、ちょうどコロナ禍だったためでした。他のグループと一緒にイチゴ狩りをするのはということで、安心していただくために貸切にしたそうですが、それが非常に好評だったので、今年も貸切にしようと決めたそうです。

イチゴの実がたくさん!このイチゴを自分の手で自由に狩り取ったりするほか、まーるいカンパニーさんのイチゴスイーツで使われるわけですね。

ところで以前、別のイチゴ農家さんを見学した時は、受粉のためにハウスの中にたくさんのミツバチが飛んでいました。

しかし、アグリアートさんのハウス内にはハチがいません。不思議に思って聞いてみると、ミツバチよりも温厚な性格のマルハナバチを時間を限って放っていて、お客様がいる時は巣に戻らせているそうです。

まーるいカンパニーさんとアグリアートさんは、南河内の果樹園農家として他にもいろいろ活動をしています。例えば大阪市内にある「てんしば」にも出店をしたり、二上山の山頂でマルシェをしたりも!

山の山頂でマルシェとはかなりの驚きですが、それには理由があり「人のやらない楽しいことをみんなでやりたい」という思いから。

まーるいカンパニーさんとアグリアートさんのほか、太子町のブドウ農園さんと、藤井寺市のイチジク農園さんが手を組んで、二上山の山頂でマルシェを行なったわけです。

真ん中がまーるいカンパニーさん、左右がアグリアートの山本夫妻
真ん中がまーるいカンパニーさん、左右がアグリアートの山本夫妻

「金もうけは二の次で、とにかく面白いことをしたい」

そういう共通認識で頑張る若い果樹園農家の方々のお話は、それを伺うだけで元気をもらった気がします。

まーるいカンパニーさんとアグリアートさんがタッグを組んだ、春休みの土日限定イチゴスイーツは4日間だけです。畑からの採れたてイチゴをふんだんに使ったイチゴスイーツを味わいたい方は、ぜひ西板持まで足を運びましょう。

まーるいカンパニーとアグリアートのコラボ(春休み土日限定営業)
住所:大阪府富田林市西板持町1丁目37
営業日:3月25日(土)・26日(日)・4月1日(土)・2日(日) 4日間のみ
営業時間:10:00~16:00
アクセス:近鉄川西駅から徒歩10分
instagram Facebook(まーるいカンパニー)
instagram(アグリアート)

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奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野市の別名「奥河内」は、周囲を山に囲まれ3種類の日本遺産に登録されるほど、歴史文化的スポットがたくさんある地域です。それに加えて、都心である大阪市中心部に乗り換えなしで行ける複数の大手私鉄(南海・近鉄)と直結していることから、新興住宅団地が多数造成されており、地元にはおしゃれな名店や評判の良い店なども数多くあります。そして隣接する富田林市もまた、歴史文化が色濃く残る地域。また南河内地区の中核都市として、行政系施設が集まっています。これを機会に、奥河内(一部南河内含む)地域に住んでいる人たちのお役に立つ情報を提供していければと考えています。どうぞよろしくお願いします。

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