【富田林市】お腹いっぱいブルーベリーが食べられる!西板持のまーるいかんぱにーさんでブルーベリー三昧
暦の上では立秋を過ぎているので、一応秋なのだそうですが、連日の残暑は実質的な夏の猛暑と変わりません。日々の暑さに本当に参ってしまいますね。こういうときは冷たいものを食べて、体の中から冷やすのがいちばんです。
富田林の西板持には、畑で採れたてのブルーベリーがふんだんに入ったかき氷やパフェが食べられるブルーベリー農園、まーるいかんぱにーさんがあります。ということでブルーベリーのスイーツを食べに行ってみました。
ご存じの方も多いとは思いますが、念のため場所をおさらいします。近鉄川西駅から目の前の旧道(国道ではない方)をまっすぐに、昭和橋を渡り、そこからすぐ北側まで来ると見えてきます。
川西駅からは徒歩10分程度で行けるので、それほど遠くはありませんね。もちろん駐車場もありますが、やはり土日は混雑するそうです。
石川を越えると、さっそく見えてきました。この青いネットの中にブルーベリー畑があります。
ということで、炎天下の中、まーるいかんぱにーさんに到着しました。
入口から中に入ると、すぐにカフェの販売所があります。
さっそくカフェメニューを拝見。まーるいかんぱにーさんは、ブルーベリー狩りも行っていますが、カフェだけの利用とブルーベリーの直売利用だけも可能です。
カフェ利用と直売利用、それからブルーベリー狩りの利用のお客さんの比率はだいたい半々くらいだそうです。
こちらがカフェスペース。すぐ横にブルーベリー畑があります。
木でできた開放的な建物は、まるでアメリカの西部開拓の時代の農場に来たような雰囲気がしますね。今にもカウボーイが出てきそうです。
今はあまり西部劇の映画とかもないと思いますが、そういうロケ地に使えそうなインテリアです。
ブルーベリーの絵ですね。
奥にはオープンスペースもありました。
さて、注文したメニューが来ました。これぞ猛暑の強力な味方、ブルーベリーかき氷(1000円)です。
ということでさっそく食べようというのですが、非常に上の部分が広がっているため、このままでは上の氷がこぼれてしまいます。
というわけで、こういう専用木箱に乗せたうえで食べると安心です。この辺りはスタッフの方が教えてくれました。
改めて上から見ましょう。かき氷にかけられたブルーベリーソースの上に載っている、ブドウのようにも見えるこのぶつぶつはすべてブルーベリー!ブルーベリー畑の前だからこそできる贅沢ですね。
さて食べていくと、白いものが見えてきました。当初チーズのような味だと思いましたが、これはヨーグルトと生クリームを混ぜたオリジナル。ブルーベリーと乳製品との相性が非常に良いので、プラスされているそうです。
実際にそれは食べてみて正解だと思いました。隠し味というか食べながら味わえるヨーグルトの風味、ブルーベリーと氷の三拍子そろった調和のとれた絶妙な味わい、そして体が一気に涼しくなりました。
つぎに、こちらは自家製アイスのブルーベリーパフェ(1200円)。金額だけ見ると割高に感じるかもしれません。しかし中に入っている物を聞くと納得の料金です。それはパフェの底から上にかけて、次のスイーツが入っているからです。
- ブルーベリーのゼリー(ジュレ)
- グラノーラ
- ブルーベリーのアイス
- ブルーベリーソース
- ヨーグルトと生クリーム
- ブルーベリーアイス
- ブルーベリーシャーベット
- 生ブルーベリー
これにチョコレートにコーディングされたチョコチップとミントが付いています。これだけブルーベリー尽くしなら、あの料金はうなづけますね。むしろコスパ的には非常に良いとも感じました。
更に欲張ってみました。左がブルーベリーヨーグルトスムージー(550円)で、右がブルーベリーサワー(350円)です。
スムージーには100グラムものブルーベリーをふんだんに使用しているそうで、これもコスパ的にはすばらしいもの。やはりブルーベリー畑の前だからできることですね。
まーるいかんぱにーさんは、9月上旬まで、カフェとブルーベリー狩りを行っています。ただし、9月上旬とはあくまで目安。ブルーベリーが無くなれば終了となります。最新情報は記事の最後にリンクを張った各SNSをチェックしてください。
私は今回ブルーベリー狩りはしませんが、特別にブルーベリー畑を見せてもらいました。畑を見ながら、いくつか質問してみました。
まずいつごろからはじめられたのか伺うと、カフェは6・7年前からだそうで、ブルーベリー畑は13年前からはじめたとのこと。もともとは富田林西板持の他の農家さん同様、野菜を栽培していたそうです。
13年前というと、国産の生ブルーベリーの知名度も今ほどなかったはず。それでは、なぜブルーベリー農園を始めたかを伺うと、興味深いお話が聞けました。
もともと三代続いている農家さんで、三代目さんが、農業研修のためアメリカに行ったことがきっかけだったそうです。
そしてアメリカでブルーベリーに出会うわけですが、研修中ちょうどお腹が空いて喉がからからに乾いていたときに、ブルーベリーを大量に積んだトラックが目の前に止まったそうです。そこで生のブルーベリーを味わう機会に恵まれました。
そのときのブルーベリーの美味しさが忘れられず、日本でブルーベリーの畑をやろうと決断したのだそうです。だからカフェスペースはアメリカの雰囲気に満ちていたんですね。
まーるいかんぱにーさんの農園は、現在300本以上のブルーベリーの木が植えられているそうです。最近は河南町や河内長野でもブルーベリー農家があるようですが、まーるいかんぱにーさんが先駆者。西板持では、唯一ブルーベリーの栽培をしているそうです。
なお画像の上の方では赤っぽい実がなっていますが、これはまだ熟していない若い実とのことでした。
農園ですが、もちろんお客様用トイレもあります。
ファーストフード店のようなセルフサービスのシステムなので、食べ終わったものはこちらに捨てましょう。
ということで、ブルーベリーのスイーツを堪能し、畑を拝見しました。畑にはまだまだ多くのブルーベリーの実がなっています。
ちなみにブルーベリー(生)100gあたりに含まれる主な栄養素を紹介しましょう。
このようにブルーベリーには栄養素が高く、アメリカではスーパーフードのひとつだそうです。
また抗酸化作用が強く、身体がサビつくのを防ぐ作用もあります。そのうえカロリーが控えめといいますから、本当に素晴らしいフルーツですね。
まーるいかんぱにーさんでは、ブルーベリー狩りやカフェでスィーツを味わう、あるいは直売で生ブルーベリーやジャムなどの加工品を買うなど、いろんな楽しみができます。ぜひフレッシュブルーベリーを存分に味わいましょう。
ブルーベリー畑 まーるいかんぱにー(山真農園)(外部リンク)
住所:大阪府富田林市西板持町1丁目37
電話番号:090-6905-4722
営業時間:10:00~16:00(土日は9時から)
定休日:月曜日
アクセス:近鉄川西駅から徒歩10分
instagram Facebook
※記事へのご感想等ございましたら、「奥河内から情報発信」ページのプロフィール欄にSNSへのリンクがありますので、そちらからお願いします。