次世代の味!東京都新橋はるちゃんラーメン監修「中華そば」はさっぱり系?実食レビュー
2007年度から東京23区を対象にした「ミシュランガイド東京」が刊行してからはや16年。これまで数多くのお店が紹介されてきましたが、日本の国民食ともいえるラーメンも数多くの店舗が掲載されてきました。
そのミシュランガイドのビブグルマンに「ちゃん系」で初めて登場したのが、東京新橋にお店をかまえる「はるちゃんラーメン」です。
ちゃん系の定義はイマイチ定まっていませんが、2020年に突如登場した中華そば系ラーメンが~~ちゃんという店名が多かったので「ちゃん系」と呼ばれるようになったと言われています。
味の特徴としては日清食品HP「昔ながらの中華そばをベースとしながら、麺やスープに一工夫を加え新たな味わいに進化させた ネオクラシックラーメン」とのことです。
そんな「はるちゃんラーメン」が監修したカップラーメンが2023年7月24日に日清食品より新発売しました。今回はこちらの商品を実食。
スープには豚脂・食塩・でん粉・植物油脂などが使用されています。
1食(94g)当たり356kcal。炭水化物は59.9gで食塩相当量は7.3g(めん・かやく2.3g、スープ5.0g)。
蓋の上には豚の煮干し香味油がついていました。
ノンフライ麺の湯戻し時間は5分です。
完成品はこちら。さっぱりとした中華そばのような見た目です。
公式HPによると「まろやかで優しい塩味をベースに、豚と煮干しの洗練された旨みをきかせたスープ。クセになる味わいです。」との事ですが、思ったよりも優しい味わいではなく、結構塩味が効いたスープです。豚と煮干しの旨みは随所に効いていますが、そこまでは強くないので言われれば入っている気がする、といった程度。沖縄のソーキそばに近いスープですね。もう少しこってり豚系の出汁が効いていた方が良かった気がします。
これぞノンフライ麺と言えるプリプリした食感が特徴の麺です。良くも悪くもノンフライ麺の特徴を抑えた内容で食べ始めはかなり固いです。逆になかなか伸びることがないので、ゆっくり食べても麺の味わいは変わりませんでした。むしろ、時間をかけてつけた麺の方が程よく柔らかくなって美味しかったです。
味付豚ミンチ、メンマ、花形カマボコ、ネギとかなりの量の具材が入っているため、カップラーメンにしては非常に頑張っています。日清の謎肉を使っているのが特徴です。ちなみに本店の具材はチャーシュー・白ネギ・メンマといった内容で具材は全く店舗に似せてはいません。
これはこれで美味しかったですが、はるちゃんラーメンを再現しているかと問われると別物といったところでしょうか。
ごちそうさまでした。