東京都杉並区で行列を作るラーメン店がカップ麺に登場?「船越 塩中華そば」をレビュー
「船越 塩中華そば」を食べてみました。(2024年5月6日発売・東洋水産)
この商品は、東京都杉並区の人気行列店“桜上水 船越(さくらじょうすい ふなこし)”の看板メニューをカップ麺に再現したもので、豚・鶏・牛・魚介の旨味をバランス良く利かせた濃い目の塩スープに仕上げ、胡椒で味を調えたことでパンチのある味わいが際立ち、そこに本格感のあるノンフライ麺が絶妙にマッチした旨味溢れる一杯、“船越 塩中華そば”となっております。
では、今回の“船越 塩中華そば”がどれほど豚・鶏・牛・魚介の旨味を利かせた深みのある塩スープに仕上がっているのか?胡椒で味を調えたパンチのあるアクセント、ほどよい弾力と強いコシを併せ持った若干幅広・角刃の太麺との相性やバランスなどじっくりと確認していきたいと思います。
まず1食(114g)当たり408kcal。
食塩相当量は6.3gです。
次に原材料を見てみると、丁寧に抽出した豚・鶏・牛・魚介の旨味をバランス良く利かせた塩味のスープにキリッとした“かえし(タレ)”や胡椒で味を調え、コク深くもパンチが強く他には類を見ない独特な仕上がりとなり、塩味とは思えないほど深みのある味わいを想像させる材料が並びます。
フタを開けてみると、ご覧の通り“かやく”、粉末スープ、液体スープといった3つの調味料などが入っています。
では、熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:420ml)
その後、粉末スープを加えてよく混ぜ、液体スープを加えてよく混ぜたところがこちら。
先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、様々な旨味を合わせたことでコク深くも胡椒で味を調えたパンチのある味わいで、本格感のある太麺との絡みも良い複雑で繊細な一杯…といった印象の出来上がりです。
麺は、東洋水産の特許製法“生麺ゆでてうまいまま製法”による幅広な太い仕様となっており、そこに豚・鶏・牛・魚介の旨味をしっかり利かせ、胡椒で味を調えたキレの良い塩スープがよく絡み、複雑で繊細な味わいやじんわりと染み渡るかのような魚介の旨味などが口いっぱいに広がっていき、食欲そそる煮干しの風味が後味良く抜けていきます。
トッピングには、こちらの焼豚以外にメンマ・チンゲン菜・“ねぎ”が使用されていて、特にこの具材は…ほどよく味付けされた肉の旨味がじゅわっと滲み出す仕上がりでしたので、まずはスープとよく馴染ませながら食べ進め、後ほど本格感のある太麺と一緒に絡めていただくと、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます。
スープは、豚・鶏・牛・魚介それぞれの旨味をうまく活かしたミックス系で、キレの良い“かえし(塩ダレ)”や胡椒でパンチのある口当たりをプラス、スパイシーでもあり他に類を見ない旨味溢れるテイストとなっています。
ということで今回“船越 塩中華そば”を食べてみて、豚・鶏・牛・魚介の旨味を丁寧に利かせたコクや深みのある味わいに仕上がり、キレの良い“かえし(塩ダレ)”や胡椒で味を調えた他に類を見ないスープで、生麺さながらの太麺とも絶妙にマッチした名店ならではの逸品となっていました。
また、名店“渡なべ”で12年9ヶ月もの修行経験を積んだ店主“船越 節也”氏が監修したカップ麺というだけあって仕上がりに関しては申し分ありませんでしたが、具材が若干チープだったり、変に“とろみ”を付けている点が若干残念でしたので、今後の商品展開なんかも期待したいところではないでしょうか?
詳しくはこちらの記事もご覧ください。(外部サイト)
「船越」監修カップ麺 “塩中華そば” 行列店の看板メニューを再現したパンチのあるコク深い一杯