【京都市上京区】三代目が受け継ぐ老舗の味、創業70年の今治うどん
1950年愛媛県の今治で創業した「三松」。三代目の現店主がそのお店を引き継ぎ、京都の円町にお店を開かれ、その後北野白梅町に移転されました。今回は、同じ四国のうどんでも、香川県のうどんとは少し違う今治うどんを取材しました。
北野白梅町駅から徒歩約3分『麺処 美松(めんどころ みまつ)』。
奥行きのある店内で内装はとてもシンプル。カウンター席の他、テーブル席もあります。
こちらが一番人気があるという「けいらんえび天うどん」980円(税込)。
卵とじあんかけに、生姜がたっぷりと入っています。あんかけと生姜の組み合わせは、とても体が温まりますので、これから寒くなっていく季節にはピッタリです。昆布やいりこ、鰹でとったお出汁はしっかりとしていて風味豊かな味わい。
つるっとしてモッチリとした麺。香川の讃岐うどんと比べるとコシは強くありませんが、関西風のうどんと比較すると十分なコシがあります。海老はとても大きく揚げたて。お出汁に半分ほどしか浸かっていないため、衣にはカリッとした歯ごたえが残っています。海老自体もものすごくプリプリとしており、海老の天ぷらだけでも十分食べる価値がある美味しさでした。
京都では珍しい今治うどんが味わえる人気のお店。シンプルなのに奥の深いうどんは、毎日食べても食べ飽きない日本人のソウルフードではないでしょうか。これから寒くなる季節にピッタリのうどんを是非一度ご賞味ください。
麺処 美松
〒602-8384
京都市上京区紙屋川町1038-27
サンライズ北野 1F
電話番号:050-7129-0773
営業時間:11:00~14:30、17:30~20:00
定休日:木曜日、第二、四水曜日
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