【浜松】大河ドラマ館より「アツい!?」元城小学校の名残が話題!むしろこれが遺跡
現在オープンしているNHK大河ドラマ「どうする家康」にちなんだ施設「大河ドラマ館」が浜松城公園にプレオープンしております。3月18日にはいよいよ「グランドオープン」するわけですが、実はこの場所以前は御存知の通り「元城小学校」が存在しておりました。そして今もなお、その名残が残っているということです。
2017年3月 惜しまれつつも閉校した「元城小学校」
2017年3月、惜しまれつつも閉校してしまった「元城小学校」。開校は1873年で、なんと140年の歴史を誇る、伝統校。
実は筆者は元城小学校の卒業生であるため、当時の思い出は今でも鮮明に蘇ります。
校歌は
だが、こんな感じだっただろう。閉校してしまった現在は、その歌詞すらオンライン上で確認することができないので、わからない。
しかし、記憶の片隅にある、学校から流れてくるあの校歌の放送と、6年間通った記憶を呼び戻すと、おそらくこんな感じだったと思う。
最後に公開された校舎の中は、懐かしい机と椅子が並んでおります。
机には何十年も使われた古の生徒の深く刻まれた謎の刻印が印象的。今思うと、持ち運びもかんたんで、高さ調節もできる。かなり機能的な机と椅子だった。
現在も残る元城小学校の名残は……
さて、思い出にふけっている時間は置いておいて。
現在も残っているものがありますので紹介したいと思います。かつての風景はこんな感じでした。閉校は2017年、そして1年生が6年生になる6年後の現在の様子は……
うーん、何も残っていないように見えます。
コンコルドが見えるのが、唯一名残のように感じますが、そもそもコンコルドは、元城小学校ではなく別の建物です。
しかし、記憶に残っている方はいるだろうか。
こちらの校門。何度も何度も通った校門ですが、実はこの門が……
なんと現在も残っているのです。しかも「大河ドラマ館」の業者向けの門として活用されているという、まさかの転用。これこそまさに「遺跡」じゃないですか。
そして更に……
元駐車場の場所に校訓の石碑が。
「誠実」「勤勉」「勇気」と書いてあります。当初この意味はさっぱりわからなかったのですが、おとなになった現在その3つの言葉の意味に、スポーツでよく使われる「心技体」になぞらえ、深いものを感じます。
まだ探せば元城小学校の遺跡が残っているのかもしれませんが、残念ながら立ち入り禁止区域もあるため、詳しくは探すことができません。
今後この場所がどのように活用されていくのか、非常に気になるところですが、元城小学校の名残という「遺跡」はぜひとも残してほしいものです。
※校歌の2番・3番もあったのですが記憶が曖昧で残っておりません。
もし確実な歌詞がわかる方はご連絡ください。
Twitter(@tamach_an)
参照:どうする家康大河ドラマ館