「本わさび」と「生わさび」どっちがオススメ?【メリット・デメリットを徹底解説】
こんにちは、板前のぱぷちゃんです!
今回はテーマは刺身好きの方には必見です。それは「本わさび」と「生わさび」の違いです
スーパーに「チューブわさび」を買いに行くと、必ず一緒に並んでいる「本わさび」と「生わさび」一体どっちを選んだらいいのか?誰しも一度は迷った事があるはず!
今回は板前である私ならではの見解を述べます!ぜひ、最後までお読みになってわさび博士になって下さい!
今回の目次
- 本わさびとは?
- 生わさびとは?
- 「味の違い」と「使い分け」
1.本わさびとは?
まず「本わさび」とは一体、何の事を示しているのでしょうか?
本わさびという言葉は、西洋わさびを使用する事の多いチューブわさびに日本原産のわさびと区別するために付けられた呼び方です。
※ただ、日本原産と言っても「国産」の物を示しているわけでは無いので注意が必要です。国産のわさびは少ないので「国産」という表示がなければ輸入物だと思った方がいいです。
そして本わさびの中にも、2種類の物があります。
・本わさび“入り”(原材料中50%未満)
・本わさび“使用”(原材料中50%以上)
「入り」と「使用」で違うなんて…なんだかややこしいですね!
2.生わさびとは?
続いて「生わさび」について、詳しく見ていきましょう!
チューブわさびに書かれている「生わさび」という言葉には規格上の定義があるわけでは無く
生の原料を使用している事を強調する為の言葉です
その背景として、昔のチューブわさびは、粉わさびを使った「練りわさび」が主流でした。それと区別するためでは無いかと言われています。
ちなみに、生のわさびをすりおろした商品が登場したのは1980年代後半です。
3.「味の違い」と「使い分け」
2つの違いは分かったけど、具体的にどう味が違うのか?それぞれのメリットを活かした使い分けはこちら…
【味の違い】
・香りを楽しみたい方は「本わさび」
・辛さを楽しみたい方は「生わさび」
そして、この2つの特徴を活かした食べ方はこちら…
【食べ方】
・お刺身やお寿司には「本わさび」
・そばなどの薬味には「生わさび」
香りも辛さも欲しい方は「2種類のわさび」を混ぜてオリジナルわさびをぜひ作ってみて下さい!