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【神戸市】これは必見!日本の家具が日本の布をまとう。須藤玲子氏コラボ家具展示は9/23まで

かっぱ母地域情報ライター(神戸市)/ブログ運営

以前に別記事で紹介した カリモク家具神戸ショールームの無料こどもイベント「アニマルカリモク」

「急いで申し込もうとしたのに、定員に入れず参加できなかった…ガッデーム!」
という人も多いのではないでしょうか。(私もその一人です!)

「イベントには参加できなかったけど、オシャレな家具だけでも見たい!」と思って、ふらっとショールームに足を運んでみたところ、図らずも「karimokuとNUNO #01 尾州」が開催中でした。

家具に関心が深い人にはもちろん、オシャレな家具との妄想を膨らませてトキメキたい人にも、絶対おすすめの巡回展(〜9/23)だったので、紹介したいと思います。

JR神戸駅からすぐ!カリモク家具 神戸ショールームへ

こちらが、今回ぶらりと訪れたカリモク家具 神戸ショールームです。

なんだかステキな立て看板を発見し足を止めます。

ニューヨーク近代美術館(MoMA)をはじめ、世界の名だたる美術館に作品が収蔵されているという世界的なテキスタイルデザイナー 須藤玲子氏

その須藤玲子氏率いる株式会社布(NUNO) と カリモク家具によるプロジェクトによって作られた椅子張り生地が展示されているみたい。

私も現代アートや近代アートにはすこし興味があるので、どんな世界と出会えるのかちょっとワクワクしながら中へ。

ちいさな展示ブースから溢れる、日本の布の美しさとロマン

ショールームに入ってすぐのスペースに、巡回展のブースを発見。

展示スペースはそこまで広くなく気楽に見て回れるボリュームです。置いてある家具はL字型ソファーやダイニングセット、各種チェアなど。

「この肘掛け椅子とスツール、ため息がでるほどステキ!想像が膨らむわぁ」

「マーカー」(色:まつぼっくり/組成:ポリエステル)という椅子張り生地を使用
「マーカー」(色:まつぼっくり/組成:ポリエステル)という椅子張り生地を使用

生活の質をワンランク上げてくれそうな、美しくて落ち着いたデザインに惚れ惚れ。
ウォールナットの木材と椅子張り生地の色・デザイン・質感のバランスが最高すぎます。

この椅子に使われている生地のデザインは「マーカー」という名前です。

マーカーペンによるタッチがそのままデザインに生かされている!
マーカーペンによるタッチがそのままデザインに生かされている!

こちらはデザインの基になったドローイング。こういうアナログなタッチがそのまま生かされているからこそ、生地にぬくもりを感じるのかも。

「うわぁ、L字型ソファーとクッション、とっても洗練されてる!」

ソファーの生地は「えんぴつ」という名前のデザイン。

「えんぴつ」(色:すみ/組成:レーヨン・綿・ポリエステル・麻))という椅子張り生地を使用
「えんぴつ」(色:すみ/組成:レーヨン・綿・ポリエステル・麻))という椅子張り生地を使用

なるほど、こちらもやっぱり、デザイナーさんがスケッチが生かされたデザイン。

このままフレームに入れて飾りたいくらい、オシャレなデザイン!
このままフレームに入れて飾りたいくらい、オシャレなデザイン!

アームレスチェア(下の画像)に使われている椅子張り生地は、「モザイク」
織り糸は、日本で私たちが使っていたセーターなどを集め、再利用して作られているのだとか。

椅子張り生地は「モザイク」(色:カラフル/組成:ウール・ポリエステル・その他)を使用
椅子張り生地は「モザイク」(色:カラフル/組成:ウール・ポリエステル・その他)を使用

穏やかな風合いがとっても印象的ですよね。
「モザイクのデザインが、心地よくてやさしいなぁ」

すばらしく優しくて、味わい深い色です
すばらしく優しくて、味わい深い色です

回収した羊毛製品を色ごとに丁寧に仕分け、粉砕や洗浄などの工程を経たあと、求める色を狙って各色のワタの配合を調整。まるで絵の具を混ぜるように職人さんがブレンドしているのだそう。なんとも繊細な作業です。

複数の糸の色が縦横に組み合わさって、複雑で優しい色合いが生まれるんですね。

高い芸術性、環境への配慮、人の心や生活に馴染む質感、そういったものを込められた家具たち。

しみじみと愛おしさを感じて、欲しいなぁ!と思っちゃう家具たちです。
ちょっと気になっている方。9/23(月・祝)までなら間に合うので、神戸ショールームで出会ってみてはいかがでしょう。

「karimokuとNUNO #01 尾州」巡回展
【概要】
株式会社布(NUNO)の代表であり世界的なテキストデザイナーである須藤玲子氏とカリモク家具が日本各地の織物工場を巡り、現場から得たインスピレーション、職人との対話から生まれた布が、カリモクの家具を彩ります。
空間演出・映像制作はスタジオ we+ のディレクション。3種の布ができあがるまでのストーリーを表現しています。

◆開催期間:7月6日 (土)~9月23日 (月・祝)
◆場所:カリモク家具 神戸ショールーム
〒650-0044 兵庫県神戸市中央区東川崎町1丁目3-3 ハーバーセンター地下2階
◆TEL:078-371-7711
◆営業時間
AM10:00 - PM5:00 (平日)
AM10:00 - PM6:00 (土日祝)
休館日:水曜日 (祝日は営業)

オマケ?神戸ショールームでこれ見て!

ショールーム内にちょっと興味深い展示をみつけましたよ。

この大きい方の丸太、何歳くらいだと思いますか?
ちなみに直径はだいたい22センチくらいです。

答えは60歳。
家具に使う材木としてはかなり小さい方ですが、そこまで成長するのに60年もかかるのだそうです。

子供たちの学習机にはいったい何歳の木が使われているのでしょうね。

ショールームでは、家具や木材に関して、改めて考えるヒントがいっぱいです。
子供たちも何か感じてくれるかもしれませんね。

そうそう、木の外がわ(樹皮にちかい方)とまんなか(髄)とでは、どちらが若いと思います?
答えは神戸ショールームのスタッフさんに聞いてみてくださいね〜。

地域情報ライター(神戸市)/ブログ運営

英語の学習をがんばる子供と、子供の英語学習を応援するお家のかたを対象に、英語学習ブログ『3匹かっぱのえいごもおやつも』を運営。さらに、主婦目線で神戸市垂水区とその周辺地域についての情報を発信する地域ブログ『たるみドア』も運営。キャンプについてはまだまだビギナーの域だが、自身のように面倒くさがりなタイプでも気楽に楽しめるキャンプを追求し、インスタグラムでも情報発信中。

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