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テントサイトが片付かない!非常時でも慌てずに設営&撤収が出来るソロキャンプのレイアウト術

たびんちゅや節約キャンプ研究家

キャンプ中に使いたいと思った道具がテントサイトで なかなか見つからない時って ありますよね。

「テント周りが どうもスッキリしない」
「キャンプ中に物が行方不明になる」

という方もいるでしょう。

そこで、今回は3人用テントを使ったソロキャンプで設営&撤収が簡単に出来るテントサイト レイアウト術を紹介します。

基本的に日陰の無い場所でテントを設営する時はテントの出入り口を北側にすることを おススメします。

テントの出入り口を北側にすれば、テントのドアを開けていても太陽光が中に入らないので涼しく朝寝坊が出来ます。

そして、湿気がこもりやすいテントの背面部分は日当たりが良い南向きなので、結露や夜露で濡れたテントが乾きやすいというメリットもあります。

ミニマムスタイル

まずは究極のミニマムスタイルの場合。

キャンプチェアを使わず、テントの出入り口にグランドシートを敷いて お座敷スタイルで過ごすレイアウトです。

持ってきた道具はテントの中に入れて必要な物だけ外に出して使います。

グランドシートの前にシューズ、キャンプ用コンロ、テーブルを並べています。

シートの上にキャンプマットを敷いてから座ると更に快適になります。

食事の時はグランドシートの上にテーブルを移動させても良いでしょう。

小型タープ設営スタイル

次に小型のタープを張ったスタイルのレイアウトです。

タープの背後から朝日が差し込むので、日差しが低くても暑さを軽減できます。

焚き火の煙がテントに流れ込まないように北側のタープポールはテントより高くしておきます。

テント前にイス、イスの前に焚き火台、イスのサイドにテーブル、テーブルの横にクーラーボックスを置いています。

イスに座っていても全ての道具が手に届く位置にあります。

テーブルやイス、クーラーボックスをタープの下に設置すれば雨や夜露で濡れるのを防げます。

就寝時はテントの出入り口付近に集めておけば、強風時でも飛んでいくことは無いでしょう。

大型タープ設営スタイル

大型のタープを張ったスタイルのレイアウトです。

4m×4mや4.5m×4.5mの大型タープを張ればバイクや自転車もタープの下に入れることが出来ます。

道具の配置は小型タープ設営スタイルと同じです。

テント全体がタープで覆われているのでフライシートは張らなくても良いという利点があります。

このスタイルの場合は雨が降っていてもタープの下で濡れすにテントを畳むことが出来ます。

テントの中のレイアウト

テントの中では枕元にアイテムを集めておくと良いでしょう。

非常時しか使わない救急セットや修理道具、雨具などはメインのバッグの中へ、着替えはメインバッグの上にのせておけば床の結露で濡れることはありません。

使用頻度の高いスマホや貴重品はサブバッグへ収納します。

就寝時にテント内を整理整頓する癖をつけておけば、トラブルが発生した際でも慌てずに貴重品の入ったサブバッグを持ち出すことが出来ますからね。

最後に

キャンプのスタイルは人によって様々です。

ハンモックやフロアレステント&コットのスタイルなどは今回のレイアウトには当てはまらないでしょう。

あれこれと試して自分に合ったレイアウト術を見つけてみてはいかがでしょうか?

あと、野生動物のいる場所でキャンプをする際は食品やゴミはテントの中もしくはクーラーボックスに入れておくことをお忘れなく。

節約キャンプ研究家

お金を掛けずにキャンプや車中泊をしながら旅を楽しむ方法を紹介しています。 自作のキャンプ道具やキャンプの裏技が参考になれば幸いです。

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