【川崎市】プロ選手たちと楽しむ!春のパラスポーツ体験会「カルッツ★パラスポ スプリングフェスタ」
川崎で開催されるパラスポーツ春の祭典
車椅子バスケや車椅子ソフトボール、ボッチャ、カローリングなど様々なパラスポーツが体験できる「カルッツ★パラスポ スプリングフェスタ」が 3 月 27 日、川崎市スポーツ・文化総合センター「カルッツかわさき」にて開催されました。
カルッツ★パラスポ
カルッツかわさきで行われる本イベントは今回で 4 度目の開催となります。「カルッツ★パラスポ」は例年「障がい者スポーツ」と「健常者スポーツ」との組み合わせた体験会を行います。たとえば、「ビーチサッカー」を体験してから、視覚を隠しての「ブラインドサッカー」を体験するといった様に、障がいの有無に関わらずそれぞれの得意なフィールドを体感することができるようなイベントとなっています。今年は参加する方への感染症に対する配慮をふまえた上で志向を変え、午前の大会と午後の体験会の二部構成にして「パラスポーツ」や「ユニバーサルスポーツ」の体験に重点をおいての企画となりました。
午後に開催された「スポーツ体験会」では普段なかなか体験できないパラスポーツやユニバーサルスポーツを子どもから大人まで夢中で楽しむ姿が見ることができました。
話題のボッチャもスタッフがルールから丁寧に教えてくれ、初めて出会った人同士でも楽しく対戦できました。
プロ選手からも教わることができるスポーツの体験会
このイベントにはパラスポーツのプロ選手やトップアマチュア選手も交じって参加しており、その洗練された技術を間近で見ることができました。
パラスポーツだけじゃない。スポーツに関わる様々な体験を
他にもいろいろな体験会が開催されており、盛沢山なイベントとなっておりました。その中でもひと際、参加者たちを盛り上げていたのが川崎市をホームタウンにするプロゲーミング集団「SCARZ」による「esports」の体験会でした。
施設内には、廃棄されるボトルキャップを回収して作られた「ボトルキャップアート」も展示、マリンスポーツで課題にもなっているゴミ問題の啓発を促していました。
屋外のフリーマーケットでは川崎にある様々な地域の団体も出店に協力、たとえば、中原区に店舗を持つ「夢屋」のブースでは川崎市内の養護学校などを卒業した社員たちが作る藍染の衣類やグッズなどが販売されていました。
川崎区を拠点に活動するママたちの団体「川崎区盛り上げ隊」のブースもイベントに華を添えていました。
以上のように、パラスポーツを通して様々な体験ができ、1日楽しめるイベントとなっていました。
体験会を通して広めたいコト
「まだまだ障がい者の方をネガティブな見方をする人は多い。しかし、一緒にスポーツをしてみると、健常者に比べ、障がい者のプレイヤーの方が上手にプレーしていると実感させてくれる。スポーツを通して健常者のみなにも彼らの逞しさがより伝わってほしい。」
「カルッツ★パラスポ」を主導した「NPO法人ファンズアスリートクラブ」理事長の井上秀憲さんはイベントへの想いを語ってくれました。
スプリングフェスタとして開催された本イベントは、世代を問わず様々な方が交流できるイベントとなりました。今年の 8 月にも今回企画されたような体験会を開催するとのことです。
パラスポーツを通していろいろな体験ができる「カルッツ★パラスポ」にご興味ある方は次に開催される際に足を運んでみてください。
「カルッツ★パラスポ スプリングフェスタ」
開催日時:3月27日(日)
場所:カルッツかわさき小体育館 ほか
主催:カルッツかわさき
運営委託:NPO法人ファンズアスリートクラブ / ファンズスポーツクラブ川崎
後援:川崎市障害者スポーツ協会
「カルッツかわさき 川崎市スポーツ・文化総合センター」
住所:神奈川県川崎市川崎区富士見1丁目1−4
アクセス:JR「川崎駅(北口東)」京急「京急川崎駅」より徒歩約15分
施設利用時間:9:00-21:30 (新型感染症の影響で、変更がある場合があります)
公式サイト:http://culttz.city.kawasaki.jp/
カルッツかわさきでのパラスポーツ情報の特設サイト
「カルッツかわさきカルパラ応援サイト」:http://kalttz-para.net/kalpara.html
一部写真提供:「カルッツ★パラスポ スプリングフェスタ」運営より