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【消せるボールペン】最新「フリクションシナジーノック」をほぼ日Weeksで使ったらこんな感じでした

舘神龍彦デジアナリスト・手帳評論家・歌手
「ほぼ日Weeks」。月間+週間フォーマットのタイプ

 先日発表になった消せるボールペン「フリクションボールシナジーノック」3月4日発売予定のこの新型を、手元の「ほぼ日Weeks」でさっそく使ってみました。

 念のためにおさらいしておくと、「ほぼ日Weeks」(株式会社ほぼ日)は、ほぼ日手帳の週間フォーマットが中心のバージョン。月間+週間それぞれの予定記入欄があります。また、週間フォーマットには時間軸がありません。細かな時間管理と言うよりは、ゆるいメモとして利用できるのが特徴。巻末のノートページに、ノンブル(ページ番号)があるのも便利です。縦長のプロポーションは、ドレスシャツやジャケットのうちポケットにもすっきり収まりそうです。

激細0.3ミリをテスト

 フリクションボールシナジーノックには、3種類のペン先のタイプがあります。すなわち、0.5ミリ、0.4ミリ、0.3ミリです。今回使ったのは初登場の激細0.3ミリ。ブルーブラックとレッドです。この激細には全部で8色が用意されていますが、まずは自分がよく使うであろうこの2色をテストしてみました。

レッドとブルーブラック
レッドとブルーブラック

 このほぼ日Weeksの紙は、トモエリバーという紙です。薄く、かつ裏移り、裏抜けがないことでも有名な紙です。

 これに書いてみました。

 こんな感じです。

ブルーブラックとレッドで書いてみたところ。0.3ミリ
ブルーブラックとレッドで書いてみたところ。0.3ミリ

 縦に定規で線を引いてみたのがこれです。

レフト式の予定記入欄の縦方向に線を引いたところ
レフト式の予定記入欄の縦方向に線を引いたところ

 そして消してみるとこんな感じ。

消したところ。紙がやや波打っている
消したところ。紙がやや波打っている

 フリクションは摩擦熱でインクが消える仕組みです。つまり熱が発生しているわけです。なので、消した後の紙がやや波打っているのはそのせいなのでしょう。ともあれ、実用上は差し支えないです。

 今回のほぼ日Weeksの紙は一例ですが、おそらく他の手帳でも同じような感じになると思います。よい発色ながらも、消すときっちり消えるのは、とても便利です。

 フリクションボールシナジーノックは、3月4日発売予定。楽しみですね。

デジアナリスト・手帳評論家・歌手

デジアナリスト・手帳評論家・歌手。著書『手帳と日本人』(NHK出版新書)は週刊誌の書評欄総ナメ。日経新聞「あとがきのあと」登場ほか大学受験の問題に2回出題。『凄いiPhone手帳術』(えい出版社)『システム手帳新入門!』(岩波書店)等著書多数。「マツコの知らない世界」(TBSテレビ)「HelloWorld」(J-WAVE)はじめテレビ・ラジオ出演多数。講演等も。手帳ユーザーを集めた「手帳オフ」を2007年から開催する等トレンドセッター的存在。手帳活用の基本をまとめた「手帳音頭」をYouTubeで公開中。認知症対策プロダクト「おぼえている手帳」は経産省オレンジイノベーションプロジェクト事業採択。

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