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茨木市・コットンプロジェクトが上映会を実施。洋服ができるまでの物語

茨木じゃるこ北摂・ド・ローカルメディア茨木ジャーナル編集人(茨木市)

茨木市役所の北側、芝生が広がるIBALAB@広場には、鶏小屋があったりプランターで花木が育てられているスペースがあります。

履かなくなった靴がプランターになっていたりして、なんだかカッコいい。捨てるんじゃなくて活用する、というスタイルもステキです。

その近くにも、手作りのプランターが並んでいました。

朝顔の葉っぱのような、でもきっと朝顔じゃない植物です。
札を見ると、「いばらきコットンプロジェクト」と書いてありました。

コットンプロジェクトは、茨木市内で今年の春から活動しているチーム名。コットンの花を育てながら、身近な衣服が消費者の手に渡るまでにどんな課題があるのかを考えていくプロジェクトです。

「社会の課題」というとちょっとカタイ印象。
そこでコットンプロジェクトでは、みんなが自分のこととして考えられそうな楽しい仕掛けを考えて活動を展開しています。

春には、イベントでコットンの種を配布。

少し育った苗も配布しました。
栽培を通して、素材である綿がどう育っていくのか、一つの種からどれぐらいの量が収穫できるのかを感じてほしかったからとのこと。

種や苗をもらった人たちがSNSで情報交換や栽培の様子を報告しあっています。

8月には、座布団作りワークショップも実施。

「いばらきコットンプロジェクト」の集大成として、9月24日には上映会が開催されます。

(コットンのつぼみも膨らんできました)
(コットンのつぼみも膨らんできました)

映画「ザ・トゥルー・コスト
~ファストファッション 真の代償~」上映会

映画「ザ・トゥルー・コスト~ファストファッション 真の代償~」は、私たちが買う洋服の知られざるストーリーに光を当て、ファッション産業の今と向かうべき未来を描き出すドキュメンタリー映画です。

大きなことはできなくても「自分にどんなことができるかなぁ」と、振り返ったり考えるきっかけになりそうですよ。

参加者限定で「0円服の交換会『ぐるり』」も実施されます。

「ぐるり」は人気のイベント。
不要なものを持参してその場にあるものと交換できるという催しで、今回は「トゥルー・コスト」の上映会にちなみ「洋服」のみの交換会です。

映画「ザ・トゥルー・コスト
~ファストファッション 真の代償~」上映会
■開催日時 9月24日(日)
1部 10:00~
2部 13:00~
※各回開場は30分前から
■プログラム
・コットンプロジェクトより挨拶
・映画鑑賞 (約93分)
・感想共有
■会場 水尾コミニティーセンター
1階 多目的室
(大阪府茨木市水尾2丁目9−15)
【水尾コミュニティセンターMap】
(リンク先のマップが開きます)
■定員 各回20名 
※要申込・先着順
■参加費 500円(当日 現金でお支払いください)
※お子様連れも可能ですが参加費は必要です。
■主催:茨木市 エシカリズム

・休憩場所として2階和室もご自由にお使いいただけます。(お食事や休憩等)


【上映会参加者さん限定】
0円服の交換会『ぐるり』同会場内で実施。
不要な服を持参していただきましたら、その場にある必要な服と交換が可能です。
【9/24「ザ・トゥルー・コスト」上映会 案内ページ】
(リンク先が開きます)

■いばらきコットンプロジェクトの公式SNSでも最新情報を発信しています。
【いばらきコットンプロジェクトInstagram】

北摂・ド・ローカルメディア茨木ジャーナル編集人(茨木市)

大阪府茨木市の超ローカルメディア「茨木ジャーナル」を2013年から運営。ふつうに暮らす市民の視点で、茨木市のグルメ・イベント・スポット・できごとを発信しています。カバンもカンバンもジバンもないまま「やったろかい」と勢いで走るクセあり。好きなことばは「人生ムダなし」と「いつも見てます」です。

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