【市ヶ谷カフェ6選】2023年最新レポート!東京のド真ん中にある、おとなの街
東京23区の中心部とも言って良い市ヶ谷。
皇居や日本武道館が近く、歴史ある空間が多いのも特徴で、特に大人な雰囲気が漂う空間です。
さらに、江戸時代から武家屋敷が集まっていたという背景もあり、高級感を感じる住宅街はもちろん、重厚感のある建物や屋敷も点在しています。
そんな市ヶ谷だからこそ、都会の喧騒から少しはずれつつ、余裕のある時間を過ごすことができるカフェが多いのも大きな魅力です。
今回は、そんなエリアから、6つのこだわり空間をご紹介していくので、ぜひ参考にしていただきたいです。
特に、コーヒーや紅茶が美味しいお店を多数ご紹介するので、イートインはもちろん、テイクアウトでのご利用もご検討ください。
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1. PASSAGE COFFEE ICHIGAYA
2022年5月、市ヶ谷にオープンしたスペシャルティコーヒーが魅力のカフェ。
スペシャルティコーヒーはもちろん、自家製スイーツを楽しむことができ、桜の季節など、テイクアウトでいただいたコーヒー片手に散歩をするのにもおすすめな店舗です。
”スペシャルティコーヒーを特別ではなく、日常へ”をコンセプトとして展開するお店で、以前にも三田のお店をご紹介しました。
個人的なおすすめはモーニングで、土日は9時から平日は朝7時半からオープンしているので、朝活に訪れてから出社できるという点で、とてもありがたい店舗です。
席の数こそ多くないものの、Wi-Fiも完備されているので、軽めのメールチェックやSNSのチェックなど、ちょっとした作業用途でも利用できるかと思います。
コーヒー豆は常時5種類ほど用意されており、豆本来の味わいが楽しめる浅煎りをメインに取り扱っています。
タイミングが合えば、それらの豆をワールドエアロプレスチャンピオンシップで優勝経験のある店主さんが提供してくれるので、まさに本格的な一杯を味わえそうです。
喫茶店の深い味わいでもなく、スタバやタリーズなどとも違った味わいを試したい方に特におすすめです。
この日にいただいたトーストとセットのモーニングメニューはなんとワンコインの500円。
市ヶ谷には大学や専門学校も多いので、学生さんたちのお財布にも優しいとても素敵な店舗です。
店員さんも明るく雰囲気がいいので、一日のはじめに訪れると、とても良いスタートが切れそうかなと思います。
<<Morning Set A(トーストセット)>>
500円(税込)
営業時間:
平日 7:30~19:00
土日祝 9:00〜19:00
定休日:日曜日
アクセス:地下鉄市ヶ谷駅から徒歩1分
電源:なし
Wi-Fi:あり
決済手段:カード◎、電子マネー◎、QRコード決済◎、現金◎
2. No.4
市ヶ谷で最も有名なカフェと言っても過言ではない、ベーカリーカフェ。
食べログカフェ百名店2022にも選出されています。
カフェでもレストランでもベーカリーでもない。
朝から晩まで自由なスタイルで「ハンドクラフト」を楽しめる空間をイメージして運営されています。
元々、飲食業界ではメジャーではない麹町というビジネス街に、平屋建てのコンテナハウス型の外観で誕生。
以前にご紹介した表参道のcrisscrossさんの系列で、そのおしゃれさも大きな魅力です。
人気カフェなだけあって、どの時間に訪れても基本的には待ちが発生。
人が集まる空間として大きく貢献しているのも頷けます。
お店の外には長いベンチがあり、屋根もついているので、本などをご持参いただいていれば待ち時間も苦ではないかもしれません。
また、モーニング・ランチタイムは予約不可ですが、17時以降は予約可能。
どうしても!という方は、予約の上、夜に訪れても良いかもしれません。
また、テイクアウトであれば、すぐに購入できるので、そちらも選択肢の一つになりそうです。
1番の魅力とも言えるパンは、こだわりの製法で焼き上げ、風味も豊か。
ランチには、窯焼きピザ、夜にはクラフトビールと、時間ごとの楽しみ方も魅力です。
この日にいただいたのは、Avocado Toastのモーニングメニュー。
セットドリンクではカフェラテをいただきました。
お店の看板メニューはフレンチトーストなので、次回訪れた際にはぜひとも試してみたいです。
<<Avocado Toast>>
1,400円(税込)
<<Set Drink(アイスラテ)>>
420円(税込)
営業時間:8:00~22:00(21:00 L.O.)
定休日:無休(正月休み)
アクセス:市ヶ谷駅から徒歩4分、麹町駅から徒歩3分
座席:48席
電源:なし
Wi-Fi:なし
決済手段:カード◎、電子マネー◎、QRコード決済◎、現金◎
3. 上島珈琲店 千代田区二番町店
2022年1月に誕生した「上島珈琲店」の新店。
実は上島珈琲店の実店舗がオープンしたのは2003年。
本と喫茶店の街、神保町に1号店がオープンし、UCCグループが85年以上にわたって培ったコーヒーへのこだわりと技術を提供する場として愛されてきました。
そして、今回の千代田区二番町店は、ビジネスユーザー、地域住民などが、快適に利用できるよう、店内を3つにゾーニングした客席レイアウトが特徴的なコンセプト色の強い店舗です。
ゾーンは「コミュニティゾーン」、「ダイアログゾーン」、「フォーカスゾーン」に分かれており、店内入ってすぐには、大きな窓から差し込む光が心地よい「コミュニティゾーン」がお出迎え。
この日も、地域の方々がモーニングの時間を楽しんでいたのが印象的で、確かに憩いの場になっていることが確認できました。
アーティスティックなオブジェクトを横に備えたテラス席もあり、そこではお子さまと一緒にコーヒーを楽しめるとのことなので、土日にはまた違った賑やかさが生まれるのかもしれません。
続いてはお店入って左手にある「ダイアログゾーン」。
商談用にも使えるラグジュアリーな空間で、ホテルのラウンジのような高級感があります。
そして、入り口から見て右手には「フォーカスゾーン」。
仕切られたハイチェアーがある空間で、電源完備なので、まさに作業向けに使えそうなスペースでした。
そんなこだわりの空間でありながら、コーヒーはもちろん、フードも充実。
この日はモーニングセットの看板メニュー、バタートーストにベーコンとスクランブルエッグ、サラダがついたセットをいただきました。
ふわふわのパンとコーヒーの組み合わせは絶品で、出汁の効いたスクランブルエッグやベーコンも含めとても美味しくいただけました。
「失われつつある日本の喫茶文化を大切にした懐かしく温かで、しかしかつて何処にもなかった大人のための珈琲店」をコンセプトとした上島珈琲店。
<<ベーコン&和出汁スクランブルエッグ、厚切りバタートースト>>
850円(税込)
営業時間:
平日 7:00~20:00
土日祝 8:00~19:00
定休日:不定休
アクセス:麹町駅から1分、市ヶ谷駅から6分、四ツ谷駅から徒歩7分、
座席:54席(全席禁煙)
電源:あり
Wi-Fi:あり
決済手段:カード×、電子マネー◎、QRコード決済◎、現金◎
4. BunCoffee Byron Bay lchigaya
オーストラリア発オーガニックコーヒーロースター「BUN COFFEE」が日本上陸!
バンコーヒーは2005年デビットケネディーさんが立ち上げ、オーストラリアのバイロンベイにある焙煎所です。
彼自身が世界中から厳選した豆をそれぞれの豆に合った焙煎方法で、6種類のスペシャルなブレンドを完成させ、提供してくれています。
中でも現地で愛されるフラットホワイトとロングブラックは必見。
コーヒー以外にも自家製の焼き菓子が充実していて、どれもとても美味しそうなので、是非気に入った焼き菓子を選んで、コーヒーと合わせていただいてみてください。
具体的には、スコーンやキャロットケーキがあるのですが、スイーツ以外にも、ベーグルサンドやホットドックもあるので、ランチ時にも活用できます。
そんな中、この日にいただいたのはラミントンという焼き菓子。
オーストラリアの伝統的なスポンジケーキで、ケーキにはさんだレモンのジャムがアクセントになっていてとても美味しかったです。
ブラウニーのような感じではなく、スポンジケーキがベースになっているので、甘すぎないのも個人的には嬉しいポイントでした。
ミスドのココナッツチョコレートが好きな方は特にその美味しさを感じられると思うので、おすすめです。
<<ラミントン>>
450円(税込)
<<ロングブラック>>
410円(税込)
営業時間:
平日 8:00-18:00
土日祝 10:00-18:00
定休日:なし
5. Off coffee stand Kojimachi
2023年4月に誕生したばかりのコーヒースタンド。
来てくれる方の気持ちをOFFする場所でありたい。
私たちの毎日楽しい場所でありたい。
そんなメッセージを込めつつ、一杯一杯丁寧に入れていただくハンドドリップコーヒーをいただけます。
お店の看板メニューはカフェオレ。
東京では入手が難しいオブセ牛乳を用いた、 ふわふわカフェオレになっています。
オブセ牛乳というのは、80度で15分間殺菌した生乳で、そんな生乳を使ったフォームミルクで作るカフェオレは、牛乳の甘みをとても良く感じられる自慢の一品だとのこと。
最近ではそんなオブセ牛乳を使ったジェラートも登場しており、ミルク、カフェナッツ、チョコマーブルから選べるとのことなので、これからの夏の季節には最適です。
こだわりはドリンクやフードだけではなくBGMにも。
カセットテープ、CD、ラジオからセレクトしながら、HiphopやR&Bなど、音楽好きにとっては心地の良いサウンドに身を包むことができます。
この日にいただいたのは、トマト、バジル&チーズのホットサンド。
セットにすると、コーヒーのサイズアップをいただけるとのことで、少しお得にいただけました。
セットとしては、ホットサンド以外にもバタートーストにもできるようでした。
ホットサンドは、チーズの伸びや味わいが絶品でトマトとバジルも合わさってイタリアンテイストに美味しくいただけました。
<<ホットサンド(トマト、バジル&チーズ)>>
500円(税込)
<<本日のコーヒー(L)>>
600円(税込)
セットのためサイズアップ
営業時間:8:00〜18:00
定休日:土日祝
アクセス:麹町駅から徒歩4分、四ツ谷駅から徒歩5分、市ヶ谷駅から徒歩13分
座席:8席
電源:なし
Wi-Fi:なし
決済手段:カード◎、電子マネー◎、QRコード決済◎、現金◎
6. Stutea
2022年3月に誕生したスリランカ料理の専門店。
店名のStuteaはスリランカ茶葉専門のティーブランドとのことで、運営会社である株式会社トウヨウ貿易が、東南アジアを中心とした貿易の中で見出したスリランカ茶葉の魅力を体現したお店です。
日本の紅茶の輸入国No.1はスリランカとのことなので、本格的な紅茶を楽しむのにはぴったりなお店です。
ちなみに、スリランカでは7つの産地でバラエティー豊かな紅茶を産出することが可能で、世界中で採れる紅茶の特徴をスリランカだけで網羅しているとも言われています。
今回オープンしたカフェではスリランカ産の紅茶はもちろん、クッキー、カレーなど、スリランカの魅力を存分に味わうことができるのが大きな魅力です。
人気No.1のドリンクはチャイ。
4種のスパイスの複雑なお味が口に広がり、ショウガのスパイスとミルクのまろやかさが絶妙にマッチします。
この日は、そんなチャイに加えランプライスをいただきました。
ランプライスというのは、バナナの葉に包んだスリランカカレーで、スリランカではパーティーやお祝いの時に食べるとのこと。
バナナの葉には抗菌作用があり、冷蔵庫がない時代に食品を保存する知恵として、普及したようでした。
ちなみに、Stuteaでいただけるランプライスはスリランカ人が普段から食べているカレーの組み合わせより少し特別とのこと。
パーティーなどで出てくるようなお米とおかずの組み合わせを実現しています。
中身は、
・スパイスと玉ねぎで味つけしたお米
・2種のカレー
・野菜の炒め物と付け合わせ
・チリペースト
からなるスリランカの珠玉の一品で、食材は季節により変わるようでした。
<<ランプライス>>
1760円(税込)
<<チャイ>>
550円(税込)
営業時間:
月~木:10:00~19:00
金:10:00~21:00(バー17:00~)
土:11:00~21:00(バー17:00~)
定休日:日祝(不定休あり)
アクセス:地下鉄市ヶ谷駅から徒歩6分
座席:10席
電源:なし
Wi-Fi:あり
決済手段:カード◎、電子マネー◎、QRコード決済◎、現金◎