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【理由と対処法も解説】なぜHSPは周りへの相談が苦手なのか?

精神科医しょう精神科医/メンタルドクター

どうも!精神科医しょうです。

先日インスタのフォロワーさんから、


「周りへの相談がどうしても迷惑なのではないかと躊躇してしまう」

という声を頂いたので、

今日のテーマは周りへの相談が迷惑かもと躊躇してしまう理由と対処法についてお伝えしたいと思います。

なぜこのテーマを選ばせて頂いたかというとですね、私もとても共感できるんですよ。



私自身も周りに相談するのが苦手なタイプなんです。

自分でできることは全部自分でやっちゃえばいいかと思うし、周りに相談したら迷惑かなと思っちゃうんですよね。

私もそうなのですが、長男、長女に多い悩みなんじゃないかなと思います。

小さい頃を思い出してみると、妹が生まれたからもっと自分は頑張らなきゃ、親には頼れないっていうような強がりが根底の根底に私の場合はあったような気がします。

それはただの子供の強がりなんですけど、意外とそういうものって大人になっても無意識のうちに尾を引いていたりするものなんですよね。

私の話に少し話題が逸れてしまいましたが、今日のテーマは私自身に対して話すつもりで少し厳しめにお話していきます。

あなたを傷つける気持ちは全くないのですが、少し傷ついてしまったらごめんなさいね!

周りへの相談が迷惑かもと躊躇してしまう理由

まず周りへの相談が迷惑かもと躊躇してしまう理由としてはですね、これいきなりで厳しいかもしれないですが弱いからなんですね。

そうなんです、自分自身では強いと思っているのかもしれないですが、これは強さではなく弱さなんですね。

考えてみると、周りに相談することってこうゆうことじゃないでしょうか。

「これがわからない。これに対処できない。これをやる時間がない。」

ある意味、弱さを見せる事になるわけです。

そして、人間は弱さを見せることっていうのは、とても勇気がいる事なんですね。

弱みを見せたくないから、周りに相談できないと心当たりのあるあなたもいたのではないでしょうか?

弱さを見せられる人は強い人

以前にお話したかもしれませんが、弱さを見せられる人は強い人なんですよね。

私も周りに相談することが苦手とはいえ、仕事をしていてどうしても自分自身では対応ができないことはそれはもう山ほどありました。

そんな時は、勇気を持って周りに相談してみるんです。

そうしたら、意外とみんな受け入れてくれるし、思ったほど嫌な顔もされないんですよね。

なんなら早く相談してくれれば良かったのに!とか言ってくれる人だっているんです。

普段からお願い事ばかりしていたら、嫌な顔されちゃうのかもしれないんですけど、普段は自分自身で頑張っているあなたなら大丈夫です!

安心してください!

周りを責めるのは良くない

加えて、「なんで自分はこんなに頑張っているのに周りは助けてくれないんだろう」とか周りを責めちゃうように考えちゃうこともあるかと思うんですけど、これも自分自身の弱さからくる感情ですね。

残念ですが、まずは自分の弱さを開示しないと、周りはそれに気づくこともできないことが大半なんです。

まれに周りから「大丈夫?」とか声をかけてくれるケースもあると思うのですが、レアケースと思ったほうがいいでしょう。

しんどいとは思いますがまずは、自分から弱さを見せて周りに相談することが大切なんです。

周りのせいにしちゃうのは良くないですよね。

でも勇気を持って、相談し終わったら、なんだか自分の肩の荷がほんの少し軽くなったような気がして気持ちがすごく楽になるんですよ♪

やっぱり自分一人では物事を抱えてはいけないと思う瞬間でもありますね。

とはいえですね、「急に相談するのは無理だよ」という意見もありますよね。

気持ちわかります、私もですから。

そんなあなたのために対処法をお伝えしようと思います。

周りへの相談が迷惑かもと躊躇してしまう対処法

その対処法はですね、「とてもとても小さいことから相談してみる」っていうことなんですね。

小さいことから相談する事によって、相談という行為自体へのハードルを下げて、その後の大きな相談をしやすくするトレーニングなんです。

例えば、あなたがデパ地下でハチミツを売る店員さんだったとしましょう。

なんでハチミツを売る店員なんだよって思ったかもしれないですが、この前似たようなシチュエーションを経験したんです笑

それで、お客さんが前を歩いていて、「ハチミツ買ってくださーい、美味しいですよ〜」ってお願いするよりも、「ハチミツ無料試食しませんかー?」の方が店員さんの立場としてもハードル低くないですか?

声をかけられた私自身も「ハチミツ買ってー」よりも、「試食しませんかー?」っていう声に反応して、「はーい」って寄って行っちゃいましたもん。

「ハチミツを試食してよー」っていう小さなハードルから、徐々にハードル上げていって最後には「ハチミツ買ってくださいよー」という大きなハードルを目指していった方が良いんですね。

その後、見事にハチミツセット買っちゃいましたけどね笑

だって、5回くらいハチミツの試食がきて、小さいハードルをピョンピョン乗り越えていきましたからね笑

それはもう最後はなんの疑問もなくハチミツ買っちゃいますよね!

これ、相談する側もされる側にとっても快適なやり方なんです。

どうでしょう?

「相談はとてもとても小さなことから相談してみる」これだったらできる気がしませんか?

まとめ

本日は周りに相談への相談が迷惑かもと躊躇してしまう理由と対処法についてお伝えしました。

実は周りに相談できないのは強さではなく弱さなんですね。

周りにきちんと相談することは実は強さなんです。

もちろん今すぐに相談できるようになるのは難しいかもしれません。

でもまずは自分自身の弱さと向き合ってそれを受け入れることから始めましょう。

自分自身の弱さを受け入れられる人は強い人です。

弱いところがない人なんていないんです。

あなたが自分の弱さを受け入れるのは、最初の第一歩なんですよ。

小さなお願いから始めてみて、そして徐々に周囲に相談できるようになっていきましょうね。

小さなハードルを徐々に超えていくことで、いつの間にかあなたも相談できるようになっているはず。

この記事を読んであなたの気持ちが少しでも楽になると嬉しいです♪

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精神科医/メンタルドクター

HSP気質とメンタルヘルスについて発信している精神科医。精神科外来で診療を行い大学で研究も行っている。instagramのフォロワー7万人以上。著書:頑張り屋さんのための心が晴れる本(KADOKAWA)、新刊:精神科医が教える笑顔うつから抜け出す方法(2023年8月16日発売)。私のブログのテーマは、「他人軸でなく自分軸で気楽に生きる」です。あなたはこんな悩みをお持ちではありませんか?「他人の顔色ばかりみてクタクタ」「自分の意思で生きられない」「いつも後悔ばかりでグルグル一人反省会」こんな他人軸の悩みでクタクタなあなたは、上記の私の名前をクリックして公式ブログから自分軸を目指しましょう♪

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