【仙台市宮城野区】気がつけば、漢方豚の美味しさの虜。ホルモンも食べたくなる小田原の人気店実食リポ!
仙台市宮城野区・若林区を愛する号外NETライターの長谷川誠です。
豚肉さん、大好きです。ラヴ。牛肉、鶏肉、羊肉、カモ肉、最近ではジビエなどなど、他にもお肉は様々あり、どのお肉もそれぞれの美味しさと魅力があるんですが、あれ? 気がつけば豚肉連続で食べてない? などといったように、自然とワタクシの生活に浸透している豚さんです。
牛肉というと、どこか「ここが踏ん張りどころ! 気合いの食事だ! 牛肉だ!」といったスタミナ意識が高い時に食べたくなりますし、鶏肉といえば「プロテインだ! タンパク源だ! …でも鶏皮の脂でちょっとだけ不摂生成分も補給しつつ」といったように、健康面への意識が高い時に食べたくなります。あ、健康面といえば、羊肉さんも脂がヘルシーだからという理由で食べたくなりますねぇ。
そんなワタクシの日々の生活に、気がつけば寄り添ってくれている豚肉さん。今回ご紹介するのは、そんな「豚肉さん」がこれでもかと大暴れしているような、思わず満面の笑みになってしまった美味しさに遭遇できたお店です。
そのお店とはこちらの「中華食堂 一富士」さん。人気店ということもあり、また交通量が非常に多い45号線沿いにあるお店ということで、すでにご存じという方やその看板を目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。昭和レトロ、といいますか、ガード下の中華料理屋さんを思わせる店構えもいい感じです。
ちなみに一富士さんの店舗2階は「もつ小屋」というホルモン焼きのお店になっており、こちらのお店も人気のようです。嗚呼、ホルモン&ビールを存分に楽しんで、シメにラーメンができるなんて天国か、ここは天国ですか?
道路沿いには、餃子が仙台で「一番美味しい!!」と言われております、との看板が。はい! もう、これで餃子を食べることは確定となりました。食べないわけにはいきません。さてさて、まずは餃子は確定ですが他には何を食べましょうかねぇ。
餃子、餃子と思いながら入口脇のメニュー表を見ると、中華そばなどの麺類・チャーハン・定食・カレーライスなど町中華メニューがズラリ。そして気になるのは「漢方豚」の三文字。
ふむふむ、と思い調べてみますと、こちらの「一富士」さん。おそらく2階の「もつ小屋」さんも含めてと思われますが、豚肉は「漢方豚」というブランド豚を使用しているご様子。ハーブなどの漢方をモリモリ食べて元気に育った豚さんのようです。おぉ、どんな味わいの豚さんなのでしょうか。餃子も漢方豚使用となっていますので、さらに餃子欲も高まります。ジュルリ。
注文を決め店内に入ると、なんともいい感じのカウンター席のみの店内。この雰囲気…。ふらりと昼飲みに入って、ついつい暴飲暴食してしまいヘベレケになるタイプのお店ですよ。いつか必ず徒歩でお邪魔してお酒も飲まねば、そんなことを思いつつ着席します。
注文し、ふと上を見上げると厨房前にはホルモンメニューも貼ってありました。漢方豚さんだけでなく、漢方和牛もあり、なんとそのホルモンもあるようです。お酒を飲みに来た時のことを考え、写真を撮りつつ心のメモ帳にしっかりと記録。
ホルモンメニューを眺めて生唾を飲み込んでいると、ワタクシが注文した昼の部限定「一富士まんぷくセット(漢方豚中華そば+半チャーハン+餃子3ケ)」の中華そばが先に着丼しましたよ! 早速いただきましょう!
まずはスープを一口ごくり。嗚呼、旨い。ベースはスッキリとした醤油系の美味しい町中華屋さんの中華そばといったスープなんですが、背脂が非常にいい仕事をしてくれています。漢方豚さんの背脂なんでしょうか。甘みとコクがすごい。そしてこれだけ背脂をかけてくれているのに、全然ギトギトではないんです。脂じゃないような脂とでもいいましょうか。甘みとコクの調味料とでもいいましょうか。
そして麺もいいですよねぇ。The 町中華といったオーソドックスな中細縮れ麺。この麺にも背脂がからむわけですから、美味しくないわけがないですよ。
そして漢方豚さんのチャーシューもドーン! とのっています。画像からも伝わりますでしょうか。肉の繊維のきめ細やかな美しさ。もちろん、食べてみても納得。ホロホロ、そして噛みしめると口に広がるギュッと濃縮されたかのような豚の旨味。豚肉好きのワタクシ歓喜の美味しさです。スープも麺もチャーシューも美味しいなぁ、とズルズルパクパク食べていると…
セットの半チャーハンと
餃子も着丼しましたよ! もうすでに中華そばで漢方豚さんの実力が十分に分かっているわけですけれども、まずは評判の餃子からいただいてみましょう。
サクリ、ジュワワワー。皮を噛んだ途端に、まるで小籠包かと言わんばかり溢れ出る肉汁。上手に食べないと肉汁をこぼしてしまいそうです。そして噛むほどに美味しい肉汁と混ざって広がる具、漢方豚の美味しさ。餃子にも色々とタイプがありますが、肉汁タプタプ系、抜群に美味しい餃子です。これは評判になるのも、看板に書いてしまうのも頷ける美味しさですよ。
そしてパラパラのチャーハンもこれまた旨し。漢方豚さんを含め、具材をゴロゴロと大きめにカットしてくれているのも食べ応えがあって嬉しい。いや、ほんと漢方豚さんを、ラーメン・餃子・チャーハンと色々な形で味わえる「一富士まんぷくセット」。このメニュー、無敵のセットじゃないですか。ねえ。夢中でパクパク、ズルズルと食べすすめ…
最後には美味しい餃子をオン・ザ・チャーハンにするという贅沢な食べ方で満喫させていただきました。漢方豚さんありがとう!
ということで、あっという間に完食。大満足&豚肉好き大歓喜&大満腹のごちそうさまでした!
いかがだったでしょうか。漢方豚という豚肉の旨味を存分に味わうことができ、ホルモンも気になってしまった「中華食堂 一富士」さんのご紹介でした。気になった方は是非足を運んでみて下さいね。
●中華食堂 一富士●
〒983-0803 宮城県仙台市宮城野区小田原2丁目2−47