ソメイヨシノの開花が近付き、桜にちなんだ和スイーツを食べたい方も多いのではないでしょうか。

くず餅でおなじみの「船橋屋」の柴又帝釈天参道店では、2階のイートインスペースで昼食や甘味を楽しめます。こちらで今の季節にぴったりの「お花見あんみつ」を食べてきました。

柴又帝釈天参道の左側に、くず餅を買い求めるお客さんでにぎわう、船橋屋の立派な店舗があります。
右側にある入口から階段を登ると、2階は和モダンのインテリアが端正なイートインのスペースになっています。

木のぬくもり溢れるテーブルセットはゆったりした大きさ。落ち着いて憩いの時間を過ごせます。
店内の隅の床の間は、現在は桜の花が彩りを添えています。春のおもてなしにほっこりします。

桜のディスプレイに誘われて、この日は期間限定商品のお花見あんみつ（税込870円）を注文しました。
白蜜か黒蜜がセットで付いてきます。筆者は黒蜜をお願いしました。

すぐに運ばれてきたお花見あんみつは、真ん中にピンクの桜餡がこんもりと盛られています。その横には真っ赤ないちごと若葉色のキウイも添えられており、春の雰囲気満点です。

さらに桜の形のくず餅が二つ入っているのが、船橋屋さんらしくて最高！花弁の先がちゃんと割れているのが繊細です。

香り高い桜餡は、上品な甘さとほのかな塩気が絶品。船橋屋秘伝の黒蜜をたっぷりかけた、くず餅と寒天によく合います。
くず餅のさわやかさと、寒天のつるりとした食感を、桜餡がさらに奥深い味にしています。

いちごとキウイの甘酸っぱさは、春のフレッシュな空気をもたらす味のアクセントになっています。エンドウ豆のほくほくした食感にもよく合っていました。

お花見あんみつは3月末まで提供するとのこと。まさに桜を愛でる季節のあんみつです。

柴又帝釈天へお詣りの際には、船橋屋の柴又帝釈天参道店で春の香りの和スイーツを食べてみてくださいね。華やかで豊かな美味しさです！