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【町田市】ランチが880円!ビル3階なのに「次々とお客さんが入って来る」本格辛さの四川料理中華店

tamamim旅するフォトライター(町田市)

急に暑くなったり、かと思えば真冬の寒さに戻ったりとブーメランのような天気が続く中、麻婆豆腐が食べたくなり行ったのは【無名軒(むめいけん)】。小田急線町田駅から徒歩約6分、雑居ビルが並ぶエリアの3Fにある四川料理の中華店です。

ビル3階の赤いドアは少し入りにくい雰囲気ですが、ドアの隣に貼ってある「FC町田ゼルビア」のポスターから、町田市に根付いているということが伝わってきます。思いきってドアを開けて中へ。

厨房が見える狭い入り口の先へ進むと、中は意外と広くて明るい。窓側のテーブル席、個室ふうの奥まった席と居心地が良さそうな二人掛け・四人掛けのテーブル席が複数。

レトロなポスターや写真がいたるところに貼られていて、思わず見入ってしまう。

ランチは880円!7種類から選ぶ

ランチメニューはシンプルで、7種類のみです。ランチにはスープと漬物が含まれます(ラーメン除く)。

  • 牛肉の麻辣(マーラー)炒め
  • 油淋鶏
  • きくらげ豚肉と玉子炒め
  • 麻婆豆腐
  • 海老チャーハン
  • 坦々麺
  • 豚肉と野菜焼きそば麺

※ラーメン除く、スープと漬物を含む

それほど待たずに運ばれてきた麻婆豆腐。本格的な辛さが想像できる色ですね。大盛りご飯に麻婆豆腐、スープと漬物が付いています。

ひとくち食べると少し痺れるほどのピリッとした辛さ。「これこれ、この辛さを味わいたかった!」とフーフー言いながらご飯と一緒に食べると進む、進む...。


四川料理は他の中華料理よりも「辛い」イメージがありますが、それは地域に由来するという説があります。

辛い料理が多い理由として、四川の成都は盆地で湿気が多く、唐辛子に含まれるカプサイシンの効果によって発汗を促すことで健康を保つためだという説がある。スパイスを多く使うインド料理やタイ料理と同様、高温多湿の地域ならではの食の工夫がみられる。Wikipediaより

麻婆豆腐と一緒に合わせて食べたくなるのがチャーハン。同行者が選んだ「海老チャーハン」はこちらです。

カラッと炒めたご飯にぷりっぷりの海老がゴロゴロたくさん入っているのが嬉しい。

付け合わせのスープはまろやかで、麻婆豆腐の辛さを和らげるのにちょうどよく(笑)、漬物は海老チャーハンのアクセントになり、どちらも美味しかったです。

お冷ではなく麦茶というのも嬉しい。口の中がさっぱり。ごちそうさまでした〜。

気がついたら周囲にはお客さんが増えていて、どうやらリピーターさんの様子。ちらっと見たら「麻婆豆腐」の方もいましたが、「牛肉の麻辣炒め」も多数。次は「麻辣炒め」を食べてみたい。

痺れる辛さの麻婆豆腐と海老ぷりっぷりのチャーハンは時々通いたくなりそうな美味しさ。今記事を書きながらも「食べた〜い」と恋しくなっています(笑)。少し人通りの少ない駅から近いエリアに、ふらり立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

※表示価格とメニューは2024年2月時点のものです。

【無名軒(むめいけん)】
住所:東京都 町田市 原町田 6-17-19 町田6ビル 3F
TEL:042-727-8999
営業時間:11:30〜14:00 / 17:30〜22:00
定休日:日曜
駐車場:なし
アクセス:小田急線町田駅から徒歩約6分
URL:Instagram

旅するフォトライター(町田市)

旅ブログ「旅とカメラと日々の雑記帳。」にて旅のお役立ち情報を発信中。渡仏歴17回フランスの田舎を巡り暮らすように旅することも。Nikonのミラーレスカメラを愛用。行ってみたいと思えるような町田市の魅力をお届けいたします。第57/59富士フィルムフォトコンフォトブック部門優秀賞受賞。

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