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【京都市中京区】「これ美味い肉だよね」と大豆ミートの焼き鳥や肉を絶賛 日本古来の健康食和ヴィーガン

HOTSUU地域ニュースサイト号外NETライター(京都市)

 「この焼き鳥や焼き肉はほんとに美味いよね」と思わず店主に話しかけていました。ところがなんと材料はSoy meat(大豆肉)なのだそう。 一緒に食事に来たドイツ、フランス、アイルランド、中国の友人たちも絶賛でした。2024年2月25日に訪問したのは、高瀬川流れる木屋町にある「VEGAN IZAKAYA虹屋」です。

 この日は、雨の中でもインバウンドであふれる錦市場を堪能した後に同店へ。木枠にガラス張りの玄関には、「玄米だし茶漬け」と書かれています。席は高級な寿司店をおもわせるようなピカピカに磨かれたカウンター席7席のみ。

 カウンターの上には、厚揚げやなすの炊いたんなどおばんざいが並べられています。メニューには、おばんざい盛りやゆず豆腐と生湯葉、VEGANチーズ盛り、VEGAN焼肉やVEGAN焼き鳥、玄米出汁茶漬けといったVEGANメニューがずらり、ショコラ羊羹やグルテンフリー酒粕チーズケーキといったデザートもあります。

 ビール、ハイボール、焼酎などに加え、オーガニックワインやはっさくやミカンの梅酒など酒類も豊富に取り揃えてあります。植物由来の4種の食材から、天然国産素材のみで出汁を作り、その出汁に合う玄米を、農家から直接仕入れ、昆布出汁で炊くという「玄米だし茶漬け」がくせが強くない「これなら玄米苦手な人でも大丈夫な絶対美味いやつ」でした。

 「子どもたちの未来を創る和ヴィ―ガン 玄米出汁茶漬け」と書かれた名刺をくださったオーナーの木村匡宏さん本人がヴィ―ガンであることもあって、ヴィ―ガン料理を提供することで、虹屋は「子どもたちの未来を創る」を理念に運営され、地球環境と動物を守る活動を行っています。

 木村オーナーは「肉や魚などを使用しない精進料理は日本に昔からあるヴィーガン料理です。本料理の出汁は、香りを大切にし、他の食材の邪魔をしないようにする為、時間を掛けてじっくり戻し煮立たせない調理法で、香り高く奥深い味わいを実現します。玄米と一緒に出汁茶漬けにすることにより、胃腸や身体にも良い。虹屋では、日本古来からの健康な食事を『和ヴィーガン』として見直してもらい、お客様の健康と地球環境に貢献したいのです」と語って下さいました。

 ヴィーガン(ビーガン)とは、肉や魚、卵、乳製品などの動物性食品を一切食べず、レザーや羽毛のような動物由来の製品も消費しない人、またはそのライフスタイル(菜食生活)のことです。食べられる食材には、野菜や果物、穀類やナッツ類、海藻、キノコ類など、植物性の食品であれば特に制約なく口にできます。

 木村オーナーによると「ヴィーガンになる理由は、倫理的な理由や、環境保護、健康志向など人それぞれ」なのだそうです。社会をより持続可能なものへと導いていける可能性があるという理由から、今注目を浴びていますね。

 席が7席ですので、ご予約の上お立ち寄りくださいね!

「VEGAN IZAKAYA虹屋」(外部リンク)京都市中京区南車屋町287 木屋町会館1階 075-741-7411

地域ニュースサイト号外NETライター(京都市)

 「YAHOO!ニュース ベストエキスパート2024 地域クリエーター部門 特別賞」を受賞 京都をこよなく愛する地域ニュースサイト号外NETの京都市担当タウンクライヤ―です。四国から大阪の元地方紙記者。観光ガイドをしながら京都時空観光案内2024(観光ガイドのための京都案内マニュアル)全19巻や「やさぐれ坊主京を創る 前田玄以の生涯」(京都文学賞一次審査通過)はじめ、京都を題材にした小説なども執筆しています。

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