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【都城市】『島津発祥の地は都城』の意味がようやく分かった!島津荘誕生1000年記念展『島津荘』

ベーグル犬885地域情報発信ライター(都城市・三股町)

 こんにちは、ベーグル犬885です。

 先日令和5年度都城島津伝承館特別展「島津荘~平安・鎌倉期における南九州と都城~」およびの関連講演会に行ってきました。

特別講演会「島津氏と島津荘」

11月4日に行われた講演会がウェルネス交流プラザで行われました。

 講師の東大名誉教授の五味文彦氏のお話は、ユーモアのあるエピソードを沢山交えながら、広く深い知識を惜しみなく語ってくださり、とても興味深かったです。時間が足りないくらいでした。

 前回の展示の『北郷氏誕生』では”都城島津家の誕生について”とてもよくわかる展示でした。都城の歴史についてまだまだわかっていない筆者にとっては、今回の展示もまたまた、「へぇ〜?!そうなんだぁ〜…」と感心してしまうことばかりでした!

令和5年度都城島津伝承館特別展

「島津荘~平安・鎌倉期における南九州と都城~」

 万寿年間(1024年〜1028年)、都城地域の人々と太宰府や摂関家との結びつきによって、島津荘が誕生しました。
 その後島津荘は、皇族や藤原家、平氏一門といった、ときの権力者との関わりを持ちつつ、急激に拡大を続けました。その結果、南九州の過半が島津荘の荘域となり、日本最大の荘園となりました。この島津荘が誕生して1000年を迎えます。これを記念し、本展では、平安〜鎌倉における、こうした島津荘をめぐる朝廷・貴族や幕府と、南九州や都城地域との関わりについて、国宝「島津家文書」をはじめとした貴重な文化財を展示しながら紹介します。(チラシの紹介文)

 これを読んだら行きたくなりませんか?ちょうど1000年前に始まった都城の開拓。

場所:都城島津伝承館 展示室 

   〒885-0055 宮崎県都城市早鈴町18−5

電話:0986-23-2116 ファクス:0986-36-4019

会期:令和5年10月14日(土曜日)から11月26日(日曜日)まで

休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌日)

観覧料:一般:400円(300円)大学生・高校生:300円(200円)中学生以下無料

※()内は20名以上の団体料金

※本宅の見学には別途110円が必要

観覧無料の日

※11月3日(金曜日・祝日)と11月23日(木曜日・祝日)は観覧無料

※会期中、受付で都城市立美術館特別展「アルフォンス・ミュシャ展」の利用半券を提示した人は、観覧料に団体割引を適用します→100円引き

1000年前の都城ちょっとリアルに

  筆者にとっては、平家とか藤原氏等と島津氏の関連が知る事ができたのがとても興味深かったです。歴史の教科書ではいつもぶつ切りで暗記する傾向があったので、ひとつの場所(都城及び南九州)から見た日本の歴史の1000年を振り返ることができました。

 会場では分かりやすく解説してくれるビデオも流れているので、教科書では学ぶことができない最新の研究も映像で知ることができましたので、なおさら歴史をリアルなものとして感じることができました。

 太宰府から派遣されて荒野(都城盆地)を開発したと言われる平季基は、都城盆地を見て、荒野にがっかりしたのか、可能性を感じたのか、想像してみたらますます興味が湧きます。現在の郡元の辺りには大きな住居跡も新たに見つかっているらしいので、今後の発掘調査が楽しみです。

 興味がある方はぜひ!!

菊花展もやっていました!

島津邸の園内では秋の風物詩の菊花展も島津邸で開催されていました。

【施設概要】
都城島津伝承館
住所:〒885-0055 宮崎県都城市早鈴町18-5(→MAP
〈お問い合わせ〉

電話:0986-23-2116 

ファクス:0986-36-401
ホームページ:https://www.city.miyakonojo.miyazaki.jp/site/shimazu/

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地域情報発信ライター(都城市・三股町)

都城在住。都城盆地で生活している中で出会った人・もの・出来事や美味しい食べ物について主婦目線で発信しています。趣味:料理・地形図鑑賞(今昔比較)・散歩。

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