「宅配ピザが届かない地域に、おいしいピザを届けたい！」

SNSで話題の「旅するピザ屋さん」が、2024年も上田市に来てくれました。昨年、初めて長野県を旅していらしたときに、長野朝日放送が紹介していましたよ。

そのお店の名は「Mt.富士PIZZA」。富士山の麓から、本格ピザ窯を積んだキッチンカーで日本中を移動しています。

昨年に続き、先月から長野県内を旅しているピザ職人は「てめちゃん」です。

「Mt.富士PIZZA」がSNSでバズっているのは、業態のユニークさだけが理由ではありません。とにかく美味しいからです。（以下、ピザのサンプル画像5枚は「Mt.富士PIZZA」からご提供いただきました。）

ピザ修行でイタリアに留学された「てめちゃん」は、公式ピザ職人「ピッツァイオーロ」に認定されています。師匠はなんと“ピザ発祥の地”ナポリで、ピザ協会の理事も務めていらっしゃる方だそうですよ！　

日本人が毎日、白いご飯を食べるように、ナポリの人々は毎日のようにピザを食べます。「Mt.富士PIZZA」が目指しているのは、毎日食べても飽きないような、ご飯のようなピザです。

こだわっているのが「生地」。国産の小麦や、富士山の雪解け水を使って、48時間以上も熟成させています。固くもなく、しょっぱくもなく、油っぽくもなく、優しく、香り高く、ほのかに甘い生地です。

トッピングも生地を楽しめることを第一に、油っこくならないように考えられています。だから毎日でも食べられるような、ヘルシーなピザなのです。

最新のメニューは画像のとおりです。ピザは1枚の直径が30cmで、2～3人前のサイズです。前日までに電話予約しておくことも可能です。

注文したのは「秋富士」と「辛富士」のハーフ&ハーフ。かぶりついた最初の印象は「軽い！」でした。これなら本当に、毎日でも食べられそうな気がしましたよ。

食べ終えて特筆すべきと感じたのは、ピザの縁の部分です。気になって調べてみたところ、焼き上がったときに高く盛り上がった縁（耳）の部分をイタリアでは「コルニッチョーネ」と呼び、これがナポリ流ピザの大きな特徴であり、職人の腕の見せ所だそうです。

腕の確かなピザ職人が焼いた生地の縁（耳）には気泡がしっかり入っています。また、発酵で生地が薄くなった部分に黒い焦げができることがあり、これは生地が十分に発酵した証となります。機会がありましたら「てめちゃん」の焼いた実物でお確かめください。

2024年「てめちゃん」長野県の旅は、確定している範囲では以下の日程です。伺ったところでは2025年の春まで、長野県内のあちらこちらに行ってみたいとのことです。

●10月の予定●

• 10月11日（金）から14日（月）：上田市「くらしの広場 あさかわ」
• 10月16日（水）から17日（木）：王滝村「JA木曽 王滝生活店」
• 10月18日（金）から20日（日）：木曽町「ホームセンターミスズ」
• 10月22日（火）から23日（水）：小谷村「おたり名産館」
• 10月24日（木）から27日（日）：白馬村「ハピア A・コープ 白馬店」
• 10月29日（火）から31日（木）：松川町「キラヤ大島店」

●11月の予定●

• 11月1日（金）から3日（日）：阿南町「豊本ホーエイ」
• 11月4日（月）から6日（水）：佐久市「シューマート佐久平店」
• 11月8日（金）から10日（日）：喬木村「Ａ・コープ たかぎ店」
• 11月12日（火）から14日（木）：原村「Ａコープ原村店」
• 11月15日（金）から17日（日）：上田市「Ａコープコアしおだ店」
• 11月19日（火）から21日（木）：千曲市「シューマート更埴店」
• 11月22日（金）から24日（日）：伊那市「お茶屋いちえ」

営業時間は日によって異なりますので、公式フェイスブックかインスタグラムでご確認ください。出張先や行楽先で、黒塗りのキッチンカーと巡り合えるかもしれませんね。

また「Mt.富士PIZZA」では、駐車スペースを貸していただける「宅配ピザが届かない」地域のお店を探しています。公式フェイスブックからコンタクトをお願いします。