名古屋市西区にあるカフェ「SWING BY」。パン職人として12年のキャリアを持つオーナーと、犬好きな夫婦が営むこのカフェは、訪れる人々に特別な時間を提供しています。オーナー夫婦の「いつかカフェを開く」という長年の夢が形となり、これまでの間借り営業やシェア食堂で培った経験が詰まった、温かく洗練された空間です。

グランドオープンから順調に営業を続ける中、新たな魅力を引き立てる2つの新メニューが登場しました。今回はその味わい深い内容と、さらに充実したお店の雰囲気についてご紹介します。

≪前回記事≫
【名古屋市西区】自家製酵母パンと香り豊かなコーヒーでひと息、名古屋新スポット「SWING BY」（カイン） - エキスパート - Yahoo!ニュース

新メニュー1：ハーブチキンのフォカッチャサンド（税込1,100円）

低温調理でしっとり仕上げたハーブチキンに、タイム、バジル、オレガノの香りが重なり合う絶妙な一品。ルッコラやチーズが加わり、バジルソースとブラックオリーブの自家製ソースが、爽やかで奥深い味わいを引き立てます。隠し味としてオレンジが使用されており、軽やかな酸味がアクセントに。

このフォカッチャは、間借り営業時代に提供されていた「生ハムのパニーニ」をベースに進化したもの。当時はコッペパンに近いパンを使用していましたが、現在は自家製酵母による長時間発酵を取り入れた、オリジナルのフォカッチャに。しっかりとした味わいながら軽やかでヘルシー、どんなシーンにもぴったりな一品です。

新メニュー2：サワードゥブレッドのチーズトースト（税込580円）

午後3時から提供される「サワードゥブレッド」を使用した一皿は、発酵種から手間ひまかけて作られる特別なパン。ゴルゴンゾーラ、クリームチーズ、シュレッドチーズが贅沢にトッピングされ、さらにハチミツと黒コショウが加わることで、甘じょっぱさがクセになる味わいに仕上がっています。

サワードゥブレッドとは、発酵種サワードゥを日本で言うぬか漬けのように常在菌を発酵させるパンの製法のこと。時間をかけて熟成させることで、独特の風味と食感が生まれます。このパンは、切れ込みが入れられており、ナイフでも食べやすい工夫がされています。甘いだけではなく、ほんのり効いたスパイスが大人の味わいを演出し、午後のカフェタイムを彩ります。

心地よさを追求した空間

「SWING BY」の魅力は、味わい深いメニューだけではありません。店内には、オーナーのコレクションであるビンテージポスターが飾られています。洗練された雰囲気がさらに引き立ち、訪れる人々をリラックスさせる空間が広がっています。

また、心地良い音楽が流れ、シンプルながら統一感のあるインテリアと相まって、落ち着いたひとときを過ごすことができます。一人でも家族連れでも、誰もが快適に過ごせるよう配慮された席の配置も魅力のひとつです。

進化し続ける「SWING BY」

新メニューに加え、従来のスイーツのミニサイズバージョンも登場しています。「SWING BY」は、訪れるたびに新しい楽しみと発見が待っています。オープン以来の人気メニューであるフォカッチャサンドや、午後にぴったりのサワードゥブレッドなど、どの料理もオーナーのこだわりが詰まっています。

進化し続ける「SWING BY」で、特別な時間をぜひ体験してください。