今回のお店は、グーグルマップでお店探しをしていて発見したところ。ネット情報であまりの安さに驚きまして、「でももしかしたら、選ばれた人のみしか利用できないのでは……」とビビり、お電話したところ「一般の方でもご利用していただけますよ」と教えていただいたので、それなら！ と行ってまいりました。時間がギリギリでいろいろアセッたり、慌てたりしつつも、おいしいランチをいただけましたよ。

こちらが今回お伺いした「京都大学生活協同組合 南部食堂」さんの入り口。京都大学医学部構内にある南部生協会館の中にある食堂でございます。最寄り駅は京阪の神宮丸太町駅。北東に徒歩10分ほどの場所になります。京都大学の敷地内に足を踏み入れるだけでも、ちょっとだけ緊張していたのですが、仕入れていた情報によると営業時間は14時まで。このときすでに13時56分くらい。初訪問ということで勝手もわからず「も、もう無理よね、きっと……」と弱気になっていたところ、一人の青年（おそらく京大生）が、なんのためらいもなくスタスタスターッと店内へ。「こここ、これを逃してはいけない！」と、不審がられない適度な距離を保ちつつ、しかし若干足早に入店しましたよ。

なかはこんな感じで広々〜。この写真は帰り際にパチッと撮ったものですが、入ったときも終了間際の時間でしたので、ほとんどお客さんはおられませんでした。しかし、ランチタイムにはかなり混雑すると思われ。お電話で問い合わせたときには「京大生の方が優先ですが、どなたでもご利用いただけますよ」とのことでした。ちなみに写真左手にはコンビニっぽい店舗もあったような。とか言うてるうちに、青年はズンズン進んでいきます。待って〜〜！

店の奥まで進んでトレーを取ってたので、そのままマネしてましたら、壁にこんなものが。ふむふむメニュー決めてからトレーを取って列に並ぶのね、ってもうトレー取ってるし！ 閉店間際で行列がないので、そういうことになってるのか、と思ってたら、青年はもう先へと進んでおります。

青年が向かった先がここ。メニュー案内を見てって、どこにあるんですか〜〜と思ってたら、あら！ カウンターの上あたりに写真が貼ってあるじゃあーりませんか。

近寄ってみたら、どうやらこれがメインのメニューってことのよう。ここから選べばいいのね、とやっと少し落ち着きかけたら、スタッフの方からどれにしましょう、とお声が。えええーっと、サササバで！ となんとか答えると、ご飯は？ と矢継ぎ早に次の質問が。ご飯はいる、いるけども、いるかいらんか聞いてるのそれともサイズ！？ と泡食ってたら、スタッフの方が丼とお茶碗を手に「中はこっちで、小はこれ」と優しく教えてくださいました。んじゃ、中で、とオーダー。やっと落ち着けると思いきや、さっきの貼り紙を思い出して小鉢！ どこにあるの〜と思ったら！

カウンター後側にこんな感じで小鉢が並んでおりました。まだ気持ちがアセってるので、よくわからんまま納豆をトレーへ。つ、次は何すればいいの！

進んだ先にはお支払いが待っておりました。「レジ故障中」の貼り紙がありましたが、スタッフの方がレジをやってくださって、無事お支払い完了。閉店時間間際でしたが、なんのストレスもなくお支払いまで進むことができました。青年よ、そしてスタッフの方よ、ありがとうございます。というわけで、こうなればあとは空いてる席に座って、おいしくいただくだけ。

レジのすぐ後ろには、こんな感じで温かい＆冷たいお茶のサーバーも用意されておりました。そして分かりづらいですが、左手には塩、醤油、ソース、ドレッシングなどの味変アイテムも完備。利用したい人はここでかけていけばOKですね。

というわけで、閉店間際一人で勝手に大慌てしながらオーダーしたのがこちら。鯖生姜煮、ライス中、味噌汁、納豆というランチセットとなりました。これがですね、なんと締めて401円でございます！ ありがたい！ありがたすぎる！！ 学生さんメインの食堂なので、これくらいのお値段なんでしょうが、一般利用者からすると「ありがた〜い」と藤岡弘、さん的なつぶやきも漏れるってもん。 お味もフツーにおいしくて、しっかり満足のランチとなりました。

こちらが内訳です。ホントお安いですよね。重ねてですが、基本は京大生の方が優先とのことですので、そこんとこよろしく。とはいえ、一般の方ももちろんOKとのことでしたので、お近くに来られた際には学生気分でのご利用も楽しいのでは、と。ホームページを見せていただくと、メニューを選んだら、合計金額と栄養素もわかっちゃったりするので、こちらで予習してからいくのもいいかもです！