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【目黒区】学芸大学駅近「中華料理 二葉」、閉店ギリギリまでお客様が絶えない人気店

Chikuwa地域ニュースサイト号外NETライター(東京都目黒区)

時々無性にチャーハンが食べたくなります。高級食材をふんだんに使ったものではなく、シンプルで昔ながらのチャーハンです。

昭和世代が思い描く中華料理店のチャーハンを食べさせてくれそうなお店として、目を付けていたのが学芸大学駅東口徒歩約1分のところにある「中華料理 二葉」。

ずっと前からここで食べてみたいと思いながら、なかなかタイミングが合わず、訪れるときはいつも休業日かランチ終了後でした。

今回ついに、ランチタイムに間に合いました!

昭和レトロな店構え、食品サンプルが並ぶショーウインドウが郷愁を誘う「中華料理 二葉」

ショーウィンドウに並ぶ食品サンプル。中華料理といいつつも、オムライスがあるところが日本的、町中華の王道です。

フジテレビ系列でかつて放送されていた「とんねるずのみなさんのおかげでした(2016年6月24日取材)」で取り上げられ、「きたなトラン」の「きたな美味い店三ツ星」に輝いている「中華料理 二葉」。

ショーウィンドウに認定書やトロフィーが飾られているのも昭和っぽくていい感じです。訪れる度に、このショーウインドウのレイアウトやディスプレイもちょっとずつ変えているようでした。

古い店構えですが、いつもきれいに掃除されていて清潔感があります。

ランチライム終了1時間前ですが、店内はほぼ満席

ランチタイム終了時間の約1時間前、14時ぐらいに来店。店内はほぼ満席でした。

テーブル席の他、小上がりの狭い座敷があり、小さなちゃぶ台とザブトン4枚が置かれ、お子様連れなら4名ギリギリ座れるぐらいのスペース。

昔の町中華や食堂にあった懐かしい景色に胸が熱くなります。

お値段も学芸大学駅前とは思えないようなリーズナブルさです。

訪れた日はちょうど口が「チャーハン」になっていたので、迷わず注文。

「きたなトラン」では、タンメンが「きたな美味い店三ツ星」を獲得していましたが、店内を見渡すとほとんどの人がオムライスを注文しているようです。

中華料理店で洋食の王道が提供されている、というのが実に町中華らしいですね。

シンプルだけど味付けは濃いめでしっかり、イメージ通りの「チャーハン」でした

チャーハン
チャーハン

私の注文したチャーハンが到着。ごはんはやや硬めに炊きあげられており、ほどよくパラパラに炒めてあります。

しっかりとした味付けでパンチもあり、こういうチャーハンが食べたかったという味わい。想像を裏切りません。

海老チャーハン
海老チャーハン

同行人は海老チャーハンを注文。写真ではわかりにくいですが、海老がたっぷり使われています。なかなかの贅沢さ。

餃子もいただきましたが、外はパリッと中はジューシーで、キャベツのざくざくとした食感がたまりません。思わずビールを注文したくなります。

お隣のテーブルでオムライスを食べている方をこっそりのぞき見。黄色い薄い卵に美しくくるまれたケチャップライス、卵の上にたっぷりかけられているケチャップなど、たまらなく食欲をそそります。

真っ赤な福神漬けが添えられているところも、実に町中華らしい。次は絶対オムライスを食べたいと思いました。

あのビジュアルを見てしまうとどのお客様もそう思うのでしょうか。「中華料理 二葉」でオムライスを注文する人の割合が圧倒的に多いのは、意外にそんな理由なのかもしれません。

閉店15分前でも途切れないお客様

お客様が一組帰ると、またすぐに次のお客様が来店。「閉店まであと15分ですけど」と店員さんが声かけますが、帰る人はいませんでした。

短時間でかきこむように食べることになるはずですが、それでも食べたいということなのでしょうね。

外観や内観は古くても、清潔感があり、落ち着いた雰囲気の「中華料理 二葉」。地元から長く、老若男女問わず愛され続けている「町中華」の王道をぜひ、皆さんも楽しんでみてはいかがでしょうか。

次回はぜったいオムライス、食べたいです。

【店舗概要】
中華料理 二葉
営業時間:昼 12時~15時(L.O.14時45分)、夜 17時~21時(L.O.20時45分)、火曜定休
※土曜日は15時まで
住所:東京都目黒区鷹番3丁目3−17
問合せ先:03-3712-4152

地域ニュースサイト号外NETライター(東京都目黒区)

コピーライターからWebライターへ転身。アロマセラピスト・整体師としても時々活動しています。趣味はカンフー(八卦掌・長拳)と古代史(関裕二先生のファン)。目黒区の魅力やおもしろいところを発信していきます。取り上げて欲しい目黒の穴場や情報もぜひお寄せください!

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