今年のAppleEventは9月13日木曜日 午前2時(水曜日の深夜) iPhone買い方ガイド
KNNポール神田です。
毎年、恒例の秋のApple Eventの正式な発表日が掲載された。
2018年9月12日水曜日午前10時(米国太平洋夏時間:日本時間9月13日木曜日午前2時)である。
https://www.apple.com/apple-events/september-2018/
すでに、製品群はほぼ確定といっていいほどリークされており、発表で確認するのは、正式なモデル名称、予約日、発売日、価格の4点ほどだ。
かつての完全秘密主義のAppleではなく、計画的に正しいリーク情報を専門メディアにリリースしているとしか思えないほどのリーク情報の正確さだ。
筆者が頻繁にApple米国本社に通っていた頃(1995年〜2000年代)は、リーク情報の違いによって、情報漏洩の部署が判明し、部署のトップの首が飛ぶというような残虐なリーク情報による解雇が行われていた。掲載する側もリーク情報の見極めが大変だった。
しかし、ティム・クック体制に変化してからは、製造するところも一緒、リークされる情報も安定してきており、もはや、次のiPhoneへの宣伝活動の一環としてメディアも組み込まれていることだろう。
リプレース市場とリセール市場のApple
もはや、Appleの新製品の買い替え(リプレース)対象は、2モデル以前(2年前)のカスタマーである。つまり、iPhone6Sや iPhone6のユーザーである。2年以上が経過し、毎日使っているとバッテリーもお役目ごめんになりかけ始めるからだ。
しかし、2018年の12月31日まではAppleの『バッテリー交換』があるので早めに交換(3200円)は、すぐにでもお願いしておいたほうが良い。できれば9月13日以前に! 混雑するからである。
しかし、バッテリー交換がいくら安いといっても、その交換の間、現在使っているスマートフォンが使えないというのは不便である。近くにApple Storeがないところはさらに郵送対応でしかない…。
iPhoneを使い続けるその理由
AppleのiPhone製品の場合は、統一されたiOSのおかげで、使い方にほとんど悩むことがない。Android OS製品はメーカーごとのアプリが邪魔をして、ランチャー画面が変わったり、操作方法の誤差に悩むことがしばしばある。電話とブラウザだけでよければ、安価なAndroid OS製品がたくさん揃うが。メーカーが変わると?なシーンが多々だ。
Apple製品では、メールもカレンダーも音楽も写真もApple製品のアプリを使えば快適な環境を生む。Googleのアプリ郡を同居することももちろんできるが、それであればAndroid OSの方が快適なはずだ。しかし、iPhoneのiOS環境においてのGoogleアプリ郡も慣れてしまえば、変わらぬ操作で使えるからAndroid製品のバラバラハードウェアよりもiOS製品の限られたハードウェアのほうが使いやすいことが多い。Googleが自らのAndroidのハードウェア製品を、とても本気で販売しているとは思えない。
世界最高の今年のモデルを買う理由
最新型のiPhoneを持つということは、先進的なテクノロジーを、いつでも手のひらで使うことができることだ。おそらく、世界で最新で最速のスマートフォンであることに間違いはない。そして最速のハードウェア環境で動くということだ。しかし、近年はイヤフォンジャックがない…、ホームボタンがディスプレイ、顔認識が標準装備、ベゼルが限りなくなくなる…など、最新ハードウェアが果たして最適なのか?という疑問も抱きつつある。
それでも、iPhoneの良さは中古市場(リプレース)での値段の高さがある。ある程度の中古ならば、安易に買い取り価格がわかる。ガラス割れ、水没、付属品ケースの有無などがあってもだ。さらに、二次流通のメルカリやヤフオクなどであれば、プロ業者の買い取り価格と売価とのちょうど中間の価格が設定されるようになってきた。つまりiPhoneの買い取り価格の上昇に寄与しているのだ。
一年前の型落ちを狙いたい!
今年は、iPhone Xs シリーズかiPhone 9 と呼ばれた機種が発売されてからのそれらの二次流通品を狙うつもりだ。たったの1年待つだけで、6〜8割も安い価格でiPhoneのリユース品を購入することができる。
もしくは、しっかりと2年間以上使うのであれば、どこの携帯会社に縛られることのない、最初からSIMロックフリーのApple Storeで0%ローンが始まったのを利用し24回払いにするのが筆者のおススメだ。
SIMロックフリーの端末のほうが、リセール市場でも高く売買されているからだ。
そう、Appleの製品は買っておしまいではなく、使い続けても、残存価値があるので、使っていないApple製品は早めにリセール市場に出し、Appleの新製品か、1年落ち製品への投資にふりわけるべきなのである。