【小学生】文句を言う子は「理由を聞くこと」が効果的！「協調性を育む」ために教師の実践した３つの方法

教育／子育て／学校

6/22(土) 5:01

子どもが「わかんない」「嫌だ」と文句を言うと、つい叱ってしまいがちです。しかし、そんな時こそ子どもの気持ちに寄り添うことが何より大切なのです。今回は、文句を言う子供の共通点と、協調性を育む接し方を3つ紹介します。

文句を言う子どもは、自分の気持ちを素直に表せず、言葉で抵抗を示す傾向にあります。つまり、その言動の裏には、何らかの要求や不満があるのです。ただし、子ども自身もその理由を明確に自覚していないことが多いのです。

それでは、こういった子供へはどうしたらいいのでしょうか?効果的な方法を3つ紹介します。

1．まず子どもの気持ちを聞く

子どもが文句を言った時は、まずその理由を聞きましょう。子どもの気持ちに寄り添い、なぜそう感じたのかを一緒に考えることが大切です。

「○○ちゃん、なぜ嫌なの?お母さんによく話してごらん」

「だから言っただろう。文句を言うんじゃない!」

子どもの気持ちの理由がわかったら、次はその気持ちに共感することが重要です。子どもの立場に立って考え、思いを受け止めてあげましょう。

「○○ちゃんの気持ち、わかるよ。確かにそう思うのも無理はない」

「そんなことで文句を言うなんて、おまえは甘えているだけだ」

最後に、気持ちの要求に対する解決策を一緒に見つけていきます。子どもの意見も尊重しながら、お互いが納得できる方法を導き出しましょう。

「じゃあ、どうすればみんなが納得できるかな?○○ちゃんの考えも聞かせて」

「もういいから。私が決めたことに従うんだ」

子どもが文句を言った時は、まず子どもの気持ちに寄り添い、その理由を聞き入れることが何より大切です。さらに子どもの思いに共感し、最終的には解決策を一緒に見つけていく。こうした対話を通じて、子どもは他者の気持ちを考えられる協調性を身につけられるはずです。

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