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【なぜスーパー戦隊は世界で語り継がれるのか?】星獣戦隊ギンガマンの物語と愛され続ける魅力とは?

二重作昌満博士(文学)/PhD(literature)

皆さま、こんにちは!

文学博士の二重作昌満(ふたえさく まさみつ)です。

秋らしい爽やかな空気を日々感じられるようになりましたが、

皆さまいかがお過ごしですか?

さて、今回のテーマは「森」です。

神奈川県平塚市ゆるぎの里「きさわ」内にて筆者撮影
神奈川県平塚市ゆるぎの里「きさわ」内にて筆者撮影

「森」とは皆さまご存知のとおり、たくさん樹木が茂り立つ所(広辞苑)。

訪れる人々を包み込むようにたくさんの木々が立ち並び、多種多様な植物だけでなく、そこに暮らすたくさんの動物や虫達の姿を観察することができます。

神奈川県桜川市「雨引山楽法寺」内にて筆者撮影
神奈川県桜川市「雨引山楽法寺」内にて筆者撮影

私達が暮らす日本という国は広大な海に囲まれた島国ですが、その国土の70%は山岳地帯であり、なんと3分の2が森林です(※森林面積は約25万平方km(=2500万ha))。また日本の自然は春夏秋冬から成る四季にも恵まれているほか、国立公園も全国で34カ所指定されており、合計面積は約219万ヘクタールで国土面積の5.8%を占めています。こうした日本の豊かな自然は、我が国の生物多様性にも大きく貢献したほか、風俗習慣や信仰、清少納言の「枕草子」を筆頭とする文学の世界にも多大な影響を与えました。

栃木県日光市「日光東照宮」内にて筆者撮影
栃木県日光市「日光東照宮」内にて筆者撮影

都会の喧騒を離れて「森」に足を踏み入れると、気持ちがリフレッシュされて心が洗われたような気持ちになりますが、こうした自然豊かな日本の「森」といかに共生し、また気候変動が著しい昨今の地球環境において、いかに日本の「森」を持続的に保全していくのかが、今後の我が国の課題といっても過言ではありません。

福島県「芦ノ牧温泉大川荘」にて筆者撮影。
福島県「芦ノ牧温泉大川荘」にて筆者撮影。

おカタい話はこの辺にして・・・。この自然豊かな「森」ですが、我が国が世界に誇る特撮ヒーロー番組の舞台としても度々活用されてきました。ある時はヒーロー達を癒やす安らぎの場所として、またある時は食べると危険な果実が実る植物が生い茂った魔空間としても描かれる等、多種多様な「森」の形が描写されました。

そんな「森」が舞台となった数ある特撮ヒーロー番組の中で、特に「森」と極めて深い関係にあったのが、スーパー戦隊シリーズ第22作『星獣戦隊ギンガマン(1998)』でした。

炎や風、水、雷や花といった超自然的な力を宿した彼らの故郷は「ギンガの森」と呼ばれる神秘の森でした(ウルトラマンを筆頭に宇宙からやって来るヒーローや、高度な科学技術で誕生した都会的なヒーローが多い中、森からやって来たヒーローというのは、当時子どもだった私自身もかなり斬新だと感じたものです)。

しかしそんな「ギンガの森」からやって来たギンガマン達ですが、とある理由から故郷であるギンガの森と引き裂かれ、故郷に思いを馳せながら地球を守る戦いに身を投じることになります。

今回はそんな神秘に溢れた物語、『星獣戦隊ギンガマン(1998)』の伝説を少しだけ、辿ってみたいと思いますー。

※本記事は「私、アニメや特撮にくわしくないわ」という方にもご覧頂けますよう、可能な限り概要的にお話をしておりますので、ゆっくり肩の力を抜いて、気軽にお楽しみ頂けたらと思います。

【銀河を貫く伝説の刃!】133代目の継承者!星獣戦隊ギンガマンってどんなスーパー戦隊?

さて本記事では、『星獣戦隊ギンガマン(1998)』の物語に触れていきますが、その前に少しだけ、スーパー戦隊シリーズについてご紹介させてください。

「5人揃って、ゴレンジャー!」スーパー戦隊シリーズ第1作『秘密戦隊ゴレンジャー(1975)』(筆者撮影)
「5人揃って、ゴレンジャー!」スーパー戦隊シリーズ第1作『秘密戦隊ゴレンジャー(1975)』(筆者撮影)

シリーズ第1作『秘密戦隊ゴレンジャー』が1975年に放送が開始されて以降、『太陽戦隊サンバルカン(1981)』、『忍者戦隊カクレンジャー(1994)』、『特捜戦隊デカレンジャー(2004)』、『海賊戦隊ゴーカイジャー(2011)』、『王様戦隊キングオージャー(2023)』、そして最新作『爆上戦隊ブンブンジャー(2024)』まで全48作品がこれまで放送されてきました。

スーパー戦隊シリーズ第21作『電磁戦隊メガレンジャー(1997)』。本作は近未来的な「デジタル」をモチーフに、5人の高校生と優秀な科学者によって編成されたスーパー戦隊だった。(筆者撮影)
スーパー戦隊シリーズ第21作『電磁戦隊メガレンジャー(1997)』。本作は近未来的な「デジタル」をモチーフに、5人の高校生と優秀な科学者によって編成されたスーパー戦隊だった。(筆者撮影)

そんな数あるスーパー戦隊シリーズの中で、森からやって来た神秘の戦士達の活躍を描いたのが、シリーズ第22作『星獣戦隊ギンガマン(1998)』でした。

『星獣戦隊ギンガマン』(左)は、1998年2月22日から1999年2月14日まで全50話が放映された。日本での放送終了後、「Power Rangers」(右)と題して米国で放映された。
『星獣戦隊ギンガマン』(左)は、1998年2月22日から1999年2月14日まで全50話が放映された。日本での放送終了後、「Power Rangers」(右)と題して米国で放映された。

先進的なテクノロジーである「デジタル」をモチーフとした前作(第21作『電磁戦隊メガレンジャー(1997)』)とは大きく変わり、本作のモチーフは銀河の平和を守るために戦う神秘の動物達、すなわち「星獣」と呼ばれる架空の生き物でした。

星獣とは、銀河の各惑星が生み出した神秘の動物達。平和を乱すバルバンから宇宙を守ることを使命としており、ギンガマンの良き相棒となってバルバンと戦う。写真のギンガレオンはギンガレッドのパートナーである。
星獣とは、銀河の各惑星が生み出した神秘の動物達。平和を乱すバルバンから宇宙を守ることを使命としており、ギンガマンの良き相棒となってバルバンと戦う。写真のギンガレオンはギンガレッドのパートナーである。

ギンガマン達はこの「星獣」達と力を合わせ、地球を壊滅させようと企む宇宙海賊バルバン(悪の組織)と戦いますが、本作はいわば神秘に満ちあふれたファンタジー。まるでお伽噺の絵本を読んでいるかのような、摩訶不思議な物語が毎週展開されました。

むかしむかし、3000年前のことー。銀河の星々を荒らし回る魔神海賊集団「宇宙海賊バルバン」が地球にやって来ました。弱者をいたぶり、破壊と略奪を行う冷血な集団である彼らの前に現れたのは、初代ギンガマン達ー。

ギンガマン達とバルバンとの激しい戦いの末、ギンガマンはバルバンを海底に封印し、初代ギンガマン達は故郷である「ギンガの森」に戦士の証である「星獣剣」を残していったのでしたー。

ギンガマンに変身する戦士の証である「星獣剣」。3000年前、星獣から初代ギンガマンに与えられた剣であり、地球の自然から与えられた星の力「アース」を正しく使える者が使用可能である。
ギンガマンに変身する戦士の証である「星獣剣」。3000年前、星獣から初代ギンガマンに与えられた剣であり、地球の自然から与えられた星の力「アース」を正しく使える者が使用可能である。

それから3000年後の現代ー。海底地震の影響で封印が解かれ、バルバンは復活。自分達を封印したギンガマンを憎むべき最大の敵として、「ギンガの森」に侵攻を開始します。正に「3000年の憂さ晴らし」ですが、彼らの目的は復讐だけではありません。バルバンの狙いは「ギンガの森」に眠る強力なエネルギーでした。

そんな彼らと戦うことになったのは、3000年の時を超えて第133代目の継承者となった、現代に生きる5人のギンガマン達。ギンガマンはバルバンを「ギンガの森」から退けますが、それは決して生易しい撃退劇ではなく、大きな悲しみを伴うものでした。

3000年の時を経て、133代目の継承者となったギンガマン。星の力「アース」と星獣から授かった「星獣パワー」を駆使して、生きとし生けるすべての者をバルバンから守り抜く。
3000年の時を経て、133代目の継承者となったギンガマン。星の力「アース」と星獣から授かった「星獣パワー」を駆使して、生きとし生けるすべての者をバルバンから守り抜く。

ギンガレッドはバルバンとの戦いの中で、愛する兄を地割れの中に失います。さらに、大悪党集団であるバルバンによって「ギンガの森」の莫大なエネルギーが悪用されることを危惧した森の長老(オーギ)は、5人のギンガマン達にバルバンを倒す使命を託して、森をそこに暮らす人々もろとも石化し、森を封印するという苦渋の決断を下します。森と長老達はたちまち石となってしまい、「ギンガの森」は湖底へと沈みますー。

ギンガマン達は愛する人々もろとも沈みゆく故郷を後に、バルバンとの激しい戦いに身を投じていくことになったのでしたー。

ギンガマンと共に闘う5体の星獣たちが強化された姿である銀星獣(怪獣型ロボット)が「星獣合体」することで誕生する銀河獣士がギンガイオーである。「アース」を最大限に発揮し、幾多のバルバンの刺客を撃破した。
ギンガマンと共に闘う5体の星獣たちが強化された姿である銀星獣(怪獣型ロボット)が「星獣合体」することで誕生する銀河獣士がギンガイオーである。「アース」を最大限に発揮し、幾多のバルバンの刺客を撃破した。

その後、居場所を失ったギンガマン達は「シルバースター乗馬倶楽部」で生活をしながら、現代っ子で伝説を信じない勇太少年と、絵本作家である彼の父親(青山晴彦)と触れあいながら、次々と訪れる戦いの試練を乗り越えていきます。

とはいえ、ギンガマン達はまだ若き戦士達。故郷を想うあまりホームシックにかかったり、人々の関心を集めたいあまりに力を乱用してしまったり、石になって沈んだ愛する女性(婚約者)に想いを馳せたりと、彼らの内に秘める苦悩や精神的な未熟さも描かれました。しかしギンガマン達は幾多の戦いを乗り越えながら、一人前の戦士として成長していきました。

ギンガグリーンことハヤテは、冷静沈着なクールタイプ。しかし彼にはミハルという将来を誓い合った女性がおり、バルバンの攻撃がなければ結ばれていた。彼女の前で奏でる笛の演奏は心を和ませる。トマトが大嫌い。
ギンガグリーンことハヤテは、冷静沈着なクールタイプ。しかし彼にはミハルという将来を誓い合った女性がおり、バルバンの攻撃がなければ結ばれていた。彼女の前で奏でる笛の演奏は心を和ませる。トマトが大嫌い。

確かにギンガマン達は「ギンガの森」を失いましたが、彼らは決して5人だけで戦ってきたわけではありません。5人の良きパートナーである星獣や勇太少年達をはじめ、生死不明だったギンガレッド(リョウマ)の兄・ヒュウガが6人目の戦士である「黒騎士・ブルブラック」となって戦いに加わったことで、バルバンが送り込む悪しき刺客を次々に打ち破っていきました。

バルバンの襲撃で落命したと思われたギンガレッド(リョウマ)の兄・ヒュウガは、黒騎士(ブルブラック)と呼ばれる戦士に救われるも、肉体と精神を利用されていた。しかし自由の身となり、ギンガマンと共闘する。
バルバンの襲撃で落命したと思われたギンガレッド(リョウマ)の兄・ヒュウガは、黒騎士(ブルブラック)と呼ばれる戦士に救われるも、肉体と精神を利用されていた。しかし自由の身となり、ギンガマンと共闘する。

激しい命懸けの死闘の末、ギンガマン達はバルバンを壊滅させることに成功。地球に平和が戻ったことで、石化し湖底に没していた「ギンガの森」も復活。ギンガマン達は長老をはじめ、大切な人達と再会を果たすことができたのでしたー。

時は流れ・・・上述したギンガマン達の活躍は1冊の絵本となって、スーパー戦隊を愛する青年の手の中にありました。絵本のタイトルは「星の伝説」、作者は青山晴彦。ギンガマンと心を通わせた、勇太少年の父親でした。

今日という日は、明日の伝説(レジェンド)ー。

133代目の戦士であり、使命を終えて森へと帰っていったギンガマン達の活躍は、また新たな世代へと語り継がれていたのでしたー。

2011年放送のスーパー戦隊第35作『海賊戦隊ゴーカイジャー』では、歴代のスーパー戦隊達が登場する。本作第20話「迷いの森」において、ギンガマン達の活躍は「星の伝説」という1冊の絵本となっていたー。
2011年放送のスーパー戦隊第35作『海賊戦隊ゴーカイジャー』では、歴代のスーパー戦隊達が登場する。本作第20話「迷いの森」において、ギンガマン達の活躍は「星の伝説」という1冊の絵本となっていたー。

上述してきた『星獣戦隊ギンガマン(1998)』は、国内での放送終了後に海外へと進出。1999年に『Power Rangers LOST GALAXY』と題して米国で放映されました。日本版の『ギンガマン』がファンタジー溢れた作風かつ、雄大な自然の神秘を描いていたのに対し、本作では宇宙に浮かぶ人工都市(スペースコロニー)を舞台に、ギンガマン達が宇宙昆虫軍団から人々を守るという、日本版とは大きく異なる物語が展開されました。

『ギンガマン』は国内放送終了後、『Power Rangers LOST GALAXY』と題して1999年に米国で放送開始。宇宙を舞台とした前作『IN SPACE』(左)を継承し、本作の舞台は宇宙都市。
『ギンガマン』は国内放送終了後、『Power Rangers LOST GALAXY』と題して1999年に米国で放送開始。宇宙を舞台とした前作『IN SPACE』(左)を継承し、本作の舞台は宇宙都市。

また米国でのギンガマン達の大活躍はこれに留まらず、2014年に米国で放映された『Power Rangers SUPER MEGA FORCE(海外版『海賊戦隊ゴーカイジャー』)』では、敵の大軍勢に立ち向かう後輩のゴーカイジャー達を助けるために、歴代のレンジャー達と共にギンガマン達も加勢する展開が描かれました。

海外版ギンガマンである『Power Rangers LOST GALAXY』放送終了後も、以降の『Power Rangers』シリーズにおいて、後輩達のピンチにギンガマン達は大活躍した。
海外版ギンガマンである『Power Rangers LOST GALAXY』放送終了後も、以降の『Power Rangers』シリーズにおいて、後輩達のピンチにギンガマン達は大活躍した。

『Power Rangers SUPER MEGA FORCE』本編では、レンジャーキーと呼ばれる歴代戦隊を模した鍵状の人形が登場して玩具化されたが、ギンガマンチームも勿論ラインナップされた。
『Power Rangers SUPER MEGA FORCE』本編では、レンジャーキーと呼ばれる歴代戦隊を模した鍵状の人形が登場して玩具化されたが、ギンガマンチームも勿論ラインナップされた。

現在にかけて、ギンガマン達は米国内でオリジナルコミックや玩具等の商品が発売されています。私も日本とハワイの二カ国を拠点に生活をしていますが、アメリカでは現役のスーパー戦隊と共に、過去に放送された戦隊ヒーロー達の玩具が、Macy's等の大型デパートや、Walmartといったスーパーマーケットでも気軽に購入できるので、生活雑貨や食料品の買い出しにスーパーに行ったら、予期せぬ形で過去の戦隊ヒーローと再会なんてこともしばしばです。

『Power Rangers』シリーズはテレビ放送だけに留まらず、現在にかけてコミックスを舞台に歴代戦隊の活躍が続いている。『ギンガマン』の黒騎士・ブルブラックがアメコミの表紙を飾るのも現地ならでは。
『Power Rangers』シリーズはテレビ放送だけに留まらず、現在にかけてコミックスを舞台に歴代戦隊の活躍が続いている。『ギンガマン』の黒騎士・ブルブラックがアメコミの表紙を飾るのも現地ならでは。

日本市場は現役のスーパー戦隊が玩具売り場を占めるのに対し、米国では歴代戦隊が売り場でその存在感を発揮してきた。販売店もスーパーにデパート、ディズニーワールド等のテーマパークと多岐に渡っている。
日本市場は現役のスーパー戦隊が玩具売り場を占めるのに対し、米国では歴代戦隊が売り場でその存在感を発揮してきた。販売店もスーパーにデパート、ディズニーワールド等のテーマパークと多岐に渡っている。

「ギンガの森」を飛び出し、日本を舞台に地球を守ったギンガマン達ですが、今や世界で活躍するヒーローになったといっても過言ではないと思います。

もしかしたら今日も、今を生きる子ども達をはじめ、幼き日にギンガマンを応援していた大人達の側にいて、みんなを見守っているのかもしれません。

『星獣戦隊ギンガマン(1998)』の放送から26年が経ちましたが、ギンガマン達が紡いできた星の伝説が、これからも新たな世代へと継承され、永遠に輝き続けていくことを願っていますー。

最後までご覧頂きまして、誠にありがとうございました。

(星獣戦隊ギンガマンを視聴するなら)

東映特撮ファンクラブ(TTFC)(外部リンク)

(国内の観光名所 アクセス)

○神奈川県平塚市ゆるぎの里「きさわ」

・〒259-1204 神奈川県平塚市上吉沢

・URL:ゆるぎの里「きさわ」・吉沢八景 | 観光スポット | 湘南ひらつかナビ|平塚市観光協会 平塚観光情報サイト(外部リンク)

○雨引山楽法寺

・〒309-1231 茨城県桜川市本木1
・TEL:0296-58-5009

○日光東照宮

・〒321-1431 栃木県日光市山内2301

・TEL:0288-54-0560

○会津芦ノ牧温泉 大川荘

・〒969-5147 福島県会津若松市 大戸町大字芦ノ牧字下平984

・TEL:0242-92-2111

(参考文献)

・飯倉晴武、「日本人のしきたり」、青春出版社
・環境省自然環境局国立公園課、「未来に引き継ぐ大自然 日本の国立公園」、環境省

・一般財団法人国土技術研究センター JICE、「国土を知る / 意外と知らない日本の国土 山や森林」:https://www.jice.or.jp/knowledge/japan/commentary07(外部リンク)

・環境省、「国立公園一覧 」:https://www.env.go.jp/nature/nationalparks/list/(外部リンク)

・菅家洋也、「講談社シリーズMOOK スーパー戦隊シリーズMOOK スーパー戦隊 Official Mook 20世紀 1998 星獣戦隊ギンガマン」、株式会社講談社

・中村公紀、「愛蔵版 海賊戦隊ゴーカイジャー超全集」、小学館

博士(文学)/PhD(literature)

博士(文学)。日本の「特撮(特殊撮影)」作品を誘致資源とした観光「特撮ツーリズム」を提唱し、これまで包括的な研究を実施。国内の各学術学会や、海外を拠点とした国際会議へも精力的に参加。200を超える国内外の特撮・アニメ催事に参加してきた経験を生かし、国内学術会議や国際会議にて日本の特撮・アニメ作品を通じた観光研究を多数発表、数多くの賞を受賞する。国際会議の事務局メンバーのほか、講演、執筆、観光ツアーの企画等、多岐に渡り活動中。東海大学総合社会科学研究所・特任助教。

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