冬本番を迎えて、外を歩いていると日中でも凍えるような寒さ。「お腹も心も温かくなるものを食べたい」と思っている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は名古屋市内でいただける、筆者イチオシの「温かいうどん」をピックアップ！名古屋めしの一つ・味噌煮込みうどんはもちろんですが、カレー煮込みや鍋焼きなど個性的な一杯をご紹介したいと思います。

カレー煮込みうどん 鯱市　ベジタブルカレーうどん

味噌煮込みうどんで有名な山本屋が展開する、カレー煮込み専門店「カレー煮込みうどん 鯱市」さん。どろっと濃厚なカレーうどんに、極太麺を合わせて、各種トッピングも充実しています。

筆者おすすめは「ベジタブルカレー煮込みうどん」です。なんとカレー煮込みうどんの中に、ごろごろと野菜が投入されています。その様はまるで札幌名物の"スープカレー"!?（とろみがある点では全然違いますが）

嬉しいのは野菜のボリューム。1種類の野菜でも2〜3個投入されており、とても食べ応えがあります。濃厚なカレーに、みずみずしい野菜が良いアクセントになってくれます。

そして何といってもたまらないのは、スープと麺の相性です。歯応えがものすごい極太麺が濃いカレーとよく絡んでくれて、思わずため息が出るほどの美味しさ...!! カレーを啜れば啜るほど、スープの奥深い味わいの虜になってしまいます。

まるいち　ピリ辛味噌煮込みうどん

天白区の老舗うどん屋「まるいち」さん。多くのリピーターさんに愛される看板メニューが独自のメニューである「ピリ辛味噌煮込みうどん」です。

一見すると普通の味噌煮込みうどんに見えるのですが、食べ進めると結構辛い！しかし、このじんわり押し寄せてくる辛さに病みつきという常連さんが続出です。

表面上のものではなくて、ピリ辛さがしっかりとスープに溶け込んでいます。スープを飲めば飲むほど、体の中からポカポカしてきます。甘いスープも他のお店では味わえないクセになる味わいで、思わず夢中で飲み進めてしまいます。

そしてそんなスープと一緒にいただくのがこねる・打つ・切る全て手作業のこだわった、純手打ち麺は食べ応え抜群！最後にとっておきの卵を溶かしたら、辛さの中にまろやかさが加わり、スープを一気に飲み干して大満足間違いなしです。

登起乃庵　デラックス鍋焼きうどん

天白区にある町の麺処「登起乃庵（どきだいあん）」さんのおすすめは、デラックス鍋焼きうどんです。グツグツと提供され、蓋を開けると良い香りがフワァ〜と広がる瞬間がたまりませんよね！

お店によって、出汁や醤油の使い方が分かれる鍋焼きうどん。登起乃庵さんはキリッとした味付け。しかしそれでいて濃すぎず、飲み進められる良い塩梅となっています。

麺はふわふわ。味噌煮込みはコシがあるうどんを使いますが、鍋焼きとなると柔らかい方が主流ですよね！この違いも不思議ですが、やはり染み入るような美味しさの鍋焼きには柔らかいうどんが合います。

デラックスというだけあって、海老天やお餅などトッピングも豪華です。鍋焼きの出汁を吸った海老の分厚い衣と、麺にひっつくトロトロのお餅がまた美味しいです。

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