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【モノ語り#26】分割型パームレストは便利かと思いきや意外と使いにくかった

ばんかデジタル型モノカキー

そのモノが、良いとか、悪いとか。それはもういいかなって。伝えたいのは、ぼくにとって、なんなのか。いわゆる "レビュー記事" とは違った、ぼくの道具にかける想いをただただ自分勝手に語る「モノ語り」。どうぞお付き合いください。

今日は、最近買ったパームレストのご紹介を。買ったは良いけど、正直パッとせず、若干公開している代物だ。

HHKBを外出先でつかえるように、持ち運びに便利なパームレストを探していた。そこで見つけたのが、この「分割型」のパームレストだ。

通常パームレストといえば、一本の板になっている。しかし今回のものは、その板を2枚に切り分けたようなものになっている。大きさも、手首をひとつ置くだけのスペースしかないほど小さくてコンパクトだ。

しかもこの商品は、持ち運び用のケースまでついている。ストラップ付きのハードケースで、ちょっとやそっとの衝撃ではどうにもなりそうにないぐらい頑丈だ。

ぼくが望んだ通りのプロダクトだし、満足はしている。——が、いくつかの点では納得がいかず、ちょっと自身でカスタマイズして使っている。

ひとつは、板の底面だ。商品には付属で、カーペットのような素材のシートが入っている。これをつけることで、テーブルなどを傷つけることなく、スライドさせて移動しやすくすることができるんだという。

たしかに分割型のパームレストには「横幅の遊び」がないので、手首を動かすことができない。そのため、パームレスト自体を左右にスライドさせられるほうが便利だ!…というのが理屈だろう。

しかしこれが逆効果。つるつると滑ってしまって、安定してタイピングができず、ただただ使いづらくなってしまう。なのでぼくは、100均で買ってきた滑り止めを貼り付けて使っている。

もうひとつ。この板は、なかなかに傾斜が鋭い。奥側から手前にかけて徐々に下がっているのは、一般的なパームレストの仕様だが、このパームレストは特に急なのだ。

そのため、ちょっとでも手首を後ろに下げてしまうと、手がガクッと下がってしまって、パームレストとしての役割を失ってしまう。

だから使うときは、キーボードとパームレストにすこし間を空けるようにしている。ちょっと距離を離すことで、【command】【C】といったショートカットキーが使いやすくなる。

とまぁ。セパレート型のパームレストはなかなかに曲者で、手放しにおすすめできるものではなさそうだ。一癖も二癖もあって、感覚に慣れるまでにはすこし時間がかかってしまう。持ち運びを目的にしないのであれば、おとなしく一枚板のパームレストを買ったほうが良さそうだ。

今日もお付き合いいただきありがとうございます。

まだこれが「最高!」という気持ちになっていないので、もし「持ち運ぶなら、こっちがおすすめ」というものがあれば、ぜひ紹介してほしい!そろそろ素材も、木材以外のものも検討するべきときかなぁ。

デジタル型モノカキー

月間50万PVを達成する「あなたのスイッチを押すブログ」の中の人。Webディレクター・デジタルマーケターとしてサラリーマンをやりつつ、個人でメディアライターとして活動をするパラレルキャリア。 「フクザツを分解し、カンタンに再構築」をモットーに、ブログや企業メディアでライティングをしています。商品レビュー・記事制作・メディア運用のご依頼を承っていますので、お気軽にご相談ください。 お問い合わせは各種SNSからご連絡ください。

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