東京は14年ぶりのポカポカな師走の入りに?今度の冬将軍の襲来はいつ?
関東以西はポカポカな師走の入り
きょう12月1日(日)は、師走の入りです。タイトル画像にある通り、寒気の影響で、日本海側では雲が広がっていますが、関東から九州にかけては、日差しがたっぷりの師走のスタートとなっています。きょう1日(日)の予想最高気温は、関東から九州で15度以上の所が多く、東京も17度で、日中はポカポカな陽気となるでしょう。
東京は14年ぶりのポカポカな師走の入りか?
東京の予想最高気温をみてみると、きょう1日(日)とあす2日(月)は17度、あさって3日(火)は20度で、季節外れの暖かさとなるでしょう。その後も7日(土)までは平年より高く、15度以上が続く見込みです。
東京で気温の観測が始まった1875年以降、12月1日から5日以上連続で、最高気温が15度以上となった年は、以下の4回しかありません。
もし今年が予想通りに、7日(土)まで15度以上が続くならば、2010年の1週間連続と並び、14年ぶりのポカポカな師走の入りともいえるでしょう。
また2010年は、師走に入る前の11月28日から10日連続で15度以上となりましたが、これは11月下旬以降における15度以上の連続記録となっています。上図にある通り、今年は11月27日から15度以上が始まっていて、もし7日(土)まで続けば、11日連続となり、こちらは11月下旬以降としては、2010年より長く、連続記録の更新ということになります。
今度の週末8日(日)頃には、強烈な寒気が襲来か
上図は上空1500メートル付近の寒気の予想です。関東以西では、おおまかに-3度以下が師走の目安、-6度以下が真冬の目安となります。きょう1日(日)は寒気が北日本止まり、その後5日(木)頃にはやや南下しますが、これも日本海側止まりとなる予想です。
そして注目は今度の週末です。7日(土)は大規模な寒気が日本海に大きく南下し、8日(日)にかけて、日本列島をすっぽりと覆う予想です。関東以西にも、いよいよ真冬の目安となる-6度以下の寒気が今季初めて南下するでしょう。西日本の日本海側でも一斉に初雪となる可能性があり、北陸などの平地では大雪となるかもしれません。
東京の予想最高も8日(日)には13度となっていて、この寒気の襲来で、15度以上の連続記録には、終止符が打たれることになりそうです。