【伊勢崎市】待望のぶどう販売が始まりました!朝の「ぶどう街道」は行列ができるほど大盛況です!
長年愛されている「宮郷地区のぶどう」の販売が始まりました!今回は、その直売所である「種なしぶどうのみよこの店」さんをご紹介します。
県道駒形柴町線沿い、田中町から稲荷町までの区間に8つのぶどう屋さんが軒を連ねるこの辺りは、通称「ぶどう街道」と呼ばれています。その中間地点にある「種なしぶどうのみよこの店」さん。こちらは1970年から販売を始め、今年で54年になるそうです。販売所の周りには見渡す限りのぶどう畑があり、近隣の方も道を通るたび「早く収穫できないかな~」と心待ちにしているのだそうです。
鮮やかな黄緑色が特徴の高級品種シャインマスカット(1kg¥3200)。巨峰がぶどうの王様と呼ばれるのに対して、シャインマスカットは「ぶどうの女王様」とも呼ばれています。そんな王様と女王様の味比べができるセットの商品(¥1500~2000:重さにより変動)もありました。
「種なしぶどうのみよこの店」さんの主力商品は、巨峰とシャインマスカット。その他、この日はサニードルチェ、紅伊豆などが並んでいました。他にも、雄宝、クイーンニーナ、ナガノパープル、ブラックビート、マスカットベリーAなど、収穫できたものから店頭に並んでいるとのこと。こんなに沢山のぶどうの種類があることにとても驚きました。
ぶどうは10年近く成長すると、販売に適したぶどうが収穫できるそうです。鳥や虫に食べられないようにすることと、太陽の強い直射日光に当たらないようにするため、収穫前のぶどうには丁寧に袋が被せてありました。袋の洋服を着ておめかしをしているかのように、綺麗な姿になっていました。
筆者は、自宅用に「紅伊豆」(¥1100:重さにより変動)を購入。初めて食べましたが、初々しい赤紫色の皮を剥くと、中からみずみずしいジューシーな果肉が出てきました。とにかく甘い!そして美味しい!!
三代目の宇野さん。お忙しい中、丁寧にご対応いただきありがとうございました。
ぶどう作りの歴史を伺ったところ、もともとこの辺りは田んぼで米作りをしていたそうです。しかし、土地とお米が合わず良いお米ができなかったとのこと。そこで、地域の農家さん達が集まって相談し「ぶどう栽培」に舵を切ったところ、この土地とぶどうの相性がとても良く、美味しいぶどうが収穫できるようになったそうです。
現在「種なしぶどうのみよこの店」のぶどう畑では、新たな品種を栽培中とのこと。なんとその数約20種類。「この宮郷の土地にどの品種が適しているのか」また「お客様に喜んでいただけるぶどうを作りたい」と、日々試行錯誤を繰り返しながら取り組んでいるそうです。代々続くぶどう農園を守りながら、新しい挑戦を続ける「種なしぶどうみよこの店」から今後も目が離せません。
《店舗情報》
【店名】種なしぶどうのみよこの店
【住所】伊勢崎市宮古町242-1
【電話】080ー2015ー4127
【営業時間】午前10時~午後6時
【定休日】無
【メール】czi03371@nifty.ne.jp
【駐車場】有
※営業時間は、その日のぶどうが終わり次第終了となります。
※地方発送可能です。
※現店舗は今年最後となり、来年度からはすぐ隣に新店舗オープン予定です。