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根元で切らないで!もっとお得に!豆苗は3回収穫できる裏技【野菜のプロ】農業女子歴15年が伝授

榎本房枝農業女子/野菜ソムリエプロ

野菜の価格が高いときの節約の見方で、大人気の豆苗。農家なので、我が家は野菜を購入することはほぼないのですが、端境期の時期に一番ひんぱんに買うのが、豆苗です。というのも、3回楽しめるのでとってもお得だからというのが理由です。

購入してきたら、袋から出してキッチンへ

いつでも、サッとつかえるように袋から出して、そのままキッチンハサミでチョキチョキとカットしてまずは、軽く湯がいておひたしなどに使います。

このカットする場所が重要です。一番下の豆があるギリギリ根元ではなく、少し上のわき芽がついてるところを残してカットするのです。

すると、青いマークをしてあるところのわき芽から、どんどん成長して次の豆苗が収穫できるのです。農家ならすぐにそのわき芽はわかるのですが、一般の方でもよく見ればすぐにわかると思います。

2回目はこんな感じに!

ちょっと購入してきたときよりは、密集度合いが少ない感じですが、これが2回目の感じです。赤で囲っている場所が最初にカットした部分の長さなので、わかりやすいかと思います。そのため、2回目をカットするときにはこの最初のカットした部分よりも少し上をカットしてください。

最後の3回目は、まばら!

さすがに3回目になると、まばらになってしまいます。ここが限界です。味もおちるので、早めに食べきってください。キッチンに置いておきながら、少しずつカットして汁物などの浮き身などに使用するなどちょっと緑が欲しいときに重宝します。

いつもお肉などが入っていたトレイに!

いつもお肉などが入っていたトレイに入れて再生させていたのですが、先日すてきな「たて置きスタイル」を教えていただきました。つっぱり棒をタテ(70cm~110cmサイズのものを使用)、キッチンに置いておくスタイルの「tatecco」というものを知りました。これなら、豆苗はピッタリフィットするし縦置きなので場所を取らずに楽々に再生栽培できます。

我が家のキッチンはちょっと暗い場所になってて陽当りが悪いので、トースターなどが置いてあるリビングに設置しました。豆苗再生が終わっても、小物入れになるのでちょっとした調味料などの置き場になり、とても便利です。

平安伸銅工業株式会社「tatecco」公式オンラインストア

株式会社村上農園公式サイト

※記事の内容は記載当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

※今回、平安伸銅工業株式会社さまより「tatecco」・株式会社村上農園さまより「豆苗」を提供いただきました。本記事制作にあたってはガイドラインに基づき公平中立に制作しています。

※この記事には個人の見解を含みます。

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農業女子/野菜ソムリエプロ

農業女子(農水省・農業女子プロジェクトメンバー)、農業内外の様々な企業とのコラボで、使いやすい商品開発をし、職業としての農業と、野菜の魅力を社会に発信中。農業女子としてメディア実績多数。農作業着など現場の意見を取り入れてもらい「ワークマン公式アンバサダー」として、商品開発あり。保有資格:野菜ソムリエプロ、調理師、フードアナリスト2級。

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